ローリエ収穫

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 庭の樹勢が良かったはずの月桂樹が、糸状菌による「すす病」にやられて、大学時代の大腸菌シャーレ実験の真似事や、長男の夏休みの実験で、その抗菌、高カビ性については少し実感を持っていた、チューブわさびを試してみるというエントリを上げた。
 結構色々調べたので、自分にとっては割と記憶のあるエントリだったが、既に5年前の記事だった(「見せてあげよう、ワサビの威力をっ!」って言える所までは届いてない話

 すす病は、カイガラムシが排泄したハニーデューに糸状菌がついて、それが広がるという昆虫とカビのコンビネーション攻撃の結果生じるので、カイガラムシを薬などで駆除し、同時に糸状菌を洗い流すなどが基本的な対策で、まあ、チューブワサビ擦り付けるとか、ないわーみたいな話である。
 それでも、ちょっと実験したかったのは、葉っぱをそのまま使う故に、薬剤撒かずに済む方法を試したかったからという天邪鬼な考えによるものだ。

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 病害を受けた葉や枝を切り落とし、思いついた時に、チューブワサビを塗り塗りしていたら、どうやら「すす病」も駆逐できたようで、樹勢も復活した。チコと散歩に行った時に、近くの駐車場に2本うわっていたボンタンの樹がこれにやられまくったまま放置されていて、そこからもらった可能性などを思った。

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 おかげで、月桂樹については、帝王の気分?が味わえて、シチューやカレー、その他ピラフやグリル料理にもバリバリ使えている。
 大体、スーパーで購入しても、綺麗な食材製品が100g、1000円未満なので、庭木から葉っぱを千切って洗って、乾燥させて、みたいなのをやって使っているのは、酔狂の部類なのだろうけれど。
 でも、それなりに育った月桂樹が庭に一本あると、日々の料理に使うローリエには困らなかったりするのは確かだ。

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 月桂樹を回復させたかったのには、この前には、公陳丸とナッチが眠っているのもある。彼らの一部も、この樹に宿っているのだ。

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 で、今度は、気がついたら、ブルーベリーの樹が日本ともいわゆる芯食い虫であるシャシャンボツバメスガにやられるようになった。こっちは、ブルーベリーを収穫した後、薬剤をぶっかけている。
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 農作物や園芸種を庭で適当に育てていると、調子良いなーって思っていると、気がついたら、病害生物にやられるというのが、毎度のパターンである。私みたいなズボラな人間が、何もしなくても収穫だけ楽しめる期間は僅かで、日頃からのケアは、必要だ。
 黄金虫のアタックにより根に障害が出始めると、鉢植えにでもしてないとお手上げになる。日頃からペストコントロールしてないと、防げなくなる。



Commented by umi_bari at 2021-08-02 04:19
暑中お見舞い申し上げます。
いろんな収獲、楽しみですね。
チコちゃん、痩せていますが、しっかりと見回りの姿を
ありがとうございます。
お見事バグースです。
アラック、今日も遺影の水を換えてお線香をあげました。
炎天下1時間のジョキングを楽しんでいます。
Commented by complex_cat at 2021-08-02 18:56
> umi_bariさん
チコはここ最近、外に出たがりません。
多分、自分の体の限界がわかってるからだと思います。
それでも朝、起こしにきますし、食欲もあり、わがままを通す元気はあります。
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by complex_cat | 2021-08-01 10:00 | Wonderful Life | Trackback | Comments(2)

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