干拓地で

干拓地で_b0060239_20181334.jpg
昨日,フィールドで,いつものレンズ。夕方,感度を上げて,天の邪鬼な三脚を使わず560mm相当のスナイプ。ナベヅルの家族。こういう場合,風を受けて先頭に立っているのは,いつも親鳥。
 休憩中,大口径ISと,EOS 1Vsと1D Mark IIを使っておられる方がおられたので,声をかけたら,北海道からの野鳥関係者の方でした。私の扱う変な組み合わせにぎょっとされたようで,思わず,その方が風景で使われているHasselのZeissの快調再現性になって,話が弾みました。
「暗部がつぶれないんだな〜」と北海道弁で仰られて,「ですよね〜」と相づち。

干拓地で_b0060239_20275386.jpg
野鳥関係では,デジタルは,証拠写真として見せ合ったり,即日,確認が可能なので必須と言える状況になっているのですが,フィルムの色の深みが好きだからと,両方で撮られておられました。ここでレンズ交換ですかと聞いたら,ニコッと笑って,「今日は,風が強いから大丈夫」と仰るので,私もニコッとしてしまいました。暫く,2人でタゲリを観察。

干拓地で_b0060239_2030137.jpg
この鳥,特徴として,頭から着き立ったアンテナだけでなく,非常に綺麗な白いストライプが入っております。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Sonnar 2.8/180 T* +Muter II T*
Commented by Lilywhites at 2006-01-23 22:52
最後の画カッチョイイ~、凄いです! でっかいレンズにムター、小さいキスデジの組み合わせでこんな風に撮れるんですね...感動しましたよ♪ EOS-1の方々からすると物凄い変わり者に見えたでしょうね! 北海道弁だと「暗部がつぶれないっしょ~」でしょうか?(数年間訳あって住んでいたことがあります。)
Commented by complex_cat at 2006-01-23 23:16
Lilywhitesさん,北海道弁のレクチャー有り難うございます。Nさん,私に合わせて標準語で話されていたんですね,きっと。
この組み合わせ,モータサイクル関係のプロのカメラマンから,使えるよってお教え頂いたのです。なんでも,このAFでも自動絞りでもなくて,使い勝手の悪い組み合わせ,100%現場のカメラマンが使っていると言って良いFEレンズよりも背景を上手く処理してくれるのだと云うことです。純正使ったこと無いのでFEの云々は分かりませんが,1枚目,冬の足の早い夕暮れ時に立体感が十分出てくれたのは嬉しかったです。
Commented by nezumineko at 2006-01-24 00:17 x
Lilywhites様も北海道に住んでいたとは。
私も長く住んでましたよ。
1枚目はダチョウっぽいですね。
Commented by complex_cat at 2006-01-24 12:01
nezuminekoさん,ナベヅルって人気無いのですよ。皆,写真を撮るのは見栄えのするマナヅルばかり。山口県の方では,このツルしか居ないので,ナベヅルはマナヅルよりずっと可愛いと,贔屓する方も少なくないのが,楽しいです。
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by complex_cat | 2006-01-23 07:32 | My Shot Life | Trackback | Comments(4)

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