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SNSの猫たち #1

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 ともに暮らしてきた猫たちを全て見送って、1年近くが経とうとしている。こういう元気にチガヤ原を移動していたチコの姿も、今は写真と記憶の中だけだ。
 最近は、新たに里親になることもほとんど考えず、その機会もありそうに思えず、無事に元の里親さんに返すことができた保護した子猫の一件以外は、全く猫との接触もなく、現在SNSの猫たちを眺めたりしているだけだ。
 そんなわけで少し、SNS気になる猫たちをご紹介。
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Mr.Kitters
Instagram: https://www.instagram.com/mr.kitters.the.cat/

エキサイトは動画サイトやインスタと、相性が悪い。Youtubeは一応貼れるのだが1動画だけ。過去はそうじゃなかったので、当時の複数youtube動画を貼ったエントリを修正・編集しようとすると、再アップできなくなるのでどうしようもない。この点については以前も書いたが、サーバーに負担がかかるからしょうがないのだろう。以前トラブルシューティングしてもらった時の親切な対応もあって、私はここが気に入っているし、ここで拙いブログを上げ続けるつもり。
 Instagramについては、それが使えるリンクがあるが、その中身が最低限表示されるまですごく時間がかかるので、最初エラーかと思う。リンクは機能していてそちらにはすぐ飛ぶからクリックしてもらいたい。
Youtube: https://www.youtube.com/@mr.kittersthecat2307
代表的動画: https://www.instagram.com/p/DFK_SRYOR-V/
メンバー紹介のフラッシュ: https://www.instagram.com/p/DC1v6IAuE5a/?img_index=8

Kittersメンバー

Mr.Kitters チコ似サバ猫 里親がチームのリーダー格として扱っている。メインカメラ装着猫。
Mr.Beans チコ似サバ猫
Niko 雉猫。木登り得意。
Cubbie 黒猫。Mr.Kittersとは時々サラッと絡む。
Tildy サバ雉半富士額 鯖猫。木登り得意。
Tonks サビ猫
Dixie 濃茶雉猫
Ducky 最年少、口元広く白い雉猫。子猫デビューであったこともあったが、その姿にファンがものすごく多い。木登り、雪とも苦手。
Bear Bear もう一匹の黒猫。あまり外に出たがらないのか、室内以外では見ない。
Smorkey サバトラ。Mr.Kittersのメインカメラに捉えられる機会が少ないから、彼とはあまり絡まないのかも。

 首輪に装着/脱着できる猫ライブカメラが活躍している。メインカメラはMr.Kittersの装着分だが、他の個体も、一番チビのDuckyですら体にまだ合わないなと思いつつ、最近は装着されていたが、やはり面白い動画はメインカメラの分なのだろう。
 こういう猫装着カメラで撮影しようとすると、どこに装着するかでかなり悩むが、首輪で正解だったのがよく分かる。視野を遮るように見える下顎やヒゲなども、実際には個体の識別や表情を伝えるし、このMr.Kittersの場合、テンポよく踏み出される前肢の白さやその走り回ったり、地面を掘ったりする動きが本当に可愛い。ファンがべらぼうに多いのも分かる。何よりMr.Kitters自身が、良くお喋りをするのと、その声も、とても可愛い。
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https://www.instagram.com/ の中の一場面。実際、Duckyはかなり大きくなってる。


 興味深いのは、互いにかなりの緊張もあってやり取りしているが、室内ではまた、別の関係距離を示しているところだ。ユッチも外にいるときには非常な緊張をしていて、呼んでもなかなか近くまで来なかった。別モードにならなかったのはチコなのだが、むしろ彼は室内でベタベタするのをあまりやらなかった。外ではいくらでも構えとベタベタなのを、家族もみな不思議がっていた。行動のモードが屋外と屋内でスイッチするのは興味深かったし、結構あるのだと思う。

