Cat guyー猫男だよ!
2007年 01月 23日

残念ながら,正体を曝すので,動画アップはしません。
動画で見ればスムーズに通り過ぎてしまうので,怖くないのですが,途中で止めると。きゃー!!!(先に驚いておこう)
もろに,ゾアントロピー=獣人化現象です。本人も怖いです。ご免,公陳。
私のワイフは,私が目の前で獣人化しても驚かなかったので結婚しました。
公陳丸は二人の歴とした子供です(ウソですけど)。

“The Cat Guy!”ハリウッド進出も間近です(ええ,ウソですけど)。
ネットで見る進化論批判論者の設問の中によく出てくるものに,「 進化が正しいなら、何故中間型の生物が存在しないのか」というのがあります。
人はサルから進化したとか平気で書くくせに,進化論批判論者は中間型の話が好きである。本当は批判論の内容は勘違いが根幹にあるので,そもそも「批判論」になっていないといった方がよいのですが。人とサルは共通祖先から進化したとより正確に書いて考えればわかります。その共通祖先が外部形態的にサルそっくりであったかどうか,両方の中間的な形質を必ずしも持っていなくても良いのですよ。また,共通祖先が,サルそっくりだったとして,例えば人間のとサルの両方の特徴を併せ持った中間型の形質の生物を仮定する必要はありません。なぜかと言えば,中間型といっている人の頭にあるのは,あくまで表型形質における中間型なんです。現在の遺伝子進化に関する膨大なデータを考えれば,その仮定に意味がないことは明らかです。この動画はネコからヒトの中間で止めたんですが,外部形態がサルとヒトの中間型の生物を想定することのばかばかしさを理解できますでしょうか。中程度に毛が生えていて,中程度にお猿さんに似て,中程度に人間に似ている。想像力の貧困さと遺伝子の振る舞いについての理解のなさを感じます。形態的変異と遺伝子における変異には,リニアな相関関係はありません。
また,否定論者は漸次進化を前提に進化論を攻撃していますが,断続平衡理論は現在では一般的です。格好良く言えばリープするような進化のプロセスです。更に,進化が起きるには小規模個体群における変異の固定というプロセスを考えるのが現在では一般的です。大進化と小進化について,十分理解した上でかき分ける必要もあります。これは,ネットをあさくって,答える側にも欠損していることが多いので結構驚いたりするのですが,まあ,こんなもんでしょう。
見た目,モーフィングでメタモルフォースをするように,進化は徐々に変化すると考えるイメージに支配されているのが何によるかは分かりませんが,そんな風にイマジネーションを固定してしまう情報が多いのは分かります。
さて,また表型形質において明らかに中間型が存在した場合を考えても,初期の変異の固定が生じるのは,局所的な小規模個体群であり,かつ非常に身時間タイムスケールでしか存在していなかった可能性が高いことになります。となると,それが,化石として発見される確立の分母は天文学的な数値ということです。ミッシングリングの化石はざくざく見つからんでも当たり前と云うことですな。化石なんか信用できんと言いつつ,いざとなると化石で見つかってないのはなぜという批判論者の欺瞞に満ちた質問への回答になりますでしょうか。
このシリーズ,後,4回ほど予定しております。水の話もですが,ネット上に溢れる,ダーウィニズムへの不可解な批判が,気になってしょうがありません。
「日本人はキリスト教世界観に支配されていないので,驚くほど素直に進化論を理解した」とモース貝塚の発見者であるDr.モースが書いていた時代とずいぶん隔たりがあります。良いのですよ,例えばアーミッシュみたいな人たちが創造学説を信じるのなら。でも,宗教的な敬虔さもなく,進化論も理解できんとなると,ただの自然科学後進国家と云うことではないかと。

なんだか分からないけど、見られないほうがよかったのかも。
いろいろ思うところがあり、いろいろ考えています。
人生の機微について。
ええと,クリックしても作動しません。ただの貼り付けた画ですので。私の顔と分かるなんコマかを飛ばして動画アップしようと思ったのですが,面倒なので止めました。
我が家の息子達は,トウサンコウチンとこの動画を呼んでます。時々トウサンコウチン見たいというので,見せてます。
…自分とかーでやってみたくなりました(←バカ)
お腹が痛いです。責任とって胃薬ください。(ウソ)
トウサンコウチンは是非シリーズ化してください。動画は観れないのは
残念ですが、その後のおこさまの反応レス、楽しみにしております。
ぶほっ。
子供たちは、普通に楽しんでます。