ヤッさん登場! 「ヤ」は「ヤ○ザ」の「ヤ」じゃないよ
2005年 07月 24日
ワイフといろいろ話してみれば,ヤッさんの存在に気がつく前後,公陳丸が外に出ていないときに,もの凄い猫のバトルの声を聴いたそうです。そして,ヤッさんの登場以降,あのマサルさん(アーティクル「ご近所」参照)の姿を見ていないことに先ほど気がついたのです(って私がですが。ワイフはとっくに気がついておりました)。
つまり,ヤッさんがマサルさんを駆逐した可能性は低くないと思われるということです。
ちなみに,ヤッさんもマサルさんも私が勝手に命名した名前です。FM(Felis male)1とか,FF(Felis female)2とか私の知る動物生態屋は余り味気ない名前を付けたりしないものです。対象動物の個体識別が進むと,私の場合は,ABC順にAlan, Barryとか,アイウエオ順にAkira, Ioriとかともかく順番に着けていきます。
この機会なので,ちょっと懲りて貰うために水鉄砲で威嚇して追い払う前に,様子を見ようと勝手口から外に出たがるチコの頭を押さえつけながら,先にデジイチのトリガーじゃなかったレリーズを押しました。この面構え,相当なものです。オリジナル画像は,もっと暗めに写っていたので,そちらの方が迫力があります。ヤス猫というには,キジ色の体毛部分が多く見えて,ほとんど茶猫に見えます。この夕方の暗さに対して,瞬時に高感度設定を選んで,望遠での撮影にも対応できるデジイチは,確かに便利です。デジイチを使う理由の一つに,マルチISOフィルムのような便利さが上げられます。
Canon EOS Kiss Digital N, Sigma 1:3.5-6.3/18-200
デジカメで画像を見せながら,長男との会話
「ヤッさんて,何猫っていうの?」
「南九州では,ヤス猫って読んでいるよ。」
「なんでヤス猫って言うの?」
「昔,薩摩のお殿様の息子が飼っていたああいった模様の猫がヤスっていう名前だったんだって」
と,私の関係ブログ界隈では,有名な話を,息子に披瀝したところ,
「じゃぁ,かー君は?」
私が画像を見せたり,しょっちゅう話をしているので,息子にとってもブログ関係者の空間的距離はご近所で,こういう話になります。
「かー君も,ヤス猫だよ。」
「かー君も強いの?」
「さぁ,どうだろう。」
「かー君,チコと公陳の味方してくれるかな?」
「うん,ブリブリ左右衛門のように強いものの味方ではないと思うよ。」
「わはは・・・チコと公陳のこと,僕・・・心配なんだ。」
「そうだね。父さんもだよ。」
威嚇のために,先だって購入した圧力式の水鉄砲に水を充填して戻れば,彼の姿は既にありませんでした。写真を優先したわけではありませんでしたが,撮影できたのは運が良かったのかも知れません。ワイフの話でも,人間の顔を見ると直ぐに逃げてしまうそうです。かなり心得た行動を取っているようです。彼が伏せっていたところまで,一応水鉄砲を試射してみる。おお! ちゃんと届きました。遅いって。
初めて拝んだ面構え。まだ若い個体,毛艶は悪く無さそうなので,健康状態が悪化している傾向は今のところありませんが,エイズ渦についてはとっつかまえてけつえきぬかないとどちらにしても分かりません。公陳丸やチコが襲われたら,自動的に撃退してくれる首輪型のグッズでも作れないだろうか。ヤッさん,首輪はないし外猫か,あるいはほとんど野良でやっている可能性は高そうです。マサルさんよりもアグレッシブで,本当に,あのぶいぶい言わせていたマサルさんを倒したとしたら,こいつは今までで一番やっかいな相手かもしれません。
Miyuki君、かーは公陳丸君とチコちゃんの味方です。
しかしこの若さで、マサルさん撃退ですか。すごいですねぇ。
手術、お気をつけて。しっかりゆっくり本復されますよう。
しかもちょっと可愛げな顔立ちですし。
ウチの近所をかつて仕切っていたネコはメスでした。メスネコでもボスになれるのでしょうか。
ケンカが過ぎて独眼流になっていましたが、連戦連勝の強者です。
飼い猫だったので抱っこしたりできましたし、顔はいわゆる美ネコ。
飼い主さんの引っ越しで横浜へ移りましたが、そちらでは完全なる家ネコに変身したそうです。
手術のあとはご無理をなさらないよう。
summilux35さん,猫の上位関係については,相対的なものなので,けんかっ早い猫ならば雌猫が上位に来ることもあると思いますが,その猫は,去勢猫ではないでしょうか。実家の雌猫は去勢猫でしたが,公陳丸を連れ帰ったときに,いきなり彼にパンパンパンと三つ良いタイミングで横っ面にパンチを入れて,その後は,公陳は彼女について廻るようになりました。雌猫には彼も弱いようです。
kyoko_fiddlerさん,ヤッさんについては,行動を追えると良いのですが,まだまだ謎の猫です。
dojou7さん,朝一番で,先生と打ち合わせをして,一次家に戻りました。手術は午後の予定です。手術自体は生爪を剥がすようなレベルなのだと思うようにしておりますが,やっぱり嫌なものです。
みおさん,チコのように喧嘩大嫌い猫なら良いのですが,何故公陳が去勢猫にも拘わらず喧嘩が収まらないのかいつも不思議です。彼の個性なのでしょうね。