F11水中使用感
2006年 07月 30日
F11の水中ハウジングは,私が以前使っていたIXY D400と同じ40m防水で,スペック的には同じですが,ポリカーボネートの筐体は,かなり丈夫に感じます。使ってみて,アラート音やメカニカルノイズなどの防音効果がより高いので,少し厚みがありそうで,よりしっかりしております。ダイバー関係の知人にさわってもらいましたが,皆同じ印象。でも,このモデルもハウジングも,既にカタログ落ちになりそうですな。F30のハウジングは,まだ発売されておりません。
Fujifilm F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24
下二人の息子の画も撮りましたが,「水中写真」となるとバタ足金魚がなんとかできる長男を撮るしかありません。
Fujifilm F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24
Fujifilm F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24
以前のIXY D400では,最初から好感度をあきらめて水中ポン炊きで気にせず撮っていたので,意外と合焦していたし,タイムラグも陸上のリズムと変わりませんでした。このあたりは,好感度が使えてもAF用イメージセンサーを使っているわけではないコンデジではしょうがないのかもしれません。
Fujifilm F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24
IXY D400
画像は、昨年の夏休み。
フルサイズデジイチを水中ハウジングに入れて沈めれば,ある程度は善戦すると思うのですが,でかすぎて行動を圧倒的に制約することはいかんともしがたく,NIKONOSの最終型(RSでも良いのですが,それはまた別)を水産試験場などが必死に探す話をよく耳にします。ハードな使われ方をしますし,ファンダイブのものは,使用頻度は少ないものの逆にメンテがいい加減だったり,状態の良いものが残っていなくて,オークションも博打だそうです。
NIKONOS RSは,在庫を残したまま販売中止にして,現在のユーザー分の修理に対応しているという話です。昔,焼酎の伊佐美は,酒造に直接買いに行っても伊佐美の瓶を持っていかないと売ってくれませんで,あちこちの大学の研究室を回ってコンパで使った瓶を集めて買いに行った覚えがありますが,何となく似たような話だなぁと思ったりしました。
私の場合NIKONOS IVを愛用していた時期がありましたが,陸上用全天候型で使っていただけで,水中写真はまともにやっていないので,えらそうなことは言えず,せいぜい,息子につきあったプール写真ぐらいなので,コンデジで十分かなと思いますが。
ぼくちゃん、笑いながら泳いでいるように見えます。かわいい。
こういう笑顔を簡単に記録に残せるなんて、いい時代になったものです。
利用頻度を考えると、自分の場合、買う余裕がないと思います。