クラッシュ，ああ〜♪

冴えぬタイトルですいません。HDの一つがクラッシュしました。当時未だ80GBが数万円した頃の代物で，古いせいかと思いましたが，DISK UTILITYのアラート「B ツリーのノードサイズが正しく ありません」で検索すると，昨日，アップデイトした可能性が高いSecurity Update 2005-006(10.3.9/10.4.1)自体が，Firewireクラッシャーだということが判明。つまり，Firewire接続のHDを繋いだまま（普通そうだよ）アップデイトをかけるとそいつが壊れるという，凝ったトラップにかかってしまったと云うことですな。


バージョンアップの不具合情報はチェックしろって？　勘弁して欲しい。

　デジタル・データのバックアップのコストは，これからどんどんふくらんでいくでしょうから，趣味で映画などを今時のHDレコーダーに取り溜めている方々も，数年先，泣く人が出てくるでしょう。ローテクのVHSテープなら，ヘロヘロになるほど見なければ，捨てない限り残りますけど。でも，それをドライブするレコーダーが，いつまで残るのかという問題もあります。


残念ながら，一般向けの外部にデータをストックするサービスは，あまりに容量が少なく（せいぜい１Ｇ），テキストベースのデータなら別ですが，個人ユースでも使えない状況にあります。画素子数1GB超が主流になるデジイチの画像データは，これからバックアップが更に大変です。エキサイトの容量が，私のブログでたった308.86MBですから，せっせとリサイズしてアップしておけば，オリジナルとは比べものにならないショボイサイズとはいえ，証拠写真レベルなら救われる場合もありそうです。純粋に，画像バックアップのためのブログを作ろうかな。もちろん，画像ファイル保存の責任をサイトに肩代わりさせることの結果そものは，自己責任になりますけど。

かつては5〜20MB程度で「同じ重さの金塊よりも高い」と揶揄されていたHDは，確かにもの凄く安くなりましたが，一方で，ケチらず，ずんずん購入しなければならない世の中になりました。一方で「今世紀中にHDみたいなヤクザな媒体は消滅して全部光磁気タイプに代わる」と，20世紀末のパソコン雑誌に書かれていた前途有望だったディスクメディアは，いまのところ書き込み速度や容量の問題から，HDの牙城を崩すには至らず，データ搬送用メディア，一時的なバックアップメディア専用です。しかも，残念ながらＭＯ以外は，数十年単位でのデータ保存には向かないようです。ブルーレイが出ようが，この「ヤクザな」HDに代わる外部記録装置の代わりになる役目は持たせられません。


　アーティクルテキストと画像は，何の関係もありません。強いて言うならば，最初の４枚は，HDに落としたら，ほとんどバックアップしない携帯デジのメモ画像。10年後に残っているか・・・怪しい。
　順に，(1)人気無いけど，少年期あこがれたポルシェ928。かつてのＴＶドラマ「アヴェンジャーズ（邦題タイトル：アベック探偵危機一髪）」で，エージェント二人の愛車だった。ちなみに，レイフ・ハインズ，ユナ・サーマン，ショーン・コネリーの俳優人で，リメークされた映画版は完全に失敗作。オリジナルを見ていない人がいろいろ書いているのでオリジナルがなぜイギリスで人気があったのか触れられていない。ヒロインのエマが，当時の女性主人公の中では化け物じみた戦闘能力を持っていたこと（悪役から，「エマは女じゃねぇ」と言われる），それを相方が，ユーモア溢れる会話センスとスパイ道具でバックアップしていた，あのコンビネーションと軽妙な二人の会話が面白かったのですがリメイクされた映画には香りすらありませんでしたね。ほとんどの人が勘違いしておりますが，オリジナルは，世界征服を企む悪と戦うような007ものとは少し違うのですね。大人版「スパイキッズ」にして，どうすんだ〜。と，「何で60年代のイギリスで受けたんだ？」的なテキストしかヒットしないので，それにも腹が立ったので，オリジナルのTV版を擁護しておきます。このあたりは，「Klatuuが何でビートルズと勘違いされたんだ？　なわけないだろ，馬鹿じゃん」というWeb に散見されるテキストに反応したのと同じですね。
　気になったので，ググってみましたが「アベック探偵危機一髪」はヒットもしません。もう一つの私の少年期の宝物「西部二人組」は，こんなに素敵なサイトができておりますが。どうせ，仕掛け人は，私らの年齢が多いので，復活するかも知れませんね。ついでに「僕らのナニー」とか。あれは，何年か前に，映画リメイクされちゃったか。
　
　「アベック探偵危機一髪」オリジナルTVソースは見られないのかな。
いや，あります。タイトルだけだけど。恐るべしYouTube。

