ユッチは、1日に何回もご飯をねだりに来る。一時期丸々と太っていたのだが、ほんのちょっとずつしか食べず、また絶対摂食量が減ったので、代謝が落ちて筋肉が落ちたからか、このままの細身のまま、もはや戻らない気がする。それでも回数が頻繁で、そしてちょっとだけ食べると、食事を終わらせるの彼女のスタイル。 あんまりうるさい時には膝の上に乗せて少し落ち着かせる。チコとは違い、私の体の上では、ほんのしばらくだけここで時間を潰す感じ。 彼女は潜在的に癲癇の発作で最後に亡くなったナッチと近い遺伝形質を持つ姉妹なので、不調になった時から、家族でずっと記録をとっている。iPadでその手の記録となるとExcelよりは予めシステムと一緒に入っているスプレッドシート型アプリのNumbersを使う流れになったが、一長一短あるものの、出来ないことも多いので、分析する場合は、Excelに丸ごとデータコピーして使っている。それでも、このチェックリストは確かに楽だ。データシートのコーディングには私は関わってないし、口を出せば自分が整理したい形に都合良くなることが優先するので、ともかく記録としてのものが作ればいいんじゃないのという方針でこうなってる。 集計を取ろうと思うと、なんか面倒臭いのと、領域を選んでそこだけ出力させるのもできないみたいなので、あー面倒だ、とNumbersのシートをExcelに丸ごとデータコピーするとこんな感じ。チコのトラブルから数えて、およそ4年分ぐらい、チコ、ナッチ、ユッチの行動記録がある。コロナ禍でステイホームも影響したのだが、家族全員が家を開けている時間はどうしようもないが、センサーカメラと律儀な家族の努力による記録。 食事は水飲みと区別せずに記録してあるが、記述メモが詳細で手を抜いていないので、関数で"水"というワードを引っ掛ければ、ほぼ水飲頻度は出る。それを"食"から引けば正味の採餌回数でこれは家族がいる時にしか起きないイベントなので問題ない。 1日の食事回数は128回程度だが、最近は少し増えてるかもしれないが、これは人の動きにもよる。水飲みは1日5回ぐらいだが、これは深夜などには勝手に飲んでるから、6〜7回ぐらいか。排尿回数は、スポットやトイレ掃除でチェックできてるから、割と正確でこの値が大きく変わってしくるようだったら、彼女の年齢では、危険信号だろう。排便は1日に0.4回、二日に1回弱。これもトラブルチェックとしてはいつも気になるところだ。まあ、こんな記録つけなくても、この子、ちょっと💩が出てないよねって、猫と暮らす人は、ちゃんと気がつくものだが、個体差やペースの揺らぎ、老齢個体の変化など、考える材料になるので、分かるに越したことはない。
彼女は、新しい餌をサーブされたときだけ口にするので、計算するとユッチは1日12回ぐらい、ご飯をねだっていることになる。当然、早朝、夕、夜、深夜に集中しているが最近はやはり回数が多い。自分一人だとこういうのは大変だけれど、分担していると、こういうケアをしてあげるのはなんとかなる。家族全員による一種のチーム戦でチコやユッチたちのケアををやってきた。
息子たちの部屋で寝ていることが多いが、最近は未明にはキッチンのホット・マットの上で寝ていることが多い。家族の誰かが家を出るのが早いことが多いが、その時に起き出して餌をねだるわけでもない。彼女ののペース。 で、ユッチが膝の上にいて、私が何をやっているかというと以下の作業である。 人気youtuberはあまり気にしたことはないが、これは個人の興味のあるジャンルの違いだと思う。私の場合、音楽アーティストは、youtube視聴では一番の名目だけれど、野生生物系、武術系と自転車関係、後はアート、オーディオあたりということになる。 オーディオ系youtuberの視聴で、周波数特性のデータを見せるのは定番だが、前回からの安上がりオーディオテストで、Audacityの生成メニューでこういうの(Chirp)を出せるなと思って、ちょっと作ってみた。少なくともデータとしては、低域を除き、ほとんどフラット。20Hzから発生させている、低音の部分は最初のデジタル設定による落ち込みだろうと思う。
