Vespa急襲-2nd generation
2005年 05月 29日
以前の状態(アーティクル「Novoflex Bellows Unit」)よりもかなり巣が大きくなったところで,ようやく,女王の娘たち(3匹)が生まれた(羽化した)ようで,女王からバトンタッチするごとく3/4の遺伝子を共有する妹たちに餌をやっておりました。
膜翅目(おっといけないハチ・アリ目だったっけ)の場合,女王の体の中で精子を卵まで転がすことなく,無性的に不妊カーストが作られます。女王はある時期を過ぎれば,卵だけ産んで過ごせるようになるわけですが,ようやくその時期になったようです。
MINOLTA DiMage A1, 2.8-3.5/7.2-50.8 Apo GT Lens
そんままでこのくらいのマクロ撮影には,やっぱり便利ですねA1。
135フィルムカメラ換算で広角側24〜28mmから,望遠側がそんなに長くなくても良いので,デジイチに着けられるマクロに強いズームがないかと思っております。こうやって,どんなレンズでも着けて遊べるのですが,オールインワンでコンシューマタイプが強いマクロ域で使い物になるズームレンズが欲しいですね。
因みにこのレンズはキスデジのファインダーではピント合わせなど出来たものではないので,全部目測です。
Canon EOS Kiss Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Curtagon 4/28
これから巣では,女王の子供達がどんどん増えてにぎやかになるかと思います。
今年も,この巣の周辺は,同じアシナガバチが非常に多いのですが,天敵も巡回しております。蟻ではなく,もう一つの脅威スズメバチです。昨年,近くのアシナガバチの巣が襲われていました。完全に巣を潰さずに継続的に利用します。時々幼虫を食べに来て,アシナガバチにとっては,とても嫌な奴です。体長が3cmを越えていたので,オオスズメバチだと思いますが。後で確認(後で,アシナガバチを専門に襲うヒメスズメバチということが判明;以前アシナガバチの巣を襲うシーンの写真を撮っていたのもこの種でした)。
ワイフが洗濯物を干すときに,家に侵入されたのですが,迷った挙げ句,叩いて殺しました。
腹の先端から,有剣類のハチの中でも一番立派な毒針が突き出されていました。これが皮膚の中に潜り込んで毒液が注入されるわけですが,スルッと皮下に入りそうですね。
因みに襲われたときは,払ってはいけません。上から,マフっ(この表現先輩に教わりました。長崎弁か?)と叩くと,刺されずに済みます。大群に襲われて,パニックの時は無理ですけど。
追記ー同定の仕方を教えて貰いましたが,このスズメバチ,尾部の先端が黒く,ヒメズズメバチということで,訂正させて頂きます。
また,観察中のアシナガバチですが,セグロアシナガバチではなく,これと混在するフタモンアシナガバチであることが分かりましたので,関連アーティクルを全て訂正致しました。
ちなみに、私の場合は「マフッ」っと上から叩くのではなく、掃除機で吸い込みます。(;^_^A アセアセ…
吸い込んだらスイッチを切らずに吸い込み口に殺虫剤アタックです。スズメバチの場合は高温に弱いので電源をしばらく入れっぱなしにすれば熱でお亡くなりになってくれます。
これは友人に教わったムカデの対処法の応用です。(笑)
ちなみにこれ、業務用によく使われる中に水を入れるタイプの掃除機なら容量が大きいのでハチの巣の駆除にも使えます。
吸い込み口をハチの巣の付近に固定して電源を入れっぱなしにすれば皆さん吸い込まれてくれます。(爆)
子供の頃、屋根とかに登ったりすると軒下などにハチの巣をよく見つけたものでした。親父が言っていたことに、ハチが家のどの方向か、どの位置かによって、この年に来る台風の大きさが分かると言っていましたよ。
根っからの町育ちで気象の事なんて無縁とは思うけれど、ある年代(世代)まで、そうした言伝えのようなものが日常生活の中にあったのでしょうねっ≦⌒▽⌒≧З
スズメバチは薬剤だと,例えば小さなビニール袋の中で○ースレッドに一晩暴露しても生きてます。ハチに襲われても,数が少ない場合は,捕虫網を持っていれば大丈夫です。全部スウィープして踏むか,酢酸エチルの瓶で夾んでお仕舞いです,私は薬使うの嫌いなものですから,新聞で網を夾んで,上から軽く踏んでます。
nekoromochiさん,蜂の巣の位置から見ると,今年も台風が多いような気がします。
形成中のものを諦めさせる方法として,アリにたからせる手があります(アリさんいましたよね)。
巣の一番細いところには,アリの忌避在が塗布されています。ここをバイパスするように,蜜でもぬってしまえば,ハチは巣作りを諦めると思います。早い時点なら,ギャクタイにはならないかと。
仕方がない、ニームの鉢でも置きますかね…。