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マシン ミニマム、ニャン マキシマム、

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 MM思想というのが、昔、ちょっと流行ったことがある。
'machine minimum, man maximum'というやつだ。ホンダ技研の自動車販売のコピーだった。
我が家はずっとMC思想だ。 'machine minimum, cat maximum, ' か 'man minimum, children maximum' かもしれない。
子どもたちが生まれて'cat and boys maximum'だったし、居間は彼らのゲームルームだった。
 音楽は、車での移動での自動車がリスニングルームとしてのモバイルスレレオ試聴と、iPodかMac Book Airからのイヤフォンの音で、過不足を感じなかった。特に私の場合、運転中での音楽依存は大きいので、家にもう一度ステレオ装置を置くという発想はなかったのだが、新型コロナ発生の時から中古オーディオを集め出した。
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 YAMAHA A-500が不調になったので結局オーディオテクニカのフォノイコを引っ張り出した。RIAAシミュレーション性能は少し落ちるが、変わらんと思うし実用上の範囲。ここからRCA分岐させてK’s初代アナログアンプとデジタル変換してPCMデジタル録音ができるようにした。A-1001は単体アンプとして当時定価60,000円で販売されていた(厳密にいうと単体モデルは、モデル名が少し違ってフォノイコライザー入力付き、コンポ製品とは仕様が異なる)。そののクオリティなのでこれで特に問題なし。A-500の不調については、リレーを交換した直後はよかったのに、24時間ぶっ続けで視聴テストしていたら、鳴らなくなった。原因が私ごときで暇な時にわかれば直るだろうけど。A-1001については同じテストをやったけれどびくともせず。予想していなかったが、このアンプ、連続ドライブさせても、ほとんど熱くならないのも部品が長持ちしている理由かもしれない。各メーカー鎬を削って、異常な開発費をぶち込んで異常に凝った回路と理論による必殺技をぶら下げて戦っていた時には、かなり回路も複雑化して、その分、熱も出やすいと言う傾向はあるかもしれない。A級アンプとか半世紀近く使われてきた機体は相当なメンテナンスが必要になると思う。実際、単純なリレートラブルではないジャンク不具合個体は、熱による経年劣化かなと思う事案が多いとのこと。
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 いつの間にかアナログアンプとしてKENWOOD A-1001を手に入れていた。最初に手にいれた20年落ちのYAMAHAの7.1AVアンプとTEACのデジタルアンプA -H01との特性の違いが自分には明確ではなかったので、少し音を出せるように組んだ後は、スピーカー結線も外して、棚の錘になっていた。
 TEAC A-H01は小型で電気も食わず、1万円前後で手に入れられた時に、仕事の実験用も含めて2台入れてある。ミニスピーカー群をそれなりの音質で試聴できるので、YAMAHAの7.1AVアンプが動かなくなった後は、メインシステムだったが、久しぶりに鳴らしてみて、それなりに手を入れて開発されたアナログアンプは現代でも十分使えることがわかった。むしろ我が家のミニスピーカー群+SWと相性も良く、安旨オーディオシステムの中で、再びメインアンプの座に収まった。
 リモコン使用と、元々の入力端子をやりくりしているので、表示の文字は小さすぎるしリモコンで使っているので、どちらにしても混乱するので、ラベルを貼ってある。いくつかのアルファベットは、他の用途で使ってしまったので、残り物で対応したため、記号は苦肉の策である(A, aux; M, PCM recorder; L, LP player; P, PC; R, CD/CDR)。1990年台の製品なので、リモコンで使えるように、ボリュームにはモーターが内蔵されているなど、それ以前のアナログアンプには、存在しなかった方向にもコストがかかったりしているのはやむを得ないだろう。開発者の苦労が偲ばれる。
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Kseriesはバブル期の終焉前から、当時それなりにメーカーがエネルギーをかけながら、プレミアムオーディオをCPよく作り上げて売るという戦略モデルだったようだ。超高額オーディオではないが、それなりのちょっとプレミアムな演出通りの音を出し、CP良く購入したお客さんが、以降も自分のメーカーを選んでくれるよう、手は抜けないという製品群だったと思う。そして安くてそれなりに十分な音を出す中国、台湾製オーディオメーカーが生み出すデジタルアンプが席巻する中で、オーディオという分野の「パイ」が縮小した現在も、このシリーズは続いている。以下にWikipediaからの説明。 

