連休父さんーカニ編
2006年 05月 06日

連休も明日で終わり,しかし,気にせず,二つ目のアーティクル。
Minolta DiMage A1, GT 2.8-3.5/7.2-50.8 APO
昨日,沢登りが不漁だったので,その後,去年から目星を付けていた近くの河口(「定点観測3」)に採集に行きました。いつぞやご紹介した干潟(「蟹道楽」),高円宮妃殿下がクロツラヘラサギを観察にきておられた凄まじい生産量の干潟(「ハクセンシオマネキ」)ではありません。規模はとても小さいのですが,それでもそこそこ干潟のカニがいました。

Minolta DiMage A1, GT 2.8-3.5/7.2-50.8 APO

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で,雨の中,元の場所に放しにいったのですが,泥の上においた瞬間,そのカニは,泥の中のデトライタス(有機物)を盛んに口に運び始めました。屁のようなカニ一匹,全くダメージを与えず,一晩逗留して,再び海に帰すことができました。埋め立てで何百万という個体群が消滅している日本で,いろいろ考えてもしょうがありませんが,私自身は,何やらほっとしました。
Minolta DiMage A1, GT 2.8-3.5/7.2-50.8 APO
たかが蟹、されど蟹。生き物を大切に思えることは何物にも代え難いことだと思います。
カエルの子はやっぱりカエルなんですね。

末っ子が,見かけによらず,生き物に興味があります。チコのお陰かも知れません。
良いお話聞かせていただきました。