 彼らが暮らしている人の居住区の空間も絶妙で、バックヤードも広くて、ご近所のプライバシーをほとんど侵食しないし、彼らに接近する人も撮影なのを理解しているようだ。ほぼ人工空間でダメージを与えるリスクのある野生動物も少ない。私が当時考えられる装備でチコにライブカメラを装着しと思った時期は、今のような製品が出る遥か前だったけれど、それなりに装備を検討していたのだが、人様の家屋や生活圏が日本では濃すぎるので、どちらにしてもプライバシー問題も含めて、無理だなって思ってやらなかった。今の装備を揃えられたとしても、個人的にデータを見るだけにしたとしても、昨今の状況では、やれないのは明らかだ。チコの生活を見るのは、研究室伝統の「チカメトリー」(追跡による直接観察)が基本だったので、それとGPSのログだけで、十分だった。
 基本的に人工芝地に樹木が数本。それでもジリスがチョロチョロしているが、樹上空間では流石に猫の運動性が優れていても難しい。夜は出していないようで、そのこともとても重要だ。まあ、生物多様性の高い場所だったら、今どきはかなりの批難が、特に日本の生物多様性や小動物保護に詳しい視聴者から出ると思われる。
 チコも当時のファームランド・キャットで、クマネズミを相手にしていたから、まあ産業獣としての猫そのものであったのでギリギリではあったと思うし、彼の王国は畑地ごと消滅して、そこが消滅するそれ以前に彼も隠居に入った。私たちも、二度とチコのような猫と暮らす可能性はないだろう。

Yoidesu 猫カメラカラー、4K 30FPS 8MP ペット犬の首輪カメラ、120°広角磁気アクションカメラ、ポケットウェアラブルボディカメラ、アウトドアスポーツブログ用バッククリップ付き(ブラック)

Yoidesu

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 このタイプはよく使われている。若い個体だと、視線が定まらず、運動しっぱなしなので、動画を見てみて酔いそうになる。そのあたりもMr.Kittersは絶妙な個体だ。


X(twitter): https://x.com/hanamomoact
はなももさんところの カムサ琥珀&コンビも楽しみに見ている。極限生物としてのサンドフィッシュ(クスリサンドスキンク; (Sciences scincus)やキジバト系の家族としてのメンバーが出てくる。
 砂漠も猫にとってはでかい砂場だなと、思いつつ、こういう乾燥地帯は、彼ら本来の生息場所ではないが、一部乾燥地帯は彼らの得意とする場所かもしれないと感じる。いずれにしても、日本では無理な猫との暮らし方であり、場所でもある。チコとの生活を時々思い出しながら、眺めるだけにとどめたい。


 ここはメンバーも多い。一緒に暮らしている猫たちが多ければ、病気や寿命で亡くなる子も多くなるし、新たな里子も入ってくるから、現在把握できているこ、お気に入りだったけれど、神様のもとに行ってしまった子などもいるから、全ての紹介は難しい。
 実は、どんさんが一推しだったのだが、最近神様のもとに旅立っていった。猫も小動物ゆえ、高齢にならずとも、体調を崩すとあっという間ということは少なくない。



 どんさんはレッドタビーで、チコとは毛並みの色も異なるのだが、立ち振舞や表情が似ていて、チコが元気なときから私のお気に入りだった。
 私たちは猫よりも長寿だし、そうでなければ実際大変なことになる。彼らとの至福の時の先に、やがてくる別れだが、猫との永遠の別れは、家族同然の者にとっては辛いが、それもたくさん送ってきた人の感情は、また少し違ってくる場合がある。
 著作を読むと、そもそも猫がここまで増える以前に、既に「家族」の多様性はかなり高かったのがわかる。
”UAE(アラブ首長国連邦)人の夫と結婚して、UAEに移り住んだ日本人の著者。砂漠の家で新婚生活を始めた二人は、「気ままに生活したいし、動物を飼うのはやめよう」と約束します。ところがそれから10年、気付けば11種約200匹の動物に囲まれていたのです。”
 実際に猫チームだけではなく、ラクダやガゼルのチームなど、想像以上の大所帯ぶりだが、変わりなく愛情とケアを注ぎ込んでいる状況に驚かされる。
 


 この方の著作はもう一冊ある。こちらの方は、私は未読。

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チコ4歳の頃の長男、当時7歳の絵

 動画で残せたら良かったなと思うシーンはたくさんあったのだけれど、チコたちの居た風景は、私たちの中では、消えることがない。
Commented by umi_bari at 2025-02-09 20:45
やっぱりニャンズは可愛いです。
家に居なくても、SNSでも良いんです。
ニャンズにバグースです。
Commented by complex_cat at 2025-02-09 21:28
アラックさん、
夫婦で、よその子の冒険を愛でております。
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by complex_cat | 2025-02-09 18:52 | Year of the Cat | Trackback | Comments(2)

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