
友人夫婦が,捨て猫の保護センターのようなものを作っております。いまのところNGO化するには,有象無象のものを引き受けるリスクが大きすぎるので,知り合いの女性と内々での活動のようですが,ここで拾わなければ絶対に死ぬというような捨て猫を保護して,知人の獣医さんと連携して,健康チェックやワクチン接種,避妊手術を施し,里親探しまで持っていくという凄い努力を重ねていて,頭が下がる思いです。公に活動すると,露骨に捨てに来るような人が押し寄せるのが容易に想像できるので,あくまで,非公開で活動を続けている捨て猫防衛秘密部隊です。
ここを公陳丸とチコベェの子分の面接を兼ねて,家族で表敬訪問をしたときの画です。

小学2年生の長男が友人のパートナーの女の方に,「大変でしょう」と,大人のようなねぎらいの言葉をかけていたので笑ってしまいました。末っ子は,早速,猫使いの本領を発揮。チコのようには行きませんが,それでも,大好きなフワリ君に遊んで貰って楽しそうでした。
因みにこの猫は,公園で子供にいじりまくられて衰弱して瀕死の状態になっていたところを助けたそうです。どういう分けか子供好きの性格を持っているのが禍して,ぬいぐるみと生きた猫との違いが分かっていない子供数人にいじられれば一種のリンチに近いことになってしまいます。子供が天使で大人より動物の心が分かるなんて幻想ですし,今時,動物になれていない大人に育てられた子供達に,何が間違っているか,何をしたらいけないかリカイするのは,難しいかもしれませんね。結構恐ろしい話です。

仔猫を産んだところで,親子丸ごと誰にも気づかれないような某大学の敷地の隅に捨てられていた雌の個体。罪滅ぼしに入れてあった缶詰やドライフード,もちろん食べることも出来ず,仔猫はそのまま餓死。母親も衰弱して,いったんは保護されるも,仔猫を探して1km近く移動して力尽きたところを偶然発見されて保護されたそうです。実際に捨てた人間は,何も知らないでしょう。動物を飼う能力も情緒も持ち合わせていないのなら,最初から関わらないで欲しいと思ったりします。

もちろん,人間が怖くてケージの中に逃げ込んでいる子も結構おります。手前は,何となくチコベイに似た子でしたが,それに気がついた末っ子がそっと手を入れて触るのが精一杯でした。里親探しでは不利なので,少しずつ,人間とのコミュニケーションを取れるように慣らしていくというのも,重要な作業になっています。善し悪しは悩むと,友人は話してくれましたが,なんの,猫は野生動物ではなく,とりあえず人間の世界にあってコンパニオン・アニマルとして存在している動物なのですから,それに,猫は,人にとって大切な友達で,人も猫にとって大切な存在であってよいはずですから,それで良いのだと思います。
公陳丸もチコも私たちの元にいて幸せかどうかなど分かりませんし,そもそもそういった評価軸は彼らは持っていないかも知れません。でも,私たちは彼らが傍にいてくれて本当に幸せです。それが伝われば,許されるだろうと思われる関係で,人と猫は良いのではないでしょうか。
SONY HANDYCAM DCR-HC90, Carl Zeiss Vario-Sonnar 1:1.8-3.5/5.1-51 T*
とりあえず,他に数匹,居たのですが,ワイフと2人で,未だ悩んでおります。
コウチン,どうする?