Film and Distagon 25mm
2006年 06月 25日

このレンズ,MTF超優良レンズのDistagon 28mmなどと比べると,数値性能はぜんぜん良くないのですが,不思議な味のあることで有名です。APSデジイチでの使用も重宝で,長くフィルムでは撮っておりませんでした。
CONTAX S2, Cari Zeiss Distagon 1:2.8/25 T*

みおさんの主催されているピンホール・ワークショップを教えたら,すぐに福岡にフットワーク軽く行ってしまったスタッフの女性が,ブローニーに嵌って,で,スキャンが欲しいというので。私の使っているGT-X750を薦めました。で,そしたら,今度は彼女の友人が,パーフォレーションごとスキャンできないかというとのこと。うん,女の子は,皆,アートセンス追求型。
最初は,ただの透過原稿としてちょっとやってみました。オートモード外しているのですが,マウンター外すと,取り込み設定をいじってもどうも上手くないのと,なぜか設定がプレビューで反応しなくなりました。あれ?
CONTAX S2, Cari Zeiss Distagon 1:2.8/25 T*

CONTAX S2, Cari Zeiss Distagon 1:2.8/25 T*

1本百円のコニミノの安いネガ使ってるのがばれました(笑)。これまではAgfaかFujiだったのですが。
CONTAX S2, Cari Zeiss Distagon 1:2.8/25 T*
ここのところ,忙しさにかまけてフィルムからの取り込み画像をほとんどやってなくて,これではいけないと,25mmで久しぶりに撮ってみたのですが,CONTAX 167MT(サブも入れて2台)の調子が悪く,結局,マニュアル機のS2で撮ったものだけがまともに写っていました。BODYの問題はよく云われるところですが,連動ピン情報がずれているようです。この件については,地方からサービスセンター送りにすると,あなたの持っているレンズの個体差であり,ボディ側には,何ら問題がないというコメントだけつけて返送されてくるというのを何度も食らいました。私の持っているヤシコンZEISSのすべてでその状況に成るので,そんなわけないのですがね。おかげで手元にあるAX,167MTの二台が,修理されず,そのままの状況です。京セラさんのボディに貢ぐのは,無駄ではなかったかという実感だけが残りました。それと,ガーガーうるさくサービスセンターに足を運べない地方在住者には,このようなメーカーの製品は面倒です。
どうせ
寄贈された稲森会館がこっちの大学にはどんと建っているのですが,一度,末席で講演させてもらいましたが,メンテナンス費ばかりかかって貧乏地方大学にはかなりの負担なようです。商売はうまいけれど,すべからくお金持ちの発想だと言ったら怒られますか。おお,完全にひがみと八つ当たりかな。
絞り情報の伝達ピンを受ける部分の挙動が怪しいAXと167MT二台,ちょっと落としただけでファインダーステイに狂いが生じたS2,時々シャッターが下りなくなって,電池外さないといけないAriaと,腹立ちまぎれに全部処分して,会長が,絶対に壊れないのを作れと言われて作ったと言われるRTS IIIに取っ替えようかと思ったことがありましたが,やめました。
私の友人は,某サービスセンターの方の対応がいまいち(これは,御本人の責任ではなく,おそらく,マニュアル通りされていただけなのでしょう)だったので,ニコニコしながら「じゃあ,これ,あなたに上げます。」と本気で言って渡そうとしたら,「ちょ,ちょっと待ってください。上司と相談して来ます。」と,さすがにちょっと対応が変わったということ。一回しか使えない技だし,基本的には対応された方は人の良い方だったのでしょうね。私も稲森さんに手持ちの5台,思い出にどうぞと,プレゼントしようかなんて,いや,悪い冗談ですね。
デジイチが儲かると,電機メーカーが参入して来ました。技術は進歩しますし,いろいろな考え方がありますが,これによって,すべてのモデルとは,言いませんが,作り捨ての電気製品と一線を画すという伝統を持っていた「カメラ」という道具は,ますます消えて行くような気がします。いや,かつては,電気製品も,作り捨てではなく,メーカーが愛着を持って修理してくれる道具でしたが。
もちろん,メンテサービスに支えられるプロの道具は存在しますが,一般の愛好家が,問題が出たらモジュール総替えするWRCのプロト・カーに乗れるわけではないのと同じですから。

私の場合とは逆に、検索で引っかかるようなタイトルに変えましょう。
これでよいのか京セラ・コンタックス とか、やはり失望!京セラ。コンタックス とか。タイトルは過激に、オーバーに、中身は理路整然と落ち着いて。繰り返し、2日おき程度にアップ。1週間に一度はながす。そのあと、自分でも検索をかけて、検索ヒットをあげる。
検索で同様の意見のページとのリンク。TBを日を置いて発する。などなど。これでクレーマーの入り口に立ちます。

自分のお仕事でも99.9%がデジタルに移行しました。
技術革新の早い世界ですがチコたんの寝姿を見ると
「人間は急ぎすぎだニャ」
という感じがします。
アナログのフィルム。いい感じです。
「音」の世界はデジタルに移行してもアナログ分野も
残りますが映像世界は企業がアナログを見捨てつつ
あり残念でしょうがありません。ベテランの技術者は
「魂」を取り戻して欲しいです。チコたんの画像を見て
少しは「アナログ残そう」と思って欲しいものです。
コニミノのフィルム初めて見ました(^^
ライトボックスでポジ撮りするとパーフォレーションも写し込めますが、
孔からの強い光でゴーストが出ます。
最近のフラットヘッドスキャナはブローニーもいけるんですね。
今スキャナ欲しい病です。
最近のアクセスは,ブッチギリで,オオゲジ,茶毒蛾,犬のダニです(笑)。
ニコンのフィルムスキャンも手元にあったのですが,ブローニー用に購入しました。
困った子です。ナッチが私の足の上にずっしり載って寝ています。

試しにやって,見に来る方がデジタルの画と区別しやすいので,これ,良いかなと思いました。