台風の後、特にアンテナが狂ったようには思わなかったのだが、地デジNHKで時々思い出したようにブロックノイズが出てるとワイフが言い出して、それからどんどん症状がひどくなったので、再び屋上に登った。
地デジ用アンテナは、相当古くなっていてかなり痛みが激しいが、用は果たしている。地デジアンテナの指向性は、衛星ほどはシビアでない故、前回、向きがギリギリで拾っていたか。フィックスさせたワイヤーが緩んで、微妙にずれたのかもしれない。 iPhoneで使えるマップアプリ関係はどれも、今いる地点から特定の地点への方位を読むことは出来ないので、コンパスソフトで火山島の位置と別のピークを合わせて、原始的な三角測量的にこの位置からの方位を決めた。 ブロックノイズは何分かに1回ぐらい生じていたので、その間にフィックスワイヤーを張り直したり足したりして補強をした。風速50m超える状況などに遭遇すると、フラットな屋根だとコンベンショナルな四足のアンテナステーは、強固に固定するのは案外難しいのだ。
前々から思っていたが、地デジはアンテナが近距離の強電界はともかく、一定距離離れると災害時とても弱い。豪雨の空中密度が高くなるとあっさり受信不能になる。衛星もよほどでかいパラボラ立ててない限り映らなくなるが、まあ、災害時、災害ニュースが見られなくなるのは困る。ネットも止まっている場合があるだろうし、東日本大震災のときにワンセグで映像を見て避難した人も多い。 車のカーナビには地デジがついているが、家で見ようといちいち取外して持ってくるなんてのはまあありえない。改めてワンセグ見られる「テレビ」を買うというのもアホらしいので、iPhone/iPadで地デジが見られるガジェットで適当なものを探した。 実売価格が¥1K以下なので試しに買ってみた。車用なので、室内ACソケットで使うにはAC-シガーソケットアダプターが必要になる。ただ上記のワンセグチューナーは消費電力が0.5Aなので、安い1A製品で十分だろう。使ってみないとわからないとは言え、この手のものは、耐久性は期待しない。あっけないほど簡単に壊れても値段なりだと、ユーザーが納得する値段になっていることの方が多い。