昼ご飯,外食もかかるし,いつものローテも飽きたし。てなことで思いついたのが,学生街の飲み屋街を徘徊して家族でランチするお店を探すということ。
最近は,飲みに来る学生さんは減っているそうで,飲みに来るのは,OBが大勢を占めるという趨勢。危機感からランチを始めている店もちらほら。学生街価格なので,量が多くてローコストで,美味しいメニュー。ぞろぞろチビ達を連れて一家で飯を食いに来る奴も少ないでしょう。良い心臓。家族腹一杯食べて,コイン駐車場の代金も入れて,3Kでおつり。もちろん私が減量中なので,多少は割引いて考えねばなりませんが。
お客さんが女子大生ばかりのケーキとランチのお店。まだワイフと私,公陳丸の3人で暮らしていたとき,この近くに住んでいたのでなじみのお店なので気にせず,好いおっさんがずんずん行けますが,そこはちょっとお嬢さん方に遠慮,ワイフにケーキのテイクアウトの注文を頼みました。
ここのお店のケーキは,このお店で食べるのが一番美味しいのですが,手作り感の強いケーキで,ワイフのものに一番味が近いかも知れません。お店が込んでいたので時間がかかるとのことで,時間つぶしに場違いな近くのレカロのお店に。
EOS Kiss Digital N, MD 28mm 1:3.5 with EOS Kiss D N
南九州というか,九州全域でも古株の代理店らしく,びっくり箱のようなお店でした。社長さんはF40も最初に2台入れたお方とか。置いてあるものは,雑多な社長の趣味で,おベンツ様,見栄を張れば私のカードでも買えそうでしたが,我慢しました。もちろんチャリの話です。お店の中の撮影は遠慮したので,このショットのみ。
Fujifilm Finepix F31fd
大美人のお姉さんが,子供達を嫌がらず相手をしてくださったので,調子に乗って,フェラーリの鉛筆とアルファの人を食っていない(エンブレムは人を飲み込むヘビですけど)ヘビの縫いぐるみを購入。
EOS Kiss Digital N, MD 28mm 1:3.5 with EOS Kiss D N
学生街も再開発が進んで,一部の住宅も高齢化,老朽化して,再開発の憂き目にあう直前の様相という感じです。また,かつては,金もなく,腹減りで飲み助の学生が暴れていた学生街周辺は地の利を生かして,学生のみをターゲットにしてない店が非常に増えたことです。バブル期を過ぎて,親が金を持たなくなったのと派遣の影響で学生さんがそこそこ稼げるバイトが減ったせいか,今時の学生さんの多くは,金を持たないという印象。ただ,これも実は二極化していて,いろいろ渡り歩いた経験から,国立大は旧帝大系と地方大学とでは,学生さんの親の収入にかなりの差が生じつつあるという気がします。
酒の話ですが,私の先輩たちなど,4人でビール6ダース。ウイスキー数本開けて,帰りに焼酎買って帰る,生活費のほとんどは飲み代などという異次元の人たちでした。そうでなくても昔は酒だけは切らさないウワバミみたいな学生が多かったのですが,今は昔,遠い国の話のようです。あの酒は,本当にキ○ガイ水でした。
Fujifilm Finepix F31fd
最後は,ワイフが発見した,住宅街の中に唐突に出現したタイ焼き屋さんで締め。
Fujifilm Finepix F31fd
おまけ画像です。本日は,私が自宅にいた生家,チコも居間での滞在時間が延長しました。床寝したり私のお腹の上に乗ってきて寝てみたり。
EOS Kiss Digital N, MD 28mm 1:3.5 with EOS Kiss D N
昨晩は,夜間調査まで時間があったので,関東育ちのAさんと京セラ城下町で夕飯しました。情報を持たない場所で,外食をするのは博打ですが,その前に,霧島神宮近くで同じコンビで入った店が,不味いレトルトものがそのまま出てくるという今時信じられない最悪のランチであったので,今回は,外食の神さまが哀れに思ってか当たり。メニューはエスニック系,丁寧な仕事がされていました。調理器具やエスニック・グッズなども販売していましたが,メニューは量,質,値段,趣味とも満足。シーザーサラダは,ベーコンがブロックだったのはちょっとびっくり。おいら,減量中。
Fujifilm Finepix F31fd
トマトソースのリゾット。お店の周囲には,まだ水田が広がりますが,これらも宅地や商業地として売られていく運命かも知れません。県内では,中央の好景気と連動している部分がある唯一の都市かも知れません。ある意味県庁所在地より好調かも。地方都市暮らしは,10年以上前と比べると,本当に大変になりつつあります。地方侵出時の生活やインフラのギャップに自分たちが耐えられるようにある程度埋めるためにか,ホテルを始めかなりの人材,物資を持ち込んでインフラをてこ入れし,この地に京セラがやってきて幾ばくかの年月がたちます。この店も,そういった資産の派生かと思います。切り捨てられた光学部門のプロダクツであるヤシコンのユーザーとしては,この街に来ると心中は少し複雑。
Fujifilm Finepix F31fd
現在,この国の国民が経済的に二極化しながら,しかし,繁栄を享受し続けるその後ろから,いくつかの安全保障上の分野において,致命的なダメージを与えるようなモノの足音が,静かに迫ってきているのをどうしても感じずに入られません。息子達のことを思えば,それが杞憂に終わればいいのですが。
そして,こういう時間を送っている限り,それを感じずに済む時間を過ごしていることに他ならないのですが,一日終わってふとブログを書いていると,そのことを感じずには居られません。
息子達には伝えておかないと。体を鍛えろ,必要な勉強をする能力を持て,何処でも暮らしていける力を養え,さぁ,食える内に美味いものをちゃんと食べておけと。