ホルスター型のiPhone6s Plusケースを使いだして2年近く経つのだが、鎖骨を折ってから暫く使わなくなっていた。どうしても鎖骨側にストラップが来るのが不安で、その間、iPhoneをバッグなどに入れたりしていたが、今は、元通り使用している。こういうのも、細かいことだけれど、復調の流れの結果ではある。
iPhone6 Plusを使い始めたときに、ケースに悩んだ。いやどんなものに入れておいても良いのだが、普段何処に持っているかという問題。フィールド動き回っているときにポーチに入れておくのが普通の発送なのだろうけど、それを持ち歩くこと、取り出すことかなり面倒くさい。夏場、Tシャツとかはポケットがないので、腰にポーツ着けてフィールドを動くのはずっとやっていたが、かなり大きなものを使う必要があるし、取り出す時面倒くさいし、バッグの中だと気が付かないことも多い。 それでホルスター型のケースを探した。
うわお。イタルアン! 「高級イタリア製ダブルバットレザー使用。」金に糸目をつけなければ、オサレなホルスター型の製品はそれなりに出ている。ちょっと使えるブランドの700cのクロスバイク中古フレームとか買えてしまう。とても買える値段ではない。
他にも類似の廉価品は結構ある。エキサイトの仕様で、ファッションやバッグ関連のライフログ検索ができないので、ここには貼らないが、全体的にスマートじゃないし、やたら色々詰め込めるようになっていたり、スマホ入れると袋の下の部分がバタンバタンばたつきそうな感じ。
サバイバルゲーム用のGun用ホルスターを改造するとかいろいろ考えた。どれも上からジャケット着てもかなりかさばる。夏は暑苦しくて大仰。Gun用ホルスターっぽく見せようとするものはどれも肩のストラップのボリュームが大きすぎて、邪魔だし、威圧感がある。
で、冒頭の画みたいになった。取り付け方が分かるようにわざわざ裏から写しているが、軽量のライブカメラ装着用ステーにスマホ用袋状のケースを傑作するという方法。私が最初に購入したときには全部で1,200円かからなかった。ストラップ型ケースだと、案外ちょっと俯いただけでスマホが飛び出て落下する。ポーチの方は、マグネットボタン式のストラップがついていて、マジックテープやボタン式よりも、動作がスマート、何より安いのが、良いなと。ポーチには丈夫に小さなカラビナとベルト通し用の部分の両方が付いていて、前者に後者を結索バンドで着けるのにとても都合が良い形状だった。
ともあれ、「ゼロ・コンマ2秒、空前の早抜き」とか練習したりしないし、ダブルホルスターにしたりしない。
ちょっと前に、知人から、同じものを作ってくれという話が初めて出た。その人は銃関連のホルスター型製品の高額さもよく理解している人で、安さと大仰にならないものを私同様、考えていたようだ。「面白いこと考えるなぁ」てなかんじで、私以外の人間から初めて評価をもらった。ホルスター型スマホケースは、高いものを手に入れると、私はこんな高い製品まで購入して、こうやってスマホを所持しています、みたいな電波が出すぎるので、どうも居心地が悪いなぁというのは私の勝手な感じ方。
これを使っていて、銃社会のアメリカなどでシチュエーションによっては、スマホを取り出す場合、ヘタすると撃ち殺されるので、十分に注意する必要があるというジョーク付。いや、ジョークじゃないか。
国内外で有名な狩猟、銃捕獲の専門家が、私のこれを見て「いや、c_Cさん、国内では拳銃所持は駄目ですよw」と笑っておられた。いや、本当。日本でもギャングスターは簡単に手に入れて振り回す状況にはあるが、でも、基本法律がそうなっているという、その部分だけはありがたい規制の歴史と法律のある国でよかったと思う。少なくとも、学校で乱射事件がある心配は、頭の隅から通常は排除できるし、すれ違いざまに頭に一発みたいな犯罪からは、特殊なリーグに関わらなければまあ無縁でいられる(はず)。
日本では江戸時代から銃は、基本、狩猟を業とするものの道具であり、獣害圧力に抗する農具の側面も大きかったままで、敬意してきている。1970年代にレジャーハンターが生み出されて以降、猟銃事故や別れようと逃げ出した愛人をライフルで撃ち殺した猟友会関係者の話なども出るようになったが、アメリカの重犯罪とはモードが異なる。銃の使用目的自体、護身用というモードが日本には存在しない。このまま社会において武器ではないことが前提の社会が望ましい。
銃狩猟の高度化が必須となりつつある一方で、警察が、規制を緩めることはなくかなり色々仕掛けて、企業舎弟含め、銃狩り努力行っている状況はむしろありがたいと思っている。人となりと用法が明確な道具としての申請は実は、むしろ緩和されている印象で、警察も何が何でもという状況ではない。ただ、有害捕獲を底支えしている高齢者の維持負担が大きくなり銃を手放す人が増え、一方で狩猟圧をかける後進が間に合わなくなる過度期問題は生じている。ただ、後者の問題は切り離して考える必要があるし、技術と経験は、現行の猟友会捕獲の技術的限界が明らかになっている状況で、今後、現行の狩猟者プラスアルファを積んでいく必要が、ますます大きくなっている故、きちんとした研修システムや保全生態学的知見等の補完等、国や自治体が負担できるかとか課題は多い。
一方では、農村や山林の環境は絶対数捕獲が要らなくなる状況とは間逆であるわけで、本来なら獣類の移動コストを下げ、餌供給ギャップ環境である林道や林分のフラグメンテーションは減少させる必要がある。林道が特異点化するのは、シカによる林床採餌の効率の良さや観光地での人の動きなどを思えば当然予測される。サルが林冠の葉の採餌を始めればシカが殺到するなど、本来、幾つかのプロセスがないとありえないけれど、それが揃ってしまう場合もある。そのことについての観察は私自身でも、野鳥ひっくり返すと10年以上経過しているが、シカを交尾行動対象(交尾対象とは書かない)にとしてしまうサルの個体が発生するには、ある意味十分な時間かもしれない。これについては、情報をもう少し整理した上で、どこかで書こうかなと思っている。
法令違反銃猟者からの摘発も進んでいる。もっと緩和してくれみたいな声も、ゆるゆるだった時期を謳歌した高齢ハンターから上がるが、私に言わせればそれくらいの管理、してもらわなくてどうするんだ、みたいなレベルの話が多いようにも思う。それでも、業務ベースで考えれば、離島など射撃練習など負担は大きく、趣味による投資をされた方々の資材や技術、ボランティアに頼った鳥獣管理っていうのは、やはり、色々問題は多いと思う。この分野に限らず、研究などの分野でも「あの人達は好きでやってるんだから」っていうのほど、失礼な話はない場合もある。
取り敢えず、プロ意識の高い狩猟者ほど、アマチュアや趣味人との差別化が出来る故、深い銃管理意識とともに、厳格に管理することは、当たり前と考える人が私の観測範囲では普通である。当たり前だが、それに助けられている。