冷え込んだ日


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本日は,こちらもかなり冷え込んで,公陳丸はデロンギの前の毛布にくるまっております。昨晩も私の股間,普段はチコの定位置で寝ておりました。
 最近は,チコはTVセットの上から私を見下ろしているか,暖気が溜まる天上近くの段ボールの上で寝ております。
Canon EOS Kiss Digital X, Nikon Micro-NIKKOR-P・C Auto 1:3.5 f=55mm
私自身,ニッコールはAFのED600mmしか使ったことがないという天の邪鬼で,フィルムの現像分を取りに行けるまで,こういう見せ方になるかと思います。
 オークションで落としたレンズもありましたが,私の父は,Nikon使いなので,全て,父の誕生日にプレゼントで行っております。
 初めて,自分のものとして使うNIKONレンズです。


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チコも,出かけるのは相変わらずですが,外での滞在時間が短縮していて,何度も出入りします。なんだか神妙な顔をしておりますが,久しぶりにたっぷりイカ刺しを食わせたため,実は,おかわりの期待とおねだりの入り交じった顔がこれです。
Canon EOS Kiss Digital N, Sigma 3.5-6.3/18-200
 混ぜてしまいましたが,この画はニッコールではありません。このSigma製のAPSデジイチ用AFレンズ,MFの各メーカーのレンズと混在して使ってますが,普通によく撮れると思います。フィールドで,レンズ交換などしている暇がないの場合が多いので,幅広い飛車地帯に対応できる良いレンズですが,近接がもう少し効けばありがたいのですが。MFにすると,最短撮影距離が少し詰められるという不思議な仕様です。
 全体を補完するような使い方のレンズになっておりますが,他のEOS用AFレンズに手を出す余裕も当分無さそうです。

 公陳丸とチコは,第2ネコ・ドア横の扉を開けるようになってしまい,入場専用にセッティングしておいても,いつの間にか扉が開いていて,ナッチ,ユッチが一緒に出て行っていないか,ワイフ共々あわてて探す日々が続いております。ゲートバネルに手を入れなければなりませんがその暇がありません。
 特にユッチは,チコが出て行った後,第1ネコ・ドア周辺を点検していることが多いそうで,隙あらば飛び出しそうです。


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ナッチは,天然系,子猫の時は沢山食べて,今も腹ぺこナッチですが,ヒトの食べる高カロリーの肉,魚が大好きなユッチの方が頭も体も大きくなって,差が付いてきました。ナッチの顔はユッチに比べると何となくほっそりしています。
Canon EOS Kiss Digital X, Nikon Micro-NIKKOR-P・C Auto 1:3.5 f=55mm
 彼女の感動的な性質は,どのような場合も爪を立てないと云うことです。普段は,抱かれたりなでられたりするのが苦手なのですが,夜中,私やワイフが仕事で起きていると,そっと背中にぽんと手を当ててくることがあって,とても可愛いのです。
おそらく,日本中の多くの研究室で,ひたすら標本写真を写し続けた個体も多い,セミオールド・マクロ・レンズ。まともに使ったのは初めてです。マクロレンズは名玉じゃないといえるレンズこそ少ないのですが,マクロプラナーとはまた全然違う方向性のマクロレンズですね。線が思いの外,細いのと,FDマクロよりも二重線暈けが酷くないという印象を受けました。堅実な写りですが,発色はデジイチのAWBでノーマライズされているところもあって,室内ではわかりにくいので,お正月中に,野外で絞り込んで使ってみたいところです。


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ユッチは,体が凄く丸く大きくなりました。私の食事中は,ずっと強請りっぱなしで落ち着きません。同じ食べ物も,自分の皿からではダメで,直接貰わないと食べないという困りものです。ナッチとじゃれるように,あっさり公陳丸にもチコにも手が出るので,特にチコからは,もの凄い反撃を食らってますが学習しません。といっても,頭を2,3発パンパン叩かれるか,「ハーっ」とされるぐらいで済んでますから,チコもずいぶん大人になったものです。
Canon EOS Kiss Digital X, Nikon Micro-NIKKOR-P・C Auto 1:3.5 f=55mm




