Telemetry覚え書き3
2005年 08月 23日

のこり,トロイダルコアと発信子だけなんですが。トロイダルコアについては自作という手もあります。とりあえず,到着したパーツを載っけて外部メモリー代わり。直ぐ忘れてしまうので。
横の鈴とベルは,発信器作成とは全く関係ありません。調査時の防弾チョッキ代わりで,追加注文しようと思っている,「熊よけリンリン」と「ランラン」じゃなかった,「クマよけチャグチャグ」です。
えっ?て思われるでしょうね。これらは,どちらもクマよけ用の鈴なのですが,九州圏内で調査する場合は,クマは絶滅しておりますから必要ありません。代わりにこのような鈴を使うのは,猟期のまっただ中,猟区の中に分け入ってシカの調査を行うときのためのものです。当然地元行政関係や猟友会には連絡しますが,目の前(といっても数百メートル単位ですが)でシカが撃たれることもある調査なので,過信は出来ません。
畑正憲氏のエッセイで,プラナリアを採集中,猟銃の音が聞こえて「俺は,人間だぁ,人間だぞぉ♪」と,ジャイアン並の歌を唄ったという話がありましたが,気持ちはよく分かります。でも,声が枯れますし,ラジカセもちょっとなぁと思いますので,これを使っています。
因みに「リンリン」の方は,音がでかくて安心感がありますが,一日ぶら下げていると難聴になりそうで調査スタッフの評判は余りよくないです。チャグチャグの方は,やや音が小さく,猟師さんが難聴でないことを祈るのみです。
有害鳥獣駆除については,高齢化した猟友会の方々がかなり苦労されているので,何ら文句はありませんが,日本も,鳥獣管理のための狩猟者は,全て公務員が猟銃のトレーニングを受けて資格を取り,対応するようにすべきかと考えます。国立公園のレンジャーといっても,狩猟管理者や警察のような国立公園保護法における犯罪者の検挙活動が出来るわけではないと云うところに,日本の問題があります。
おっと,テレメから話が離れちゃいました。目下のところ,二つの部品調達と出力をどのくらいにするかという問題があって我が家の猫につけるという作業は止まっているわけですが,これは電波法上の問題と関わっております。ブログが外部メモリー代わりと云うことでお許しを。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Distagon 2.8/25
これも御研究の材料になるのですか??
因みに,一日でかい鈴をつけて歩くと,猫に鈴をつける気にならなくなります。慣れるとは思いますが,特に活発な雄猫には,かなりのストレスになるような気がします。
北海道にいた頃、熊よけ鈴使ったことありますよ。
高齢化した猟友会の方々の視力がちょっと気になりますね。

