ランちゃん登場
2005年 09月 29日
朝,ワイフが「あのチンチラの子,来てるよ」って云うので,A1掴んで飛び出しました。慌てていて,なぜかアンチシェイクがオフになっていることに気がつかなかったので,撮影の歩留まりが悪くなってしまいました。普段,恩恵にあずかっていながら,それを忘れています。まぁデジイチならISO設定を高感度にするだけで被写体ブレにも対応できるので,高感度側にするとノイズまみれになるコンシューマゆえに必須とも思える機能です。
しかし,美猫だ,目が少し青いよ。わーお。
このランちゃんを食い入るように見ているチコです。
リドラン→謎が解けたので「謎」を外してランちゃんです。雌なら公陳丸がアグレッシブになっていないことの説明が付きます。雄猫が接近すると,しつこいぐらい,パトロール回数が上がります。今回に限り,コンディション・グリーン(非常警戒態勢)に彼は入っていません。
公陳丸は,去勢後も,女の子には全く,意地悪しません。テリトリー防衛に関しては,雄にだけ,また,雌猫に対しては,実家のネコが全部雌猫だったのですが,突っかかることなく大人しくしておりましたから。究極のフェミニストのように,彼がバトルを挑むのは,去勢された今でも雄に対してだけです。もちろん雌猫の尻を追っかけるということも,ありません。このあたり,去勢というファクターが,雌雄の個体間関係にどのように影響するのか,案外,資料がありません。
疑問が一つずつ解けていきました。私とワイフとチコを不安げに見ていたランちゃんはいきなり逃げ出しました。それを目で追っていたチコが,もの凄い必死のカオをして,ワオワオ啼きながら飛び出しました。ワイフの聞いた,そのもの凄い不思議な声は,チコの声だったのです。こんな声をだすのを,初めて聴きました。
怒っているわけではなく,憧憬,遊んで欲しい相手に対する必死のアプローチなのか。尻尾が立ってます。
とりあえず,延長された仔猫の気質のような,「遊んで欲しい」というのがモーティベーションの根底にあるようですね。
その辺りの草の匂いを嗅ぎまくり,ランちゃんが消えた方向を,ずっと見つめるチコです。
母ネコ以来,雌猫に全く接触していない彼にとって,雌性のパッセンジャーは,自分でも分からない感情がわき上がる特別な対象なのかも知れません。実家の雌猫に,あの喧嘩っ早い公陳丸が不思議なくらい敬意を払ったように。
・・・・帰ろう,チコ。男の子であれ,女の子であれ,お前にとって危険な相手でないことが分かったから,もう邪魔しないから。またランちゃんきっと来るよ。ゆっくりやって仲良くなりな。追っかけていって事故に遭わないようにね。
多分それが難しいと感じつつ,チコの相手をしてくれる後輩のことを真剣に考える私でした。あの必死の顔見ちゃうとなぁ。
Minolat DiMage A1
息子達が眠った後,いつもの通り片づけものをして起きていたワイフの「猫メモ」から・・・・ ●深夜0:00am過ぎ,外で変な啼き声がする。 窓を開けると猫らしき影が動く。→家の裏側の方へ チコが戻ってきていないので 気になって,勝手口側のライトをつけ,「チコ〜」 小さく呼んでみる・・・門柱の方を見てみた しばらく見合っている2人(匹)・・・の関係は? 近寄ると2匹とも向こう側(門柱の外)へ・・・何故? もうしばらくすると,チコだけやってきて,先ほどチンチラ猫のいた場所をしつこ...... more
美人ですね。
チコちゃんの姿、うちのかーが おばさんにあたる「おねーちゃん」に関心を示すのとそっくりです。
おねーちゃんは、避妊済みなのに近所の雄猫がいつもついて歩いている超モテモテ猫で、その雄猫を(去勢しているかーも含めて)惹きつける魅力の源は不明ですが。「甘えてみたいおねーさん」なんでしょうかね。「母」を思い出すのかな。
あの甘ったれ猫ことですから,公陳に甘ったれてきたそういう相手として,選んだのだと思います。確かに美猫です。
ウチに雌猫を連れてきたらどうなるのだろうか。ちょっと興味があります。
雄猫たちは、1年中いつもおねーちゃんのあとを付いて回っているのですが、アレは不思議ですねぇ…。猫的にはすんごい美女なのかなぁ。
ワイフとこの話をしていたら,長男が,「チコ!もしかして,ドェートォ! ヒューヒュー」と言っておりました。そういう台詞を覚える年頃なんだなぁと思いましたが,冷やかす相手が,耳の尖った弟というのが我が家らしいです。
summilux35さん,有り難うございます。ランちゃん仲良くなってくれると,良いのですが。今朝も朝帰りです。早く寒くなってくれないかなと思う毎日です。