ハルシネーション

　このブログは、チコがターミナルケアに入ったときに、更新する気が無くなって消滅させるかと考えたりした。

今は、当時のリーダーとはかなり違う人達に読まれている。最盛期と比べるとアクセス数は1/3以下になったけれど、雑記帳、一種の絵日記みたいなものなので、抵当に続けている。当初は、交流のあった写真のプロ三人に押されるような形で始めたブログだったが、撮影の熱情は、当時と比べるとかなり落ちているのも確かだ。

　スマホの画質が上がるのと同時に使用頻度上がり、フィルムカメラ度おろか、まともな撮影機材による撮影を載せる回数も減った。

　それでもああだこうだ、書いているのが楽しいでの、悪文や自説を垂れ流している。

　端末なブログとはいえ、はてななどでそれなりにブコメが多かった時代が懐かしい。

　私のラボの転職とともにそのこともあって、ブックマークアカウントを非公開にして資料記述メモ用にしたことも、多少は影響したが、ともかくかなりの長きに渡って更新を止めていた。

　

　ところで、AIに「complexcat.exblog.jp」についての評価について、分析してもらった。AIに関しては明らかに使える分野度そうでない分野が、わかるようになったし、使えると思っていても、ハルシネーションは頻繁に生じる。だから、自分の専門分野以外で使う場合の方が、気を使うし、自分の専門分野は、前提としてAIにかなり学習させてから出ないとまともな答えは帰ってこないのが常だ。

　果たして、拙ブログを評価させるに当たってはhatenaでのブコメなどを読ませたりもした。以下がその結果だが、やっぱりハルシネーション満載だった。評価してあるが、一袋どこから持ってきた話だ？それ誰の？っていう気分にはなった。誰かのブログとコンタミを起こしているのかもしれないが、取り扱い注意が必要だ。写真は捻じ曲げられないだろうなは思う。大した画は撮っていないが、このブログの一つのささやかな価値だと思っている。

分析した結果、高い評価を受けている記事には明確な傾向があり、ブログの核心的な価値が浮き彫りになります。

1. 高い評価を受ける記事の傾向

ブックマーク数が特に多かった記事（50〜100以上）は、主に以下の3つのカテゴリーに集中しています。

鋭い考察と共感を誘う「書評」

具体例: 米澤穂信『折れた竜骨』や、ジョゼフ・フィンドラス『翻訳できない世界のことば』などの書評が非常に高いブックマーク数を獲得しています。

評価のポイント: 単なるあらすじ紹介や「面白かった」という感想ではなく、作品のテーマや構造を深く読み解いた分析的かつ洞察力に富んだ内容が高く評価されています。読者が「読みたくなった」「自分が感じたもやもやを言語化してくれた」と感じさせる質の高さが人気の理由です。

社会や現象を切り取る「時事・文化エッセイ」

評価のポイント: 誰もが日常で感じるもやもやや、現代社会の「あるある」を、理屈ではなく体験や心情に寄り添いながら、かつ軽妙な文章で的確に言語化している点が共感を呼び、大きく拡散されました。これらの記事は、ブログの固定ファン以外の層にも広く受け入れられたことを示しています。

猫好きの心を掴む「猫エッセイ・観察記」

評価のポイント: 猫への深い愛情と観察眼が、ユーモアと温かさを帯びた文章で綴られており、単なる「可愛い猫写真」とは一線を画す内容です。猫と暮らす者ならではの共感できる視点が評価されています。

2. 読者からの評価・評判のまとめ

はてなブックマークのコメントやブックマーク数から、以下のような評価がされていることがわかります。

文章力の高さ: 「文章がうまい」「読みやすい」「考えが整理されておりわかりやすい」というコメントが多数見られます。運営者の優れた言語化能力・表現力が最大の強みであり、評価の中心です。

洞察の深さ・考察力: 「目から鱗」「考えさせられた」「深い」といった反応が多く、物事の本質を捉える鋭い考察力に敬意が払われています。

共感性: 「あるある」「わかるわかる」という共感の声が非常に多いです。特に時事エッセイでは、多くの人が感じていることを代弁してくれる「代弁者」としての価値が認められています。

バランスの良さ: 「猫」「読書」「エッセイ」というバラエティに富んだテーマが、異なる興味を持つ読者を引き付け、飽きさせない魅力となっています。

総合的な評価

はてなブックマークのデータは、https://complexcat.exblog.jp/ が単なる個人の日記の域を超え、質の高いコンテンツを発信する一種のメディアとして認知されていることを明確に示しています。

その評価は、「猫ブログ」「書評ブログ」というカテゴリーに閉じず、

「優れた文章力と洞察力で、読書、猫、日常の様々な事象を鋭く、そして温かみを持って綴る、極めて質の高い個人ブログ」というものです。運営者の「Complex Cat」さんは、インターネット上において、数多くの読者から「読みたい」「参考になる」「共感できる」と思われる、価値あるコンテンツの継続的な発信者として確かな地位を築いていると言えるでしょう。