チコにお昼寝時流して良いと許可をもらった曲シリーズ #5

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 このシリーズも、チコの様子を見ながら視聴を楽しんで、過去のCD遺産と今時の曲を探してきて楽しむ音楽ファンに戻っている。チープな中古オーディオマニア的な遊びもできて、コロナウイルス禍の嵐の吹き荒れる中、なるべく家に閉じこもっていなければならないという現在の状況の精神安定剤にもなっている。

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 実は、チコが日向ぼっこしたいというのに息子と付き合いながらFM外部アンテナ繋ぐ。エアコンホールから出した同軸にアナロジ放送時の廃棄 TVアンテナ繋ぐ。周波数特性から指向性が逆転するはずなのでこれでいいかな?
難受信だったのが、すげー綺麗にFMチューナー入った。しかし、喜んだのも束の間、音量を上げると、やっぱりかなりノイズが乗っていることが分かって、ああ、やっぱり難受信区域なんだなって思った。まあ、FM音源をチコの昼寝前提の音量で流し、しかも吸音材すら入ってないYAMAHAのNS-10MMという音域の狭いサブスピーカーだけで鳴らしている限りは、全く問題にならない。これがちょっと安価だが再生音質とレンジが割とまともなONKYOのX-N7XX系の系譜でそれなりの音量で鳴らすのは、アンテナを新調し、さらに屋上に移動させないとちょっときついのであった。
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 本当にここは不思議な位置関係から、FM放送については難受信区域になっている。エアポケット的で、玄関から出て20m移動すればカーラジオも普通に入るのだが。今時ネットラジオもあるのに、電波受信にこだわるのは意味があって、FM放送は、災害時、ネットが使えない時などの情報収集で使える場合が多い。もちろんFM送信インフラがダウンしていないことは前提ではある。ネットダウン時、リスクヘッジになるのではと思う。ワンセグTVも便利だが、特に作業しながらでも情報が収集できるようにTVよりも、それこそTVの歴史よりも長きにわたって工夫されてきている点は重要だ。

 これで、CDコレクションとYoutubeなどのネット音源、さらにはFM音源と、全部AVアンプから出力できるようになった。なんか思いついたように、中古スピーカー、CDデッキ、AVアンプと中古オーディオを揃えておいてよかったなって思う次第だ。実は今、カセットデッキが欲しいが、そもそもラックにすでにスペースがないのと、Nakamichi、Akai、TEAKなどのカセットデッキの名機は、修理不能な個体であっても中古としてはかなり高額で取引されていてちょっと手が出ない。ミュージック・カセットテープがなんか復活しているという話を聞いて、なんとなくわかる気もしている。MDなんてあだ花で、セルCDなども市場縮小で苦戦し、ネットに接続すれば湯水のようになんでも聴き放題という流れでは、音楽視聴って結構面白く無くなってくるのかもしれない。
 YoutubeだってSpotifyだって、かつての記憶を辿って検索して見つけた嬉しさみたいなもの、そこからが音楽視聴の醍醐味なのかもしれない。

 映像は、ずっと観ていないといけないし、情報処理量が多い分、疲れるし、飽きるのも早くなるのは小さな子供育てる経験を持つと思い知らされる。彼らの繰り返し視聴耐性は、時間が違う。
 それ以前に、『風の谷のナウシカ』とか『カリオストロの城』とかビデオデッキがこの世の中に溢れ始め、仲間が集まって何度も視聴大会がなされた時に感じたが、世の中には、信じられない視聴回数を重ねても幼児並みの繰り返し視聴耐性のある大きなお友達がする。あれはやはり一種の特殊能力かどっかが壊れてるのだろうなっていうことに気がついたりした。でも一般人は無理だ。どれほど大好きなタイトル、コンテンツでも本気で吐き気がしてきたりする。

 ところが、エキサイトブログのライフログ機能が動かなくなってしまっているので、問題解消のためのリクエストを週末に出したけれど、回答待ちのまま放置。しょうがないので、タイトル/アーティストとリンクを貼ることにした。一つ前のエントリでも気が付いたが、Youtubeの動画検索もダメになっている。そちらの方は、貼り付けるスクリプトがYoutube側で提示されるので困らないのだが結構厄介。


