水槽ビオト−プ廻り
2006年 05月 09日
今回の画は,どれも,このレンズの最短撮影距離付近なのですが,ピントがいまいちでしたが,明日からの離島転戦でドタバタしているので,余裕がないところでお許しを。
Canon EOS Kiss Digital N, Canon Lens EF 50mm 1:1.4
霞ヶ浦では環境再生のシンボルになっているので,ホタル同様,「いいもの」「自然」だと信じ込んで,あちこちの溜め池や親水施設に投げ込んだりする人がいたりします。蓮を鑑賞するために堀などで栽培するのと同じ感覚なので,線は引けませんが,ビオトープと称するものならこれを繁茂させるんだと思い込んでいる方も少なくないようです。まあ,ウォーターヒヤシンスとミシシッピアカミミガメを池に放り込まれるよりは,まだましかもしれません。
「みのもんた」の番組の訳の分からない効果みたいに,「○○」が良いとなると,理屈抜きでそれを取り入れれば良いと引き合いが増えるようなものでしょうか。
でも,正直言って,私自身は,アサザの花を見たのは初めてでした。基本的に南九州には自然分布しておりません。すなわち,移入個体群という意味では,その通りです。アサザプロジェクトを表面だけ見て,環境再生ビジネスで使えると栽培しているものが,こちらにもあふれて来ているのでしょうか。ちなみに,市民型公共事業と位置づけられたアサザプロジェクトでは,現地の在来個体群を市民が各自持ち帰って繁殖させて増やして戻したというところに価値があったのですが・・・。もちろん環境再生などという深い理由で放り込んだ訳ではないと思いますが,とある繁茂中の池があるそうで,そこから持ち帰ってきた株とのことです。閉鎖系の実験水槽みたいなところで楽しむ限りは,良いことにしましょう。環境原理主義になるのもよくありません。
Canon EOS Kiss Digital N, Canon Lens EF 50mm 1:1.4
Canon EOS Kiss Digital N, Canon Lens EF 50mm 1:1.4
Canon EOS Kiss Digital N, Canon Lens EF 50mm 1:1.4
Canon EOS Kiss Digital N, Canon Lens EF 50mm 1:1.4
明日から,屋久島,dojouさんのハッセルを持って,空き時間にとか考えていたのですが,ものすごい悪天候が予想されております。もちろん仕事中振り回す余裕はありませんが,天気が悪いのと装備が多いのと,1ヶ月前正体不明の物体と衝突したジェットホイール(「屋久島の海の足」)に乗ることもあって,来週の奄美行まで持っていくのを我慢しようかどうしようか思案中。