Kseries(Kシリーズ)とは、JVCケンウッド(旧・ケンウッド)がKENWOODブランドで、2004年から現在まで販売しているプレミアム系ミニコンポ(ハイコンポ)のシリーズ名である。
前身となる、1993年から販売されていた「K's(ケイズ)」シリーズについても便宜上この項目で記載する。
K's
K's(ケイズ)は、現在のKseriesの前身となったミニコンポのシリーズ名。同社のROXYやALLORAとは異なる高級モデルとして開発され、1993年から販売されていた。
  • 初代モデル
    • A-1001(プリメインアンプ) ←コレ
    • DP-1001(CDプレーヤー)
    • T-1001(FM/AMチューナー)
    • X-1001(カセットデッキ)
    • DM-1001(MDデッキ)
    • LS-1001(2Wayスピーカーシステム "LS-300G" の型番で単体発売もされた)
    • GE-1001(グラフィックイコライザー) (Wikipediaより)
     このアンプは、中低域は十分な音質があるが、高域はあまり得意ではないという評価がある。コンパクトにまとめたれた筐体の中に、電源として優れた効率と電圧変動率を誇り、低リーケージ、省スペースなどのメリットがあるトロイダル・コアトランスを持っている。特に低域はSW同軸出力端子を持っていて、ジャンクで入れたマランツのサブウーハーを十分にドライブしている。デジタルオーディオテクノロジーの今では、小さい?え?っていう大きさだが、当時から今に至る、KENWOODデザインに共通する、マシンミニマムだ。

     2.1、5.1、7.1と、マルチスピーカーシステムの変化とDCアナログアンプからAVアンプ、更にデジタルアンプへの移行は、自分がオーディオから遠ざかっていた時代の動きなので、実はよく理解していない。これが生産された時代(1993年代)において、コンパクトにまとめられたやや高級志向のコンポーネントステレオにおいて、低音の梃入れに、既に低域用のアクティブスピーカーが生み出されていたのだと知る。

     面白いことに、先の高域がやや物足りないという属性により、電子基盤に手を入れる魔改造のベースモデルとしての評価と需要(例えば、こちらのサイト1サイト2など)もあったようで、元々の設計の仕様や基本設計がしっかりしているゆえの遊びであり、ユーザーの投資なのだろうと思った。高域の弱点は、今の低能率の小型スピーカーで聴いている限り、それほど問題とは思わない。今、このCDを視聴しているが、十分な彼女の伸びのあるボーカルが響いている。過不足はない。スピーカーの特性の方で、フォローできる気がする。
     この機種や関連製品の資料は今では意外と少ない。凝った回路や性能至上主義を謳うニッチの製品ではなかったが、基本設計は、メーカーのノウハウの蓄積やそれなりの開発投資を行った結果、悪くないものだと思う。
     カタログデータは標準的だが、高調波歪率など、この手のイメージ販売戦略による企画製品に多いハッタリではない値が出ている。もちろん安いデジタルアンプの及ぶところではない。音の質という部分では、高音部のキャラは際立っておらず、逆に長時間視聴では疲れにくい音作りという印象を持つが、それも相対的な比較として意味をなすものだ、30年近く前のアナログアンプとして、このアンプの音だけ聴いていて不満が発生するようなレベルではないだろう。


     高域コントロールはなくて、低域については40HZから80HZまで周波数を可変して調整するつまみがついてる。前面パネルの厚さや、デザインなど、本当にユニーク。トラブルとしては
     流石にYAMAHA A-500の代替とした直後には高域の煌びやかさの違いを感じたが、我慢できないほどではなく、その内私レベルの耳なんてすぐに慣れるものである。プリアンプ部を切り離せる仕様なので、余裕と出物があったら、グラフィックイコライザーかプリアンプを挟んで補正する方法もこのアンプでは取れる。多分やらないと思うけど。

     チコは私が音楽試聴をするときには、私の横で寝ていることが多かったが、ユッチは別の息子たちの部屋で寝ていたりする。だから音楽ネタに絡めて彼女の話をすることはないと思うので、以下は、ニャンマキシマムの話
     朝一番のご飯は私にねだりに来て、食事をねだる回数は、頻繁だ。彼女は、人が食べているものに興味を示したことは10年以上なかったし、長くカリカリだけを食べてきた子だが、最近は、カリカリをほんの少し、ほとんどパウチのみを食べるようになっていた。
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     不思議なことに、チーズトーストをねだりにくる。チコが晩年欲しがったのを思い出す。ユッチが出かけてた時には、家の中の水飲みを利用しつつ、公陳丸、チコ、ナッチたちの墓の前の水飲みも、彼女は利用している。リサーチで、確認してある資源のチェックをしているのと、危険分散の意味があると思う。でかい水飲み、マキシマム水飲みであるということは、彼女もそれが好きなのだが、仮説としては、舌の表面の汚れ洗浄に有利なのと、猫の水飲みメカニズムが舌を水面に貼り付けて表面張力で引っ張ることによるもので、これも大きな器だと飲みやすいのではと思ったりしているけれど、単純に彼女の好みの話なのかもしれない。
     いずれにしても、彼らの要望には、ほとんど対応している結果(ニャンマキシマム)ではある。


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    by complex_cat | 2024-01-14 13:57 | My Tools | Trackback | Comments(0)

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