昨日の続き,実は二日続けて,うろついてます。ナンゴクヤマアジサイ。ハナグモが映えます。
造巣性のはずで,鳥などに捕食されにくいように蜘蛛の巣にゴミをくっつけてそれに紛れるように行動するゴミグモの仲間,ギンナガゴミグモ
Cyclosa ginnaga Yaginumaは,不思議な金属光沢があります。
水の引かれた休耕田には,シオカラトンボの雄が大挙してテリトリーを張っていました。雄同士の空中高速バトルは結構,観察していると面白いのですが,よほど気合いを入れて撮りにこないと,無理なようです。後で見ると,シオカラトンボの止まっている葉っぱの裏側に,何か別の昆虫が止まっていますね。
やってきた雌(ムギワラトンボ)をかっさらって交尾,産卵させるためです。多くのトンボのペニスは,前の雄が雌に注入した精包を掻き出すような形状をしており,雌をゲットした雄は,雌を奪われて交尾されないように,首根っこを掴んでガードします。雌は雌で,卵の成熟タイミングや自分自身で産卵場所を選びたいのですが,それが状況次第で雄に邪魔されます。いろいろなせめぎ合いの中で,結構必死さが伝わってきます。
シラス台地の独特の風景。シラス自身は,橋の下の方から少しずつ崩れて行きますので,この部分の河川を護岸工事で位置固定してしまうと,この自然崩壊を止めてしまうので,かえって危険です。また,シラスは自身は軽石や火山灰が渾然一体となって流れてきたもので,非均質な粒子が噛み合ってあまり崩落せずに,このような垂壁のような地形を形成します。一方,このシラスに所々に入り込んでいる降下軽石層(通称ボラ)の部分から崩れやすくなります。
上の画の右隅の方では,薩摩牛が放牧されていました。
シラスの脇には当然と言ってよいくらい湧水がしみ出しており,水田に導水されています。
書きたいことは,あるのですが,本日も,疲れ気味。簡単な記述説明。Webを調べまくれば分かるような話ばかりです。
Minolta A1