PCからのChirp出力→DAC→デジタル・アナログコンバーター→KENWOOD A-1001(アナログ・アンプ)→Onkyo D-012EXT & D-N7TX(スピーカー)
→TASCAM DR-100III空気録音。思ったよりは高域が出てない。視聴上、気になることはないが、以前のYAMAHA A-500と比べると高域の煌めき成分は落ちた印象があったので、結果に違和感はない。SWはOFFにしてないがそいつが吐き出す150Hz以下は、マイクからやや遠い。音圧は未調整なので、精密な測定とは程遠いが、こんな周波数分布で音が出ているという感を取るレベルでは十分。能率の低い小型スピーカーを、普段通り、割と小音量で鳴らしているので、こんなもんだろう。
Onkyo D-012EXT & D-N7TXは、ハイレゾ域まで対応している
TEAC A-H01で超音波領域まで音が出ているのを確認しているし、その領域の音がこのレコーダーで録音できているのも確認しているが、安いDACの後のデジタル・アナログコンバーター(同様に安価製品)なので限界はあるだろう。それでも、PC経由のCD、SpotifyなどiTunes等デジタル音源視聴とCDプレーヤーからの視聴では、確かに、高域の伸びは落ちてるけど、見苦しいほどの落ち方ではないから、グライコじゃなくて本当はTREBLEつまみがあれば補正で足りるかも。LPからの入力やLINE入力では、ちゃんと伸びるかもしれない。KENWOOD A-1001にはCDダイレクトモードが有るくらいなので、Chirp出力をCDに焼いて試せばなんか分かるかもしれない。A-1001のプリ部にグラフィックイコライザーを挟んで補正する方法はある。
左上, A-1001&D-012EXT&N7TX(先のものと同じ)
左下, A-H01S&D-012EXT&N7TX(これは高域はちょっと違和感のある結果。光デジタルで出したときと違う印象。原因はわからない)
見たかったのは右上のスペクトルで、A-1001&D-012EXT&N7TXとTEAC A-H01Bによるツインアンプ出力の結果。DR-100IIIの内蔵マイクの周波数帯域別の感度の問題もあるかもしれない。PC→DAC→同軸デジタル→A-H01→バイワイヤリング接続のQUAD L-iteが上手く効いてる。アナログアンプの音の流れと異なるが、遅延などは特に感じてないのでこの適当なツインアンプ出力は、視聴上の印象通り悪くない音の出方をしている。適当なアンプとスピーカーの混成なのでクロスオーバー周辺はカオスだと思うが、視聴上はストレスがない。中低音は申し分ないA-1001の音に、補助光が付け加わるように、音が立体的に立っていく。
最近良く使っていた食堂のメニュー、中華風唐揚げ丼(ミニ丼ではない)と二皿分のざるそばで、2コインでお釣りが来る。ざる蕎麦は、小麦粉比が高い乾麺の蕎麦を茹でたものだと思う。手打ちでこの値段は無理なので味はそれなり。相補的なメニューと言っていいのかわからないが、まあ安い食事として、かなり遅くまで無補給で活動するには、良いかもしれないと立ち寄っている。
ユッチも、食べられるものを増やしておかないと、そろそろ色々心配ではある。チコはチュールは頑として食べない子だった。排便に苦労していたとき、一生懸命牛乳も飲んで、好きなものも食べながら腸の動きを自分でコントロールしていたように思う。療養生活やターミナルケアには、食べることができた方が栄養を補給させるための手詰まり感が減るので、少し食べさせようとしたことがある。一番の危機のときには口の中に押し込んだ。結果、ほんの限られた銘柄だけ、僅かな期間、ほんの少しだけ食べてくれた。でも、彼が最期に口にした食べ物は、サーモンの刺し身とそれなりに食べていたパウチものだった。それも彼らしい。