　(2)久しぶりに見たSubaru360。良い色だなぁ。細かい形式までは私には分からないが，エンスーの通うレストアショップなどではなく，ちゃんとスバル自動車で今もメンテしていたのに感動。偉い。こういう野乗り続けるって究極のエコ・カーだと思うが，今の環境支援の税制は，排ガス対応の新型車か，プリウス買ってくれるユーザーにのみ有利。逆だと思うが，もの作って売らにゃぁ生きていえない国だからしゃあないと思います。上のもそうですが，飽和しやすい赤い色のクルマは携帯デジでは悲惨。

　(3)台風のさなか，ちょっとフライングして家族で食べに行ったクルクル寿司。さすがに，廻っているものが無くて，全部注文。バイトの女の子たちは，通勤させないようにしたらしく（偉い），若い男の子だけでやっていて，てんやわんや状態でした。でも，電話したら店は開けておられたんで，感動して入りました。偉い。寿司屋に来る途中，台風の中じいちゃんが犬の散歩。少年が，傘も差さずに走っていた。一応神経使って運転していたので，写真取れずに残念。南国に住んで，雪国が豪雪でびびらないのと同じように，台風には神経質にならない人がおいでです。

　(4)ナッチ，ユッチの兄弟。代々ヤス猫を可愛がっているお宅のよう。名前もヤーちゃん。我が家の公陳，チコよりもちゃんと遊んであげている義理姉ちゃんは偉い。ちょっと見，ナッチと公陳に見えるところが面白いです。

　(5)涼しくなったのか，本日も，家で爆睡していたチコ。ナッチ，ユッチの皿からお食事。彼らのは，ナッチ，ユッチが食べてしまっていつも空。姉妹に「あっかんべー」をしているような，チコべぇ。あんたは，偉い。

　タイトルは，Queen の“Flash Gordon”の節でお願いします。
　偉くないぞ，アップル。アップデイトかちりとしたらHD壊れるなんて，ウィルスより酷いじゃないか。



　飛ばしたのは以下のものだと思いますが，完全には思い出せないのが恐ろしいところ。
　１）フィールド・リサーチのセッション毎にフォルダーを分けていたここ５年あまりのデジカメの画像ファイルファイルと，２）フィルム／プリントからのスキャンファイル，３）biosisとJOISからの文献アブストラクトファイルが，全部消滅したらしい。論文関係／レポートなど仕事用のファイルはそこに入れていなかったのですが，他に何を入れていたのか，ちょっと思い出せないのが怖いところ。４）衛星画像の中間処理ファイル。私がお遊びとしか云いようがないレベルでいじる程度なので，使った仕事は限られております。５）解析の作業ファイルに６）最も調子よく動いていたバックアップ用のつもりでメインシステムになりつつあったOSX10.3.9。

　１）のオリジナルはともかく，全部残っていますが，Exifで撮影の年月日は確認できるものの，それに全部当たらねばならなくなると思うと，うんざり。いろいろな使い回しの結果，ファイルが多重化してそれで頻繁にコピーを取らなくても安心してしまうわけですが，画像データベースを構築するしか，画像の多重コピーが増えていくのに対処できないことに気がついて，画像データベースを検討しつつあった矢先のこと。
　２）は，もちろんネガもプリントも残っていますが，もう一回スキャンが必要なのを探し出してする手間を考えて，うんざり。
　３）必要な文献は取り寄せて，ハード・コピーもあるけれど，問題は，そこまでしなくてもと考えて，でも結構まとまると使い物になっていたファイルなので，これまた，がっくり。一部はバックアップが残っていますが，こいつのバックアップミスが一番痛いかもしれません。
　４），５）は，最終的なアウトプットができた瞬間に，おざなりになるのを反省。特に複数のプラットフォームにまたがった解析処理を力業でやっているので，作業ファイルのバックアップは，面倒くさいなぁと思うことが多いのです。いちいち取っていたら，結構な容量になりますので作業の最後の方のセッションしか多重化していないのです。特に作業中途のものや，ラッキーにも，別の仕事で繰り返し使えるというものがどれくらいあったのか，現時点では分かりません。
　というわけで，詰めの段階のものはともかく，通常滅多に当たらない場合が多い，作業ファイルが飛ぶと，結構どころでなく非常に痛いと言うことが判明しました。システムをずんずん上げていくと，こういうことが起こりえるという一つの実例。DTPの印刷現場では，安定して動いているOS9ベースのシステムに何ら手を入れないところも多いという話を聞きます。専用機ならそれでよいのですが。６）は，再構築のコストを考えると，これまたうんざり。OS9の時代は，調子よく動くシステムを一つ作れば，それのクローンを簡単に作れたのでしたが，今は，アプリケーションのお世話にならねばなりませんし，それも細かいところであんまり信用できなかったりします。