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ヤス猫神社参拝


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ナッチとユッチを我が家の養女とすることになった,捨て犬・猫救済とすべての犬・猫と人とが矛盾無く暮らせることを目的としているNGOの友人からの残暑見舞いが届きました。
Canon EOS Kiss Digital N, EF 2.8/24

…私も 相変わらず……
 里親探し,野良猫たちの避妊・去勢,手術(今でも月平均10匹位やってます)
そして いろんな トラブルやもめ事などの仲裁と,仕事と猫のことで,毎日毎日があっという間に過ぎていきます。
 正直…本当に疲れ果てております。
 いったいいつになったら“もうそろそろ休んで良いよ!”と 猫の神様から
 お休みが頂けるのやら〜
終わりの見えない日々に
 時々 とっても 疲れることがあります。
でも 目の前に 助けを求めている猫たちがいる限り やめるわけにはいかないのですよねぇ〜


 そうなのです。私のような多少の後ろめたさを感じながら自宅の猫を可愛がっているintegrityのいい加減な人間と違って,誠実な猫好きの方は彼女のように,あの子を助けて,この子は助けないなんてことはできないのです。マザー・テレサが緊急で助けを求めている人を救助に向かう途中,倒れている別の人を見つけたら,躊躇無くその人を救ったように。
 マザー・テレサについて言えば,その躊躇のなさが,彼女の凄さと偉大さを示すものだと思います。

 猫の神様よ,猫の王よ,彼女にどうか一時でも良いから休息を与えたまえ。

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というわけで,島津家別邸,名勝仙巌園,通称磯庭園内に猫を祀ってあるという神社があると聞き,行ってみたくなり,日本でも希有な猫神様に家族で詣でてきました。だいたい地元の人間はまず行かない観光地で,猫神神社がなかったら行くことはなかったでしょう。私もワイフも初めて入りました。暇な猫馬鹿一家でございます。
HITACHI W32H
ご神体撮影直前で,キスデジNが電池切れ。予備電池は,駐車場の車の中におかずに持ち歩きましょう。バックの緑があっさり飛びますが,携帯デジ持ってて良かった。

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秀吉の朝鮮出兵時に,各部隊の攻撃ミッションの時間を合わせるための「時計」として,連れて行かれた猫たちが祀ってあるということは,Webからの知識で知っておりました。
HITACHI W32H
 しかし携帯デジの書き込み時間,何とかならないかな。暑い中,ぼーっと待っているのは辛い。そうすると,コンデジが売れなくなるか。

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「春が来た」「半蔵の門」など学生時代に読みまくった小池和夫・小島剛の時代劇画に登場する忍者は,よく時計代わりに「忍び猫」を懐に忍ばせておりましたので,「猫の目時計」の話も実際に使っていたのだなぁと思ったりするわけです。ただ,お参りに行ってみて,初めて知ったことがいくつかありました。
HITACHI W32H

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「時計」猫は7匹いたこと,そして,内5匹は「戦死」したこと。
HITACHI W32H

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そして残りの二匹が,いわゆる「ヤス猫」のいわれとなった,明るいレッドタビーであったこと。ヤス猫の話は知っていましたが,この神社との関係は考えもしませんでした。そしてこれは,私の中途半端な勉強のせいですが,猫の「ヤス」の名前は島津氏十七代目当主の夭折した次子久保の名前からとられていたことも初めて知りました。
HITACHI W32H

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すなわち,この神社は,かー君のようなヤス猫を神として祀ってあると云うことです。これは,神社の横の猫グッズショップにおいてあったご真影?
HITACHI W32H

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とりあえず,家族と知り合いの猫全部の長寿と安全を祈願して,絵馬もおいてきました。珍しい猫神神社ですが,御利益なども含めてあまり有名でないこともあって,猫返し神社(「かー連れて」)のように,あまり悲壮な文面は目にしませんでした。多くは,「逝ってしまった猫の魂よ安らかに」的か「愛猫よ,ずっと元気で」的なものばかり。私たちの絵馬にもこの両方の合い混じったトーンで書きました。
 ここは秀吉の朝鮮侵略の軍事兵器として使われた猫を祀る神社なんで、ある意味すごくややこしいのだけれど、猫には何の罪もないし、軍馬同様、military animalとして死んでいった猫の存在。日本の歴史ではひどい扱いや死に方をした存在は、祟られたら嫌だからなのか、神様にしてしまう。その枠に猫も入ていたということでもありますね。
Canon EOS Kiss Digital N, EF 2.8/24

 電池入れ直して,スイッチ入れたら,一枚しかシャッターが切れませんでした。バッテリー・マネージメントがよくできている証拠か。最後の一発が打てる可能性があることを覚えておこう。





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うん,そうすると,我が家の薩摩猫のナッチは,神様直系の娘かもしれないな。
 古来から,日本の権力者は謀殺や利用して殺したものから祟られるのを酷く恐れる歴史がありました。道真公の怨霊は遷都するところまで帝を追い詰めたりしたわけですから。で,聖徳太子一族を根絶やしにした蘇我氏の時代から,勝手に殺しておいてから神様にしてしまうという仕掛けた側(多くはその「変」の後,権力を掌握した側)にとって誠に都合の良い風習があります。これと日本の文化とされている「死んだら皆神様として祀る」というのが関係あるのか無いのか,私にはその当たりの知識はありません。
 そもそも秀吉の出兵は明確なあれ(朝鮮半島)も欲しいから貰っちゃおう病からの侵略戦争みたいですが。まぁ,中世の人の価値観から行くと,日本の戦国国盗りの延長だったかもしれませんが,「国」を超えて国盗りを仕掛けたのは確かです。
 そう考えるとヤス猫神様の意味も日本限定で,間違っても韓国人の猫好きは,磐余を聞いたらここには来ないでしょう。何も知らせずに連れて行ったりすると飛び後ろ回し蹴りを食らったりすることになりそうです。いや,危ないネタはやめておこう。実際,このタイミングで,このタイトル,今気がついたけどかなり誤解を招きそう。
 なんてややこしいことを考えたりしなくて,ともかく,神様なんだから,なんか頼んじゃおうというのが日本民族のファジーなところなのかもしれませんね。

