チコとお招ばれ

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「義父さん,あれなに?」「お向かいのSさんとこのバーベキューだよ。」「行きたい」「え?」
 というわけで,お向かいさんのバーベキューをチコと眺めていたら,c_Cさ〜ん,飲みませんか〜と声をかけて貰って,お招ばれに。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Vario-Sonnar 1:3.5-4.5/28-70 T*
 ノーファインダー,ノートリミング。夜間での野生動物を捕る経験の結果,標準AFレンズでは,シャッターチャンスは,外すことが多いのが分かっています。ヤシコン使っていて良かったと思うこの写り。

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大人6人に小さな子達も10人ぐらい。少年組はタフにも,9時過ぎまで,公園でボール遊び。安全な世界だなぁ。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Vario-Sonnar 1:3.5-4.5/28-70 T*
 幼児組には,チコはニャンニャ〜ン!と受けてました。チコをだっこして,少しだけ触らせてサービス。ただ,大人が多いと,チコはやや警戒するようです。
 君は,ガメラか。「子供の味方だ,大暴れ♪」って,唄がありました。
近くまで来くるのですが,そこで座って私が酒の無のを見ながら,焼いて貰ったシシャモを食べたり,1ブロック離れたところにお住まいの奥さんに撫でて貰ってました。そういえば,この子よく来てますって(汗)。


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疲れていたので,ビールと焼酎を1杯ずつ飲んでから引き揚げたのですが,チコはまだうろうろしていたらしく,小さな子供の「にゃんにゃ〜〜ん」という叫び声が度々,聞こえてきました。
Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Vario-Sonnar 1:3.5-4.5/28-70 T*
 この宝山,美味しいです。




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とりあえず,引き揚げ船のようなフェリーで港に着きました。なんと,自衛隊まで乗っていて,込むはずです。
Fujifilm FinPix F11
 日本の軍事予算が現状なら,小隊の移動も民間のフェリーなんです。そこを狙われたりする可能性を警戒するようなことがないということで,ある意味,平和をかみしめると云うことでしょうか。空港までクルマを1時間以上かけて取りに云って帰宅。本日は,ワイフがPTAと担任との会食会で,息子達,食べさせて,これ以上は,何も出来ないと思ってましたが,いそいそと。
 沖縄航路の船に久しぶりに乗りました。この航路については,学生時代ずいぶんお世話になりました。当時のクイーンコーラル2は,今は8に進化してます。残念ながらそちらの眷属ではありませんでした。そっちだったら,1等船室を確保できるつてもあったのですが。
 ちなみに,日本のフェリーは,退役すると東南アジアなどで使われたりします。「さんふらわあ11」もマニラーセブ島に就航するフェリーとなってましたが,1998年9月19日、台風7号の嵐の中を航行中に沈没し、死者51名、行方不明者216名を出す海難事故でタイタニックしてしまいました。友人がクインコーラルと勘違いしていてその話を信じていたのですが,調べ直してみると,クインコーラルではなく,私が昔,バイク載っけて旅行に使っていた船の方でした。
 船の通路や食堂に臨時に作った60cm幅の就寝スペースといっても,フィールド調査でテント生活の長かった私にとっては十分なスペースで・・・爆睡しました。人の看病で,病院の待合室の床にシュラフで半月以上泊まったこともあります。雨露しのげて,マットを敷いていても雨がしみてくる石だらけの地面の上に寝なくて済むので,全くなんてことありませんでしたが,病院関係者は,ブッシュマンを見るようにびっくりしてました。美人の看護婦さんの一人が,毎晩,安置所の死体のようにも見えるシュラフの私の姿を見て,泣いていたそうです。一度は,寝ている私の所に来て,毛布を掛けてくれたようで(実際はオールシーズンシュラフを室内で使えば,冬でも凄い暑いのよ)フィールド・ワーカーやっていて唯一得した場面です。
 娘さんよく聞けよ,フィールドワーカーには騙されるなよ。

 ちなみに,これは私が植物生態系の研究室で最初に研究生活を送っていた御陰で鍛えられたためです。植物生態では,いかに長い時間現地に滞在するかで得られるデータがどのくらい稼げるかわりと明確ですので,教授以下,全員,調査プロットの側でテント生活をするなんてスタイルは結構普通にありました。今時は,マクロ系生物の教官どころか学生さんも贅沢になってまともな宿泊施設に泊まらないと仕事にならんとか云う人たちもおいでですが,これは,どのくらいの投資に対してどのくらいまともなデータが取れるかが明確でないということになっている一部のヤクザな動物生態の研究室のエクスキューズで,軟弱の極みです。嘆かわしいことです。パソコン使えない〜なんてのも言い訳で,昼はテントの外に太陽電池パネル置いてチャージすれば,今時の高性能パソコンなら,夜,データ打ち込みぐらいの仕事するのは大したこと有りませんな。フィールド,ずっとこもらんかい! なんて,私が本気で指導教官やったら,学生さんは逃げ出すでしょうね。


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おっと,話が逸れた。むしろ帰ってきて,職場で遅れて溜まった仕事と格闘,どうしようもないお方の相手で疲れたことは言うまでもありません。
Fujifilm FinPix F11
Commented by kyoko_fiddler at 2007-05-25 23:51
おかえりなさい(^^)
いいですね、チコやんとお招ばれ♪
Commented by complex_cat at 2007-05-26 08:38
kyoko_fiddlerさん,「お招ばれ」でしたね。変換に入ってないので登録しました。
 猫と飲みに行く猫馬鹿も少ないと思います。
Commented by jinsei-rarara at 2007-05-26 13:08
「お招ばれ」ですか楽しそうですね♪
チコちゃんは何をもらって食べたんですか?
子供達に人気があって喜んでたでしょうね(=^・・^=)にゃおん
Commented by yuu8972 at 2007-05-26 15:59
学生時代のフィールド調査でのテント生活!!!、、、、厳しそうだけれど、おもしろそ~!!やっぱり、いかに悪条件でも、ちゃんと眠れて、昼間活動できる適応性ですか?
Commented by complex_cat at 2007-05-26 21:08
jinsei-rararaさん,最近,彼はシシャモに填っています。丁度焼いてもらえました。卵の所はあまり好きではないのですが,脂ののった薄塩の干物系は好きなようです。
 抱いた彼を少し触らせたこともあって,小さな女の子が,ずっと彼を呼んでいました。
Commented by complex_cat at 2007-05-26 21:13
ゆうさん,実は,私のフィールドテクニックは,ヤクザなアウトドア・サークルに居たときの経験がベースになっています。パプアニューギニアで部族間の戦闘に巻き込まれて,間違えられて戦士達と一緒に牢に繋がれた方とか,カナダエスキモーと共同生活してた方とか,破天荒な先輩が沢山おられました。
 また,よく一緒に山に入っていた教官が,ネパールなど,本格的な山行経験のある方で,その方からもいろいろ学ぶ機会がありました。日本ですし,特に生命の危険を感じなければ,ミッションさえなければ,何にも感じませんで,楽勝です。
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by complex_cat | 2007-05-25 23:17 | Cat Family | Trackback | Comments(6)

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