Real Ant
2007年 09月 06日
手元に,マクロ撮影用の道具がなかったので,とりあえず,一番近接が効く,このカメラで撮影。等倍トリミング画像。かなり苦しいけど,前後左右上下から何とか撮影すると,動き回っている状態でも,同定可能な画は撮れるもののようです。
Pentax Optio W20, 6.3-18.9mm (ISO64)
ちなみに,私は,あのシム・シリーズ,初期のゴジラが踊りまくるPC-98版のシムシティとかなり経ってからマック版のシム・アイルだけは購入しました。遊ぶ前に人がやってるの見て疲れちゃったけど。
シムアント
/ イマジニア
ISBN : B000068HHJ
この手のコンデジは,数センチを誇るマクロ撮影が出来ようとも,ストロボ制御は全く諦めているとしか思えない仕様のモノが多く,この機種もご多分に漏れず,ストロボ制御はF11並なので,ストロボの前にティッシュを貼り付けたデヒューズで光量を落として何とか写してます。ぎりぎり触角が12節だと分かるレベルまで写りました。軽く指で潰されて死にかけの個体ですが,これが限界撮影。
Pentax Optio W20, 6.3-18.9mm (ISO64)
関係者の同定に依ればアワテコヌカアリとのこと。検索表で調べると,「腹丙節」が退化というのが肝だそうで,それで間違えるとアメイロアリ属に行っちゃったりして分からなくなるそうです。動きは,普通のアリを脅かしてパニックになったときのように,あたふたしているように見えますが,そのあたりが名前の由来でしょうか。
台湾やハワイなど,汎熱帯〜熱帯では家屋害虫。温暖化云々言われる前から,南九州では普通種ですが,日本での分布を見てみると,ああこっちは,ホントに汎熱帯になりつつあるということところでしょうか。
Pentax Optio W20, 6.3-18.9mm (ISO64)
働き蟻の「掟」として液状の糖分は,その場で摂取して労働するエネルギーの足しにして構わないようです(スズメバチ類もそうだったような)。餌集め労働者も,余禄が欲しいというのがよく分かります。働かずに,フィルムキャップの毒蜜のオアシスで,ずっと飲んでるよ。野生状態では,このように利用性の高い尋常でない量の砂糖水に遭遇することを想定してないので,行動における「プログラミング」の瑕疵と決めつけるのは可哀想ですね。
記事を拝読して、ゾッとしています。万一、中で巣でも作られたら.....。やっぱり、点検に出そうかな.....。
ファインダーを覗いたとき、逆光のために真っ黒な身体でしたが、こちらの写真に負けず劣らず、マクロな姿で見ることができました。とっても大きく見えました。実物は芥子粒くらいなのに....。おしりがやたらと黒かったことを憶えています。
う〜ん.....悩むなぁ。
(今日のURLのリンク、最近はじめたtumblr.に張ってみました。)
見ていられれば・・・という相手ではないので,しょうがないのですが。