 F2とそのシステムについては,当時のCANON F-1とともに,私の学生時代の愛機であるOlympus OMシステムの仮想敵であったわけで,そのあたりの目線でちょっと書いてみたいと思います。少なくとも,かのメーカーが喧伝していた,「大きく重くショックが大きい」というアンチテーゼの内,最後は,全く当てはまりません。ずしりとしたボディの中に,チタン幕フォーカルプレインとクイックミラーの衝撃は見事に封じ込まれており,かなりの低速でも安心してシャッターが切れるのを初めて体験しました。
 Nikon D80を仕事のスタッフ用に購入しましたが,このメーカーのこういった素晴らしいフィーリングは,継承されていますね。デジタル一眼に参入した家電メーカーは,こういう部分は前世紀の遺物扱いして消滅させてしまいたいでしょう。電子ファインダーとそれに伴うライブビューへのベクトルは,趨勢としては止めることは出来ないでしょうけれど,視野率100%を保証する大きなクイックリターンミラーを見ると,このメカニズムは,消滅させて欲しくないと思います。
 少なくとも,エネルギーゼロで,とっかえひっかえレンズを填めて,ペンタプリズムとフォーカシングスクリーンが介在するだけで光路ごしに像を覗くことが出来る機構が私は好きです。得られる電子画像そのものを見ているレベルになったとしても,いちいちスイッチを入れてエネルギーを使わないと像が見えない,ライブビューのデジカメは,ただの貧乏性のカメラ変態の私には性に合いそうにありません。
 ここんところ,一生懸命考えたのですが,バッテリー・マネージメントにずぼらでは使えないカメラほど,メリハリのある撮影行為をされる,プロ向きなんだと思います。
Commented by yuu8972 at 2006-12-28 22:09
猫パンチっておもしろいですよねえ。金沢はいきなり寒くなりました。
雪降っています。ああ、お日様いっぱいの九州が懐かしい!!って
二日間しかいなかったけれど(笑)
Commented by complex_cat at 2006-12-28 22:13
ゆうさん,こちらも,本日,峠などでは雪が積もりそうです。
 昨日は菜の花が満開だったのですが,仕事忙しくて獲り忘れました。菜の花は,こちらではほとんど冬の花です。霜が降りない場所では,何ら問題なく咲き誇っております。
Commented by Lilywhites at 2006-12-28 23:38
ユッチの瞳がキラっとして実に良い写りですね♪ 最近なんとなくニコンて一度使って見たくて仕方ないんですが、こうして拝見するとやっぱり凄い! それにしてもキスデジのファインダーでよく合わせられますねぇ~。1Dsのファインダーを本日除いたらずるいぐらい見やすくて...でも値段と重さが...笑。
Commented by complex_cat at 2006-12-29 01:42
Lilywhitesさん,暗部の沈み込む部分の艶というか表現は,MPにアドバンテイジがあると思いますが,マクロらしく細かい描写という感じですね。ピントは,手動でフォーカスABCをやってます(笑)。実際かなり,ピントを外しております。
 1Ds の廉価版が出るという話を聞いております。ペンタプリズムのってMFで使えるファインダーなど,一眼の廉価モデルにも載っていたのに,なぜ載せられないのかと,かのメーカーをやじる気になりますね。実際,ライバルメーカーの方が,中級モデルでもまじめに仕上げてますから。
Commented by martini_glass at 2006-12-29 02:44
NYは今年この時期は雪も降らずわりと暖かいです。
ユッチとナッチはそんなにも成長ぶりが違ってきてるとは面白いですね。
Commented by uwomaru at 2006-12-29 09:39
昨日は冷えましたね。二時か三時忘れましたが、窓ガラスが曇り始め、結露にいたる様子を目撃してしまいました。驚きです。ちなみにいまも暖房なしでも一面結露です。日が照っている間は気分的に暖かいのですが、夜の峠道など走りたくはないですね~。
Commented by complex_cat at 2006-12-29 09:57
martini_glassさん,ということは,今頃は,結構,良い季節なのですね。皆様の土地それぞれのライブ感のあるテキストがいつも嬉しいです。
 姉妹で,これだけ違いがあるというのも,当たり前なのでしょうけれど,とても,面白いです。
Commented by complex_cat at 2006-12-29 10:12
uwomaruさん,寒くなるとチコの戻りが速いので,何となくありがたいと思うこの頃です。ネコ馬鹿ですな。
Commented by nekologysince2004 at 2006-12-29 14:18
私はNekologyと申します。
先程は開設したてのブログに遊びにきていただきありがとうございます。あたたかいコメントうれしかったです。
ブログは初めてで慣れないこともありますが、また遊びにきていただけますようにステキなページにしたいと思っています。よろしくおねがいします。興味がありましたので逆にこちらから遊びにこさせていただきました。猫さんが皆かわいらしいので観ているとほんわりとしてきます。
また遊びにきたいと思いました。
また、写真やカメラについてたくさんの記事が掲載されていたのでとても勉強になります。
その中に、「学研の科学・ピンホールカメラ」についての記事をみつけて、つい読みいってしましました。実は私も前から「学研の科学ピンホールカメラ」に興味がありまして、何度もヴィレッジバンガードに行っては買うか買わまいか迷っていたのです。
セットにはいっている雑誌には、ピンホールを使ってプロが撮った写真ものっていて、とても面白い視点で撮れているのが魅力的でしたし、やはりなによりも手づくりキッドに魅かれまして。
一から自分でつくるピンホールカメラ。作るのはむずかしいですか。
それから使い勝手はいかがでしたか。
Commented by complex_cat at 2006-12-30 08:30
nekologysince2004さん,私の勝手な種間ですが,ピンホールは,みおさんとapertureさん以上の画を,雑誌では見たことがありません。みおさんは針穴写真塾を年に一回,主催されております。
 こちらをご参考に。
http://slowphoto1.exblog.jp/
Commented by nekologysince2004 at 2006-12-31 19:37
さっそく観にいってみます。
ありがとうございます(嬉)
それではまた、来年。よいお年をお迎えください。
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by complex_cat | 2006-12-28 21:37 | Cat Family | Trackback | Comments(11)

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