HANDYCAM DCR-HC90
2005年 10月 23日
SONY社製HANDYCAM DCR-HC90による,スティル画です。数年前にかなり高額で購入した3CCDのモデルを持っていました。しかし,デジイチと併用して持ち歩くにはあまりに大きく重く,最近の小型化されたビデオカメラを横目で見ながら,上二人の息子の運動会は,とうとうビデオ無しという状況になりました。あんまりだと,実家からクレームが付いたので,購入するハメになりました。さて,いざとなったらサブのコンシューマデジカメの代わりにならないかと思ってスティル画の機能を試してみました。3M機ですが,3枚とも1.5Mぐらいにトリミング。流石に動画を扱うDVカメラだけあって,この照度だと小型CCDっぽい(1/3インチ)ノイズが浮いていますし,ソフトのバグなのか,2枚目など,不思議なパッチが現れております。埃が反射したのかとレンズを点検しましたが何もありませんでした。
それ以前にシャッタータイムラグがもの凄いので,変化のない風景などでしか被写体選びは難しそうです。
高画素化した携帯の画ぐらいに使えないかと思ったのですが,もちろん動画なら問題ないレベルです。ハイビジョンでも2M画素ですから,動画時2Mという仕様だそうで,そう考えると良くできています。
冷え込んで,チコの外での滞在時間が大幅に短縮しました。昨晩はほぼ半年ぶりぐらいで,一晩通して私と一緒に寝ていました。この辺り,外気温や,短日への変化に対応しているものと思われます。おぉ,何という野生動物っぽい行動なのか!ワイフしか気がついていなかったことで,本日,彼女から教えて貰いましたが,二匹とも,最近は,お湯を飲みたがるそうです。いつぞや,猫の風呂探検についての私見を書きましたが,単純に,ぬるいお湯を飲みたいという反応である場合もあるようです。
おぉ,なんという贅沢飼い猫っぽい行動なのか!
お湯飲んで,寝床に移動するチコとそれを追っていくAkiraです。ノーマルではストロボは近距離だと全てオーバーになります。で,設定でストロボの光量を抑えることが出来るところは,一応大したもの。しかし,ISO設定や,スローシャッターが存在しない(通常のムービーカメラらしく,シャッター1/30に固定されております)など,スティルのデジカメとしてみたら,やはりちょっと無理があります。というわけで,暗い場所では,携帯のようなストロボとf1.5の開放F値で凌ごうと云うことのようです。
しかし,流石3M機の解像感はありますね。
結構驚いたのは,ナイトショットモードでフルサイズのデジカメスティル画がちゃんと撮れること。まぁ,十分な,赤外線補助光源がないと,このモードも知れているので,基本的に遊びの機能なんですが。夜間の動物観察において,それなりのスポットライト照射をしている場合は,通常のモードの方がナイトショットモードよりも見やすいです。本日は,長男が一人眠るベッドで,彼に貼り付いて眠ることを決めたチコの眼が,小さな赤外線光源に照らされて光っております。距離は4m,もう少し近づけばくっきり写りますが,止めました。
でも,長男の寝相が悪いので,結局私のところに来るのですがね。
以上HANDYCAM DCR-HC90, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 1,8/5,1-51
本体記載通り,欧米式の小数点表示による。輸出向けモデルとレンズの記述の書き方を分けていないのかも知れませんね。わざわざ変えるって面倒ですから。
このモデルの,とんでもないオプションを見つけました。なんと水深75mの大深度潜水を可能とした水中ハウジング,希望小売価格273,000円也。このコンパクト・ボディは水中作業において,とてもありがたいはず。プロがサブで使うことを見越してなのでしょうか?
水深5mの方はそれでも約2万円と,少々お高いですが,全天候型ハウジングとして悪くないかも知れません。小さいと,水中ハウジングは有利です。家族の水遊びを撮影するならこれで十分ですね。ちょっと検討中。
さてレンズですが,T*コートがあるのと,小数点が日本式の“.”ではなく欧米式の“,”になっているところなどから,設計から全てZeissとは関係ないOEMの「認定レンズ」では無いかも知れませんが,実際のところ,ライセンスレンズなんてぇものもあるので,よく分かりません。デジカメやビデオのZeiss,Leicaレンズは,ホンマモノとは,誰も信じなくなりました。で,そういう旨の話をすると,「本物のZeiss,Liecaがそんなに安いはず無いので信じる方が馬鹿だ」みたいな話をしたり顔でする方が居られますが,D28/2.8やP50/1.7などの写りを知らないからでしょう。安いからといって描写が手抜きのZeiss本来の写りとは似ても似つかぬモノであることとは,かつては,Zeissレンズについてはあり得ない話だったのですが,作り捨ての回転の早いデジカメ市場に対応するために,短い開発期間と低コストに対応できるOEMが幅をきかせるようになり,「認定レンズ」なるものが登場したとたんに,その不文律が崩れました。因みにかつてのSONYのDVビデオカメラにおいて,レンズにCarl Zeiss銘があってもそれにT*が付いている機種は僅かでしたが,店を見回した限り,最近はそうでもないようです。
というわけで,ちょっぴり意地悪ですが,忘れ去れないように,ちょっとその辺りの話を書くための材料としてこのDVカメラのスティル画を載っけてみたのです。
ショップでは,DVD-RAMビデオカメラを盛んに進められました。まぁ今後はテープ・メディアは無くなる可能性が高いと思いますが,そっちの方は,仕様が未だどんどん変化します。数年後にもう一度,考えた方がよいかと思えました。一方,DVテープ使用機は,現状の仕様で頭打ちなので,これ以上は変化しないであろうという安心感があります。これまでのテープも一応,見られますしね。でも,消えるだろうなぁ,2.5インチのDVD-RAMやRは,私の所有するMacのDVDスロットではそのまま読めませんし(多分。入れて実験する度胸はありません),また,外付けのドライブ買わないといけませんから。なんにしても,お金がかかっちゃいます。
郷里の両親には,孫達の動画を撮っても,どちらにしてもVHSにダビングして送るしかないのですから。
店頭で見かけるのは3メーカーが多い気がします。
いまのところ動画記録機器にはご縁がありませんが、面白そうな道具だとは思います。
デジタルハイビジョンで業務用並の性能を持ったものもあるようで、どんな人が買って使うのか想像もつきません。
スキン、前のものの印象が強かったのでアレ?となりましたが、見覚えのある男の子が写っているのでcomplex_catさんのブログで間違いないと思いました。
今日、ヤシコンの広角部分を補うために、キヤノンのEF 17-40mm F4L USM を試写してみました。撮影された画像を見ると、立体感がなく
平面的写真になっていました。暗部も黒く潰れた感じがします。
zeissの特徴は、どんなに広角であっても、どこにピントが合っているのか
はっきりわかることです。そのことと暗部から最も明るい部分までの再現性の良さが
立体感に貢献しているのだと思います。
スキン,全然決まりません。やはりカスタマイズしないと駄目かなぁと思っております。
チコが家族の団らんに一役買っているようで嬉しいです(笑)。
ハイビジョン未だ高いですが,アレがあれば,それ以上は無いという安心感にはなりそうです。でも,昔に比べれば驚くほどコンパクトですが,まだまだ大きく重いですよね。
DVカメラのスティルは,まぁ本当におまけみたいな機能ですので,使うようなことは多分無いのかも知れません。やはり荷物増えますね。

