義母来る
2007年 01月 11日
人見知りの激しい神経質なナッチは,姿を隠し,ユッチは,甘えさせてもらえるならとべたべた。公陳は外出中で,チコはいつも通りクルマまで義母を先導してお見送り(友あり。遠方より来たりて チコに送られる),だったそうです。ワイフは,末っ子,次男が体調を崩したので病院から戻ったところでへばっていたので,さすがに今日は彼女の撮影した写真はありません。
義母はその間に,ご近所の人と談笑し,撮ろうとすると近くに寄ってきてしまうチコの写真を何度もトライして撮影し,帰宅した息子達と大声で会話しながら,来がけに買ったデコポン(柑橘類ね)を置いて,嵐のように帰って行ったそうです。いや,その他に,なんか大きな筆が入った袋がいくつか置いてあります。
私の実家でも似たところがあります。この間まで,私の部屋のFleetwood Macのポスターがそのまま飾ってありました。
「・・・坊やだからさ。」
“Rumors”の裏面の写真です。不倫だらけでぼろぼろになっていたメンバーの中の二組の夫婦とスティービーとつきあっていたミックが,目一杯はしゃいだ顔で写っている,あの画の連射の中の一枚と思われるポスターです。もちろん,若さ故の過ちとは思っておりません(笑)。
あの部屋に帰るのは,1年に1回あるかないかです。
追記ー書自分の実家,ワイフの実家,日本の家屋については,非常に無駄が多い状況になりつつあります。地震が多い国なのでしょうがないという方もいますが,100年以上保つ家も存在します。そういった,家を建てることに対して,補助金制度などが必要ではないかと思いました。といいつつ,我が家も,経年変化に強いことを一応の目標にしましたが,子供達が巣立った後,役目を終えて,消えていくのを待つだけなのかも知れません。資源もない国で,間伐材でもない材料で家建てるなんざ,超反エコと,研究者時代の先輩に怒られたゆえんです。
以前のアーティクルにも書きましたが,私の恩師が,やはり,強硬な弟子から「Yさん,あれほど偉そうなこと言ったのに家を建てるなんて」と攻撃されました。おそらく,家建てて非難されるなど,生態屋(註1)だけだと思います。で,苦し紛れに恩師は,「いや〜,犬拾ったから」と,言い訳しました(本当は,順番が逆でしたが)。
「あれは,犬小屋ですか?」とこれまた,弟子に皮肉を言われました。私も言ったような(笑)。
で,もちろん,私の場合も,「いや〜,猫がいるから。」と言い訳をしておきました。「借家じゃ,大家さんに申し訳ないし〜」ということです。く,苦しい。
資金援助しようかと言っていた父母が,息子は猫のために家を建てる気だと,呆れていました。
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註1-ちなみに,私のEcologistは,エコロジー活動家,環境主義者の方ではなく,生態学研究者の方です。20年以上前に,マスコミ関係者に,エコロジストだというと,エコロジー活動家だと思われて,かなりうさんくさそうに見られましたが(後者はもっとマイナーで彼らの辞書に載ってなかったかも知れない),今はエコロジー活動家は,市民権を得ているので,同じように勘違いされても大丈夫ですが。
認めたくないけれど、若さ(バカさ?)ゆえの過ちが、本棚に隠してあります(謎笑)
・・・ああ、しかし安彦さんの描く人物の線は究極です。
何と柔らかく、的確な線なのでしょう。
(ちなみに、宮崎作品では、水の表現が好きです)
こないだ・・・・、元私の部屋だった、父の部屋に、PCの不具合を見て欲しいと言われてK太郎が入ったら、入り口の上に私の宣材写真を引き伸ばしてパネルにしてあるのが飾ったままになっていて、「何これ?」「誰これ?」と息子ながらいやぁ~な汗をかいたと言ってました。案外、壁に貼った物って、邪魔にならないし、存在に違和感がないんですよね。
「若さ故の過ち」で,一番好きなのがこれです。
http://www.youtube.com/watch?v=raFKb7kjz2g
So cool! です。
自分の部屋そのまま,でも,自分を取り戻せたのもあの部屋でした。
大好きなアルバムで,携帯にもiPodにも入ってます。
がついたままなのが、親心ですねぇ~。
私の実家には私の痕跡はありません。
そんな親子関係です。
ま、飾るような賞をとった絵も書かなかったし、
ポスターも貼ってなかったしなぁ・・・。