奄美の食の夜は更けて
2005年 11月 27日

調理に当たって,外せない部分は,
1)香ばしく炒められたイリコが入っている。
2)素麺自体は,炒められることなく,最後に和えられるだけ。
3)湯(タン)に油を垂らしたものがひたひたに入っているのを正統とされる方が少なくない。
ということです。素麺を焼きそばのように炒める料理ではないということですね。
画像は取り分けたものなので,ちょっと印象が違いますが。ナシゴレンのようなものは,以前ご紹介した舟焼き(「花と団子」参照),と同じ素材のものを揚げてある団子のような付け合わせです。

画像は,胡麻とピーナッツを使った豆腐料理,




狂牛病については,某大学医科研に於いても既に箝口令が敷かれているようです。相当外に出ると拙いお話が蓄積されているものと思われます。
拙い話とは,なんでしょう。あくまで私の勝手な予測ですが,
アメリカ産牛肉のプリオン感染比率が想定されている以上に高い可能性。
あり得ないことになっているプリオンの垂直(母子)感染の可能性
あり得ないことになっている牛乳などへのプリオン汚染の可能性
カナダの狂鹿病の蔓延とその背景となるウシの暴露飼料のプリオン汚染の可能性
血液検査態勢の不備による輸血によるプリオンの蔓延状況
中国,ミャンマーやインドなどにおける旅行者の感染事故
発症するレベルの脳組織摂取量のレベルが定説よりも圧倒的に低いこと
想像以上に野生動物にも蔓延していること
などなど。実は,奄美料理には,四足獣の脳を食べる料理はないのです。日本全体そうなのですが,私はこのことが,日本人らしい配慮による食文化の知恵と思えてならないのです。献血や血液製剤という医療テクノロジー,世界規模でなくてもクルマや飛行機による人や物資の流通や食品加工テクノロジーが存在しなかった時代は,脳食をタブーにするだけで,民族の消滅は防げました(いや,防げないという知恵があったので,全面禁止にしたのか?!)。今は,無理ですね。そのことに,気がついている人はあまり居ませんが,進化的な数世代の時間でのシミュレーションや島モデルなどの分布拡大プロセスを頭の中で働かせるのは,とりあえず,集団遺伝学や進化生態学を学んだ生態屋の癖のようなものです。悪い癖かも知れませんね。
ちなみに,某国で山羊の脳味噌料理を食べた研究者3人の内,2人が帰国後変死したという事件が最近でも起こっているそうです。スクレーピー(羊のプリオン病)かどうかは,はっきりしていないようですが。
これからは,好き嫌い言わずに何でも食べようと云うのは,罠にはまりそうですが,少なくとも牛でなくても,脳味噌を食するのは止めた方が良さそうです。
ありがとうございます。毎回、勉強になります。