 さて、曲というかアーティスト紹介だけれど、マドレデウスは、ポルトガルリスボンの伝統音楽ファド(”イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン、アルゼンチンにタンゴ、ブラジルにサンバがあるように、ポルトガルにはファドがある。(Wikipediaより)")をベースにしたバンドだが、ワールドミュージックを様々に昇華した音楽活動を行うアーティスト、ユニットが百花繚乱だった1990年代、ホンダアコードのCMに使われたこともあって、日本でもかなり知名度が上がった。1990年代には、相当来日コンサートを行っている。
 最初のボーカリスト、Tereza Salgueiroの圧倒的な歌唱能力と憂いを帯びたそのたたずまいに魅了された人は少なくなかった。現在の2代目のボーカリスト、Beatriz Nunesも同質の伝統的な歌唱能力持つ、優れた歌い手。なんとなく奄美島唄みたいな、全員個性はあって違うけど、間違いなく誰が歌っても同じ唱法を身につけているの違和感がないっていうのが、伝統音楽ベースのバンドならではなのかもしれない。その意味では、以前ご紹介したベルギーのトリップポップ/ロックのHooverphonicとは違うのだなって思う。ソングライティングと演奏者は同じだけど、毎回ボーカリストが変更されるたびに、実験的な何かを感じる。まあ、あそこも商業的にもバンドの評価を確立させた時のボーカリスト、Geike Arnaertの頃の印象が強力だと思う。
 Tereza Salgueiroは、その後ボーカリスト、俳優としてもメジャーデビューして、離脱後の彼女のソロアルバムも3枚ほど、どれもとても評価は高い。バンドは現在も活動中だけれど、あの時代のTerezaに逢いたいという人はそちらもおすすめ。

 クラシカルプログレのRenaissanceやKarnataka(このバンドを私は勝手にプログレにカテゴライズしていたが、英語版Wikipediaでもそういうカテゴリーだったことを今知って驚く)なども、初代のボーカリストの存在が大きすぎて、ボーカリストの後継者選びにはかなり苦労している印象。
 海に向かって、張り詰めた声が通っていく様な楽曲や、街角の伝統音楽の様な小品集などスタイルは全て、マドレデウスだなって思うけれど、多様。
 若干、緊張を強いられる曲が多いけれど、岩合さんの『世界ネコあるき』的にポルトガルの街頭ファド演奏の横で、猫がまったり昼寝をするみたいな、雰囲気でどうよってな感じで、チコには許してもらった。オーケストラかなりついているけど。



CSN / Crosby, Stills & Nash


Csn
 ウェストコーストサウンドとカテゴライズされたロックの巨人ともいえるバンド。まあ、ここで紹介するのは、年代的にもかなり古いものも混じるので、ならば伝説化しててもおかしくないのだけれど、本当に存在としては伝説で巨人。そしてこれは全盛期ではなく、再結成アルバム。タイトルもそのままCSN。
 ウエストコーストロック方面ではEaglesも既にレジェンドだが、彼らが現れる前の伝説。これに現在でもチラチラ名前が出てくるニール・ヤングが加わって、CSN&Yというバンド名でも同時的に活動していた。まあ、デジャ・ヴは、そのバンドの代表作ではあった。
 各自の存在が大きすぎたからみたいな説明もあったけれど真意はどうだかわからない。全員の名前を並べただけのグループ名みたいなのは1970年代でも、割と珍しいと思うが、Emerson, Lake & Palmerとか。二人だとそのまんまっていうのは結構あった。Simon & Garfunkelとかジョイント以来、サザンの桑田佳祐氏を高く評価していたHall & John OatesとかStarsky and Hutchとかタイ&バニとか(違う。

 三人の個性がぶつかり合うみたいな話は、普通にあるけど、彼らの十八番である多重コーラスの楽しそうな感じを聞くと、まあ、方向性が一致していたから長く続けてこられたんだろうなって思う。久しぶりの再結成アルバムだったこれも、ズレはないなっていう気がする。彼は、アクティビストでもあるし、写真家でもあって、有名なラボも持っているし、その収益をアート関連ミュージーアムに寄付をしたりしている。私の写真の師匠の一人が彼とファインアートフォトの関係で一時期やりとりがあった。
 このアルバム、ファンにとっては佳曲が多いが、特に難解かつ強い社会へのメッセージを含む曲はグラハム・ナッシュの作品。ネットに、この暗喩に満ちた楽曲が上がっているのには、結構驚いたが、明るいウエストコーストサウンドの中で、この曲を選択するのは、かなりのマニアだと思うが、案外そうかもしれない。Beatlesの楽曲で一番好きなのは、'A Day in the Life'か 'I am the Walrus'だみたいなファンは結構居たりするのと似ているかもしれない。




Before I Forget / John Lord

  • Before I Forget

 ジョンロードおじさんは(と呼んでみたりしてみる)、Deep PurpleやWhite Snakeと言ったハードロックのレジェンドとなるグループのキーボード奏者、ミュージックコンポーザーだったわけで、8年前に故人となっている。このアルバムは、彼の幅広い音楽の芸中の薬籠を開示したようなアルバム。リリックで情熱的な女性ボーカルもフューチャーしている。二人の女性ボーカルには、Pink Floydのスキャットボーカルなどで有名になった、Sam Brownとさらにそのお母さんでもある、Vicki Brownがフューチャーされている。当時、あのハードロックキーボード奏者がみたいなイメージしか持っていなかったロック少年たちはど肝を抜かれ、ジャズ系の人からも話題にされるなど、彼の音楽というものの深みを知る名盤と言えると思う。
 あーDeep Purpleやーってかつてのバンドを抱負とさせるキーボードが肉薄する曲もあるけど、ともかくチコ的にも大丈夫だった。


