Distagon 21mm/ f2.8ーフルサイズの恩恵
2007年 01月 13日

CONTAX AX, Carl Zeiss Distagon 2.8/21 T*

私の考えとしては,歪曲を感じない広角レンズ設計は,APSサイズでは,きついような気がします。でもって,たとえばこのDistagon21mmの画角をAPS-Cサイズで再現しようとすると,13mm程度の画角が必要になってしまいます。それで,広角はRF型のRD-1sやLeica M8などに任せればよいという考え方もあるのですが,60cm以下の近接でぴったしフォーカスを合わせてフレーミングをしようと思うと,やはり一眼しか方法がありません。特に,超広角の近接撮影というのは,個人的には,結構楽しいものがあります。
CONTAX AX, Carl Zeiss Distagon 2.8/21 T*
ユッチのアプローチに,露骨に嫌がって唸り声を上げているチコ。これ,危ないところでややこしいことするなよ。

APSサイズで25mmあたりを使ってみて,40mm相当で慣れてしまって楽しいのですが,イメージサークルが135サイズをカバーしているのなら,やはり後ろ手に縛って,走らせているようなところはあるような気がします。あるいは,6気筒エンジンの2発を止めて走らせるとか・・・貧乏性の考え方なのでしょうけれど,APSサイズにて効かしたレンズで,画質を犠牲にせず,小型化を再現できるのならば,悪くないかとも思いますが,一眼レフのようなバックフォーカスの制約があると,レトロフォーカスレンズで小型化というのは,限界がありそうですが,そのあたりどうなんだろう。
12mmあたりで,このレンズとタメ張るような,小型のAPSサイズデジイチ用レンズが出たら,認めてあげる(偉そう)。このレンズ,本当にでかいから,確かにそう思ったりすることも少なくありません。
CONTAX AX, Carl Zeiss Distagon 2.8/21 T*
フードがずっと悩みです。レンズの性能を引き出すには,蛇腹型の大型フードが必要と思われます。天の邪鬼,手でいつもやるのですが,ハレ切りする暇がありませんでした。
ああ,しんどいので,短く決めるつもりが,だらだら書いちゃった。
それにしても、見事な空ですね、広いしグラデーションがいい感じです。
そろそろデジイチ導入するつもりなので、APSサイズ入門です。
題名をつけたくなる一枚だと思います。チコとユッチがまさサーカスしてますねー。チコ・・・そんな先端にいては危ないですよー。
せめてヘルメット、被って下さい。
この30分前に,ツルの大群が,空を通過していました。仕事で間に合いませんでした。
唸らされます。笑
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2004/11/05/385.html
確かに凄いレンズですね。EF純正レンズにおける開発力のすばらしさも理解できます。余裕が有れば,一本とも考えますが,広角ズームではなく,単焦点が難しければ,Leicaにあった3焦点レンズのような形で開放f値と大きさをもう少しと思います。