 次回は,あまりややこしい歴史や宗教的背景が絡まない方,阿蘇の猫岳においでまします「猫の王」の方に参拝しようかと。もちろん,いつ,誰が参拝に行っても,誰も問題にしたりしませんし。
 山に向かって手を合わせればいいので(と私が決めた),日本の原初的な山岳信仰みたいだし。
Fujifilm FinePix F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24

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チコも,時々自分の目を鏡で見て,少なくとも暮れ六までには帰ってきて欲しい。本日未だ帰らず。これは,18:00過ぎにとった画ですが,明石の日本標準時ではあまり意味がないのでして,南九州における日の出日没のずれ感同様,2時間以上の時差がありますね。
 先ほどチコが帰ってきましたが,日本標準時で10:00pmに帰ってきて,本人は「まだ8:00pmじゃん。怒られる時間じゃないぞ〜」と言ってますかね。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Distagon 1:1.4/35 T*
 ブログ盆休みと言いつつ,予定変更で,家族でプラプラして,何となく更新しております。明日から三日は,休みでありつつも仕事が溜まっているので,多分更新はお休みにしようかと・・・
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近くの海岸で子供たちを泳がせて遊んでいたら,久しぶりにイルカを見ることができました。只それだけですが,何となくハッピー。
 デジイチ用の長玉を持っていなかったので,コンデジの望遠側のさらに拡大。それでもジャンプしているところがはっきり分かりますね〜,凄い!
・・・と実はちょっと負け惜しみ。あ〜 24mmじゃぁ。Sonnar+Muter II持ってきていたらなぁ。

 子供たちが,見つけてかなり喜んでいました。ひょっとして,猫神様へのラブレターは届いたという連絡かもしれません。猫神様はモルジブでお盆を過ごされていて,きっと連絡係にイルカを・・・海神様でもトリトンでもなんでも混ざってもいいや。一神教の方々には理解を超えていて少々申し訳ないなと思えたとしても。
Fujifilm FinePix F11, Fujinon1:2.8-5.0/8-24
Commented by einnonti-H at 2006-08-15 23:24
とても勉強になりました。

猫学として胸に刻んでおきます。
Commented by pon at 2006-08-16 00:02
時計代わりですか・・・何だかなぁ・・・。
Commented by complex_cat at 2006-08-16 00:05
einnonti-Hさん,いや,お恥ずかしい。
無知を曝した猫馬鹿レポートです。
Commented by complex_cat at 2006-08-16 00:07
ponさん,いやいや,忍者も島津氏も,猫が好きでずっとそばに置いて置きたかったからに決まってますよ(^^)。
Commented by kyoko_fiddler at 2006-08-16 01:13
かーをドライブ猫じゃなく 忍び猫に仕立てるべきだった……!
Commented by complex_cat at 2006-08-16 06:38
忍者もの,犬猫のポジションも重要で,カムイ外伝に出てくる忍犬など,できないことはないのじゃないかと思えるほどのスーパー・ドッグに描かれてまして,欲しいなぁと思ったりしました。
 上述の「春が来た」の中で,老忍が「只の猫じゃないんじゃ,苦楽をともにした忍び猫なんじゃ」と猫の死を悲しむ部分がありました。お庭番は犬猫好きでないとなれなかった?!
Commented by みゃ♪ at 2006-08-16 19:27
猫の目時計おもしろいですねぇ。
でも獲物を狙ったときなんかは狂ってしまいますね(笑)

うちの方のノラヤス一家は、強く生きております。
去年生まれた子が、今年3匹生んだみたいです。
(住み着いてる小屋の家の人がえさをやってるらしい)
Commented by Lilywhites at 2006-08-16 22:17
猫目時計、ほんと面白い発想ですね。 懐に猫をしのばせる忍者なんてちょっとかっこいいので映画の演出とかで採用して欲しいです。 
Commented by complex_cat at 2006-08-16 22:29
みゃ♪さん,よく観察されてますね。流石。
野良ヤス一家,家族が増えてるんですね。
Commented by complex_cat at 2006-08-16 22:34
Lilywhitesさん,6KGもあるチコは相撲取りでもない限り,懐に入りませんね(^_^;)。
Commented by nezumineko at 2006-08-16 23:04
今の地に移り住んで以来、地元系の戦国武将を題材にした小説・書物はよく読み、最期は信玄にハマったりしてましたが、島津氏はノーマーク。全くよく知りませんでしたが、急に気になってきましたよ。
Commented by nekomanisto at 2006-08-17 00:30
いずれこの神社には 先生のお供で詣でなければならないと思っております。 by 助手

そこの神社には、僕も参詣できますか? byかー
Commented by complex_cat at 2006-08-17 07:53
nezumineko さん,薩摩の武技については,こちらに少し書きました。
http://complexcat.exblog.jp/4389809/
妙円寺詣りなど
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E9%87%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE
面白いエピソードには事欠きません。
Commented by complex_cat at 2006-08-17 08:01
nekomanisto様,仙巌園内は,神社だけではないので,かー先生は,失礼ながら参詣できないかなと思われます。また助手様が走るしかないかなと。
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by complex_cat | 2006-08-15 19:02 | Year of the Cat | Trackback | Comments(14)

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