久しぶりに遠出した。なんか、チャリンコ漕いでいたら、ここに着いてた、みたいなのが理想だが、残念ながら、そんなわけはなく、飛行機乗り継いだ。
普段、全く見ない風景や食べ物に出会って、色々興奮した。
山との距離、地形、空間、切り立ったそれほどは高くない山の間の猫の額みたいなところに棲んでいるような構造とは全く違っていて、見るものが全て新鮮だった。
本州に入ると割りと内陸を飛ぶコースだったりするのだが、三陸のリアス式海岸の一分を眺めながら。
戻って私の顔を見ると、安心したようにすぐにパトロール出かけようとするチコ。「本当にね、今の今まで僕の部屋で父さんの帰りを待っていたんだよ。」と長男。5日間家を開けたからそれなりに思うところは有ったようだ。それでも彼は「家族」が多いし、皆、普段通りだから、私の身は大丈夫だと思っていたろう。
割とすぐに戻ってきて、私の毛布の上で爆睡してしまった。「養父は元気で家が良い」を地で行くやつ。彼は暑がりなので、通常は、体が温まると移動するのだが、ずっとここで眠っているので、そっと起こして毛布を敷直して、床に入った。直ぐに彼は私の足の間のいつもの位置に体を横たえると、しっかりしがみついてすぐに動かなくなった。私も気を失うように眠りについた。ここ数週間の無理が一挙に体を襲った。
まだ自転車乗りの感が戻らないので、縁石の上り折りとか50cmぐらいまでの段差とか、困ったことがなかったのに、無理をするとすぐにコケる。ヘルメットは、最低限、日本自転車競技連盟公認のものを。軽いむち打ち症になりかけたが、北海道に飛んで美味いもの食ってたら治った(小並感)。
破損したが、私の頭を見事に守ったCPの良さを感じて、同じモデルを再度購入した。カッコいがあまりという声があるが、キノコ型にもならず、デザイン含め割と気にいっている。