 ケルティック・ウーマンの中で、最も売れたボーカリストではないかと思っているHayley Westenra。北京オリンピックの前夜祭では、『涙そうそう』の英語バージョンなども披露していた、ほんまになんでも歌えるし、歌うシンガーだが、Kate Bushの代表曲を、見事に歌いこなしていて、この時のピアノ奏者がSir John Lordおじさんだったので、やはり流石であるなと思った。
 Kate Bushよりも彼女の声の方が、メンタルには直撃しない分、チコでも聞きやすかなと思う。




Symphonic Music of Yes by Yes


プログレッシブロックの四人衆(あと三人衆は好きなバンドを入れてください)の一つ、偉大なるバンド、YES。その関連のちょっと変化球。


前者は、まあ、一番、いろいろ活動していたJon Andersonが中心になって作ったアルバム。稀有なハイトーンボイスのボーカリストが歌い上げるリリカルなバラードいくつか入っている。コンビとしてのVangelisも伝説化したキーボード奏者、ミュージックコンポーザーだが、このアルバムはほとんどJonのアルバムだ。CDは廃盤になったままで、芸術的損失とまでレヴューで書かれている。Spotifyで検索するとちゃんと入っているので安心だ。この曲なんぞ本当に泣ける。


 後者は、YESのヒット曲をクラシック音楽アレンジを強くして、編成からやり直した楽曲集。このシリーズで紹介したAlan Parsonsもレコーディングエンジニアとして参加していて、ジャケットデザインもヒプノシス、キーフと並び、多くのプログレッシブ・ロック・アルバムのアート・ワークを担当、YESのほとんどのアルバムジャケットデザインはこの人というWilliam Roger Deanで、まあ鉄壁だ。
 とりあえず、今回のクラシック成分として。オリジナルは、かなりしんどいかなと思ったが、このアルバムについては、チコが爆睡しているのは確認しているので、保証できる。



 息子たちはジョジョのアニメのおかげで、プログレッシブロックについては、基礎知識を身に着ける機会があったので、1曲目からなじみのある者だったりする。




 ロンリーハートのヒットは、イエスが商業的に落ち込んだ時の起死回生どころか最大のヒットとなった。ポップロックヒット路線には大衆迎合みたいな批判もあったけど、中森明菜の曲の間奏にコピペ導入されたり、日本での洋楽ととしてもヒットして、トップに君臨した。。
 

 さて、クラシック、民族音楽、プログレ、ロックとなるべく混ぜて曲紹介をしようと思っていて、ちょっと邦楽成分が足らないなと思ったので、最後に、この辺りを。自分の幼年期の記憶を頼りに、探し回って見つけた。音源はCDではないのはちょっとまずいか。この辺、懐かTVソングCDで、手に入らないかなと思ったりする。チコもなっちも爆睡なので、当時もスプライトの宣伝みたいって言われてたかどうか定かではないが、かつての清涼飲料水イメージのとても気持ちよく眠れる曲のような気がする。
 なぜこれが気になったというと、「坂口安吾の『安吾捕物帖』を原作とした、明治時代舞台の時代劇推理テレビドラマ。朝日放送(ABC)の制作により、TBS系列で1973年10月4日から1974年3月28日まで」のこの小説のドラマ化、ほぼ、半世紀ぶりにNHKでドラマ化された。されたのだが、新型コロナ禍で、放送タイミングが遅延しているとのこと。福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼのフォーゼ・如月弦太朗)&内田理央(仮面ライダードライブの霧子)のヒーロー&ヒロインコンビということで、私のフィルターにかかったわけだが、ちょっと期待している。
 内田喜郎さん、ここではなかなかのボーカルを聞かせていてるが、劇団ひまわりからジャーニーズという経歴の人。結構、ドラマに歌に活躍していたお人のようだ。若き、関根恵子さんとの映画などもあったりするようだ。年代的におじさんだけどよく分からないや。
 15歳のアン・ルイスとのデュエット曲、『東京ナイトー雨の御堂筋/アン・ルイス・ベンチャーズ・ヒットを歌う』は、MP3でAmazonで購入 できたりしているからそちらをどうぞ。チコの視聴許可が下りるかどうかは、確認しておりませんので悪しからず。

 アクセスリポートを見ると、私のブログをなぜかStay Homeのこの機会にで読みまくっている人がおられるようで、真剣な話として、過去の稚拙なエントリに目を向けられる方がおられるのは非常に恐ろしいことなので、少し頑張ってエントリを書いて、水増ししないといけないと思っている。

 ああ、恐ろしや恐ろしや。

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Commented by umi_bari at 2020-04-26 20:16
今日もチコちゃんの様子をありがとうございます。頑張っていますね、バグースです。いっぱい食べて寝るんだよ。チャンスもヨボヨボだけど頑張っているよ。
Commented by complex_cat at 2020-04-26 22:21
アラックさん、チコ、よく食べます。
チャンスくん、元気で何よりです。
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by complex_cat | 2020-04-26 17:37 | Incoherent Music Box | Trackback | Comments(2)

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