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金属、鉱物応援歌

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巨岩群と猫に小判じゃないけど子猫たちに黄金の渓谷。AIによるとチタニウムも入っているらしいのだけれど。

 人生の危機に際したとき、自身や過酷な境遇にあるものを鼓舞、応援するソングというのは昔からある。
 私が思いつくその手の曲として最も古い曲は、Simon & Garfunkelの”I am a Rock" (1966)じゃないかなって思っている。Paul SimonがFirst Albumとしてリリースしたアルバムが全く評価されず、失意の内に英国に渡ったときに作った曲だ。
 歌詞の中にこのフレーズが繰り返される。

I am a rock
I am an island
僕は岩だ
僕は島だ
そして最後に、この歌詞で終わる。
And a rock feels no pain
And an island never cries
岩は痛みを感じないし
島は決して泣いたりしないのだ

水曜の朝、午前3時(期間生産限定盤)

サイモン & ガーファンクル/SMJ

⭐️⭐️⭐️⭐️

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David Guetta - Titanium ft. Sia (Official Video)より

 応援歌となると、洋楽ならSia、J-popなら中島みゆさんだと勝手に思っている。
 この曲はDavid Guetta - Titanium ft. Sia (Official Video)とあって、Siaとは共作だが、SiaはこのTianium以外にもUnstoppableなんて曲もある。インスタでのアスリートの動画などには定番の音楽だ。チアーソングというよりも自らを鼓舞する人生への応援歌だ。やっぱり金属。
 チタニウムと云うとフィルムカメラ時代、独特の立ち位置で一斉を風靡した京セラ=CONTAXの高級コンパクトカメラCONTAX Tシリーズのボディ外装がチタン鋼で作られていて、京セラが独自のチタン加工技術を開発して特許を取っていたことなどを思い出す。
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CONTAX T3, Carl Zeiss Sonnar 1:2.8/35 T*

 手元にはCONTAX T/CONTAX TVS/CONTAX T3がそのまま残っていて、このブログも前世紀のエントリでは画像コンテンツ制作に活躍したものだった(当ブログカテゴリ:CONTAX T Series)。
 

I'm bulletproof, nothing to lose
Fire away, fire away
Ricochet, you take your aim
Fire away, fire away
You shoot me down but I won't fall
I am titanium
You shoot me down but I won't fall
I am titanium

[Chorus]
私は防弾、失うものは何もない
どんどん撃て、どんどん撃て
跳ね返す、よく狙え
どんどん撃て、どんどん撃て
撃たれても私は倒れない
私はチタニウム
撃たれても私は倒れない
私はチタニウム

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Titanium - David Guetta ft. Sia (Madilyn Bailey Coverより

 私は、オリジナルのロードバイクで疾走する少女のPVのものも好きなのだが、YoutuberアーティストのMadilyn Baileyによるピアノバラードによるカヴァーも好きだ(Titanium - David Guetta ft. Sia (Madilyn Bailey Cover))。実はオリジナルを知らぬままApple Musicで購入してしまったほど。オリジナルがYoutubeで21億回視聴に対して、彼女のカヴァーエントリは1.2億回視聴となっていて、カバー曲としては異例のレベルと言える。Madilyn Baileyは、自分に向けられたSNS上でのセクハラ、罵倒などのコメントを元に曲を作って歌ったりしている。Titaniumは、自分自身にとっても必要な曲だったのだと思う。


 今年のグラミー賞では、「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の挿入歌である「Golden」が、「最優秀映像作品楽曲(Best Song Written For Visual Media)」を受賞する快挙となった。「Golden」はK-Popでありながら、世界戦略としてのNetflixアニメーション作品の楽曲ということもあり、アメリカン・ポップの文法に合わせたところが世界的ヒットに結びついたと思われる。
 なにしろローティーンが作品世界やキャラ、そしてその歌にすっかり虜になってしまい、SNSでも、女の子たちに限らず、大量のカバーがアップされる状況となった。いいおじさんもかなり頑張っていた。
 私も、去年からの苦しい状況においてこの曲には、不思議な縁と状況で視聴するに至り、魂を鼓舞された。Pink Floydの作品と並行して、実際のところかなりの回数を精神安定のために視聴していた。とうとうその状況から脱出できるという光が見えた前日、久しぶり日この夢を見たのがとても象徴的だったのだが、その話はまた別の機会にと思っている。
 EJAEという、韓国pops界でずっと目が出なかった苦労人が制作に関わったこともあり、真正面に光に向かって走るような直球のイメージの曲は今の日本ではあまり作られないであろうと思うのだが、特に若い人が聴くに本当に良い曲だと思った。

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「Silvera」 / Gojiraより

 最後はちょっとマニアックなスペインのハードプログレロックの「銀」をタイトルとする曲「Silvera」 / Gojiraをご紹介。銀って結構硬いんだよね。金の次に来る貴金属だしナノ銀とか除菌能力のアピールや、毒の検出機能で食器に使われてきた。
 Gojiraはジョー&マリオ・デュプランティエ兄弟が中心になり結成。スラッシュメタルやデスメタルを基調に置きつつも、テクニカルでプログレッシヴな要素を併せ持った独特な曲調が多い。また、歌詞の多くは自然環境をテーマということでこのブログによる紹介すべきアーティスト。
 当初、バンド名のスペルはバンド名の由来となっている日本の特撮怪獣ゴジラと同じ「Godzilla」だったそうだが、法的な問題により2001年に「Gojira」に改名とのこと。だからスペルは間違ってというわけではない。Godzillaそのもののタイトルの楽曲はBlue Oyster Cult が歌っていた。Blue Öyster Cultは、マイケル・J・フォックス主演の『さまよう魂たち』(原題"THE FRIGHTENERS")という映画のエンディングでも使われて、リバイバルヒットした邦題『死神』(原題"DON'T FEAR THE REAPER")のクラシック・ロックの名曲がある。
 「Silvera」 / Gojiraの歌詞は、負の感情(ゴミ、病気)を捨て去り、より明るい「シルバー」の未来や輝きに向かって進むこと(「銀色の世界へ降りていく」)を比喩的に表現しており、やはり金属の銀をタイトルにしているのは、デーモン・ハンターズの「Golden」と類似のイメージだ。

 人は金属、鉱物に魅了され、特に危機に陥ったときにその頑強さや貴重な特性を自らのものにしたいと願ったりする。




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by complex_cat | 2026-02-07 21:33 | Incoherent Music Box | Trackback | Comments(0)

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