捕獲申請無許可
2006年 10月 17日

いつもの,パターンさ。拗ねた君をあやすのは♪ (“昨日・今日・EVERYTHING” DANCING/ Sentimental City Romance, 1982)
で,私の寝床にやってきて,最初は起きていたのですが,やがて股間で爆睡モード。毛布を掛けて,私は寝床からそっと起き出したのでした。
Canon EOS Kiss Digital X, EF 50mm/f1.4

Canon EOS Kiss Digital X, EF 50mm/f1.4
私が観察していたときは,間違って私の足に登ってきてしまった個体が居ました。捕獲直後なら,生きたまま,回収できたのになぁ。可愛いのだけれどなぁ。これ,クマネズミ,イエネズミ,ドブネズミと違って捕獲するのに,今は,定式書類を出して県知事の捕獲申請許可が必要です。後付で出して,つじつま合わせる話はよくありますが,「捕獲方法:猫」なんて書けないよな。事故だということで。普通はこのような死体の状態で,ネズミを種類を同定するのはかんたんではないし,住宅の室内から排除なら確か問題なかったのでは。どこで誰が撮ったか分からないけれど(ということにしておきましょう),庭先の「父さん獲ったよ」コーナーにいつものように置いてあったので,多分チコではと思っております。
ちなみに来年4月から,この野ねずみの捕獲に際して,罠もしくはその周辺に,捕獲者の個人名,連絡先を書かねばならなくなるのですが,これは,とてもやっかいです。一般のイノシシやシカの猟をされる方を対象とした,「罠における使用者及び連絡先表示義務」を一般化したのだと思いますが,生態屋,とくに女子大生はどうなるのか。不埒ものが「お,女の子がここに罠かけたんだ,回収に来るぞ」と考えたらどうなる! ええ? 環境省? たおやかな女の子が,罠置いたりするなんてこと,想像すらしてないのではと,思ったりするのです。不埒なことを考える暴漢が居たら,返り討ちに遭いそうな屈強な銃を持っていたりするおじさんばかりではないことを知って欲しいな。
発信器の問題の時も思ったけれど,日本では,結果的に士農工商生態学徒。法は弱きものを守らない。
余計な情報を教えているようで嫌ですが,そもそも,どういう人間がいつやってくるか分からないから,安全なのですが,野ねずみ罠の場合は,生け捕りなら,夏場でも早朝に回収しないと冷えて死んでしまいます。余計な気を遣わせるような面倒な法律改正です。男だって,やだよ。たかだか,野ねずみを捕るのに,名前を曝すなんてね。まぁ,目立たないところに掛けるしかないですね。でも,場合によっては,住宅地周辺とかもあるのよ。辞めて欲しいな。はっきり言って。人間が来ようと思って来ないようなところでは,むしろ安全なんです。フィールドワーカーが最も危険を感じるところは,人の住む環境の近くなんです。そこに,自分の本名や連絡先を書いた罠を並べる。こういった事態は,イノシシ罠やシカ罠ではあり得ないのです。
多分,文句を言って心配しているのは,全国の生態屋のそのまた,超マイナーな私のような人間だけであるとは思います。環境省の行政官,重度頃か,殆どが罠掛けたことなんか無いもの。本当は,銃猟によるシカのコントロールなどを考えても,高齢化,少人数化が問題になっている民間団体である猟友会任せではなく,カナダなどのように,公務員にこそ銃猟の訓練をしてきちっと実施させるべきと考えるんですけど。
似たようなことは,素朴な学生さんの疑問にもあるようで,猟友会関係への許認可を出す部署でバイトしていた私の知っているマクロ生物系の女の子は,そこのお役人がみんな銃を撃てるものだと信じていたそうです。質問して恥を掻いたと言っておりましたが,彼女の感覚こそ健全だと私は思います。
でも,そんなことやった日にゃぁ,コームインによる飲酒運転事故どころではなく,コームインによる猟銃乱射なんて記事が,新聞に載ることもそう希でなくなるのかも知れません。99.9%がまじめで必死に仕事をしても,その手の事件に限って0.1%が,信じられない問題を起こすのが,今のご時世ですから。なんのかんのいっても,銃なんて,殆どの人間が,見ることも存在すらも忘れていられるこの国の状況は,ありがたいと思います。いろいろな凶悪な事件や,信じられない事件が起きておりますが,銃が無くてもあれだけのことがやれてしまうのです。銃という存在が,一般化したらどうなるか,想像するだけで恐ろしいことも確かです。
さて,罠に対する記名ですが,せめて,連絡先は責任の所在ということで,しょうがないとして,ハンティングネーム(そんなのあるか?)を認めてくれないかなと思います。「猫王の使い」とか「アルテミスの隠し子」とか。私が,教官で,女の子に罠掛けさせるのなら,私の名前書かせればいいけれど,そうはいかない場合,女性の場合は,なるべく強そうな偽名を書くのも良いと思います。どうせ申請許可通りの名前書いているかなんて誰もチェックになど来ないし。不安を感じる生態学徒の方,「○○組○○○○ 見回り上等 ヨ・ロ・シ・ク!」って書きましょう。でも,個人の名前がぽつんと曝してあって,連絡先がついていれば・・・やっぱり今時,やだなー。冗談じゃないよ。
に、訪れて、猫ちゃん達の写真楽しませていただきました。
私のブログにも書いたのですが、九州には熊いないのですか??
熊が九州で早々と絶滅した理由について、明確に検証したものはありませんが、照葉樹林の生産量を考えると、大規模植林などによる自然林へのダメージは、こういった哺乳類種にはかなり堪えたと思われます。
ネズミの捕獲に県知事の申請許可が必要とは信じられないですね.どういった理由によるものなんでしょうか.罠全般が危険だという認識でしょうか.ちょっと理解不可能ですね.
森の生態系を維持するのはたいへんですが,作法を知っているハンターが少なくなり,ゲームのように撃ち殺して,そのままにして帰る人もいると聞くのですが...かといって,人間にとっては稲や作物がやられちゃう有害鳥獣なので,仕方がないんでしょうか.
ところで私の職場にはときどきウリ坊が迷い込んできます(^^)
ただし,墜落罠でほったらかしの酷い捕獲をやっていても,細心の注意で生け捕り罠を使って殺さないように捕獲をやっても,許認可の方で裁定に影響が出たり,生け捕り罠における使用の指導が入ることは殆どなさそうなので,それ自体少し問題なのです。
ハンターには,品骨卑しからぬ優れたナチュラリストもおいでですが,100%男だけの集団で,バイアスはかなりかかっております。だって,普通の人では,猟銃を持とうなどという動機は余り発生しませんから。
うり坊,可愛いですね。結構野生の王国にお住まいですね(笑)
チコベー 「ここは、あったかくて好きだにゃ~ むにゃむにゃ・・・。」
寒い季節には,何となくそばにいて安心します。
さわりた~い!

