瞳の力
2007年 09月 10日
社会性は希薄なソリタリーですが,人にべたべたに慣れるのがユニーク。よく光るその瞳は,まるで魚の目みたいに見えることが多くて,猫と違って表情は読みにくいですけど。
本日,部屋飼いであるにもかかわらず,彼女の行方不明騒ぎがあり,チコの一件もあったので,本当に家族5人総出で,必死に探しました。猫をお飼いの人なら分かると思いますが,首輪の事故など,しばらく姿が見えない場合は,見つけ出さないと不味いことが起こっていない保証はありません。ネコドアから出たとは思えませんでしたが,一応私は外もチェック。
ワイフが最初に探し始めてから15分ほどして二階の納戸スペースの奥,段ボールの奥深く,何かやっていて寝ちゃったみたいです。次男と公陳丸が発見。良かったぁ。
長男が,改めてくつろぐユッチの顔を見て,「あ〜,可愛すぎて怒れない」って言ってました。惚れた弱みというやつに今から捕まってて大丈夫か。
こうやって様々な顔を並べていくと,こういった顔の進化にまつわる話を意識せざるを得ません。
獲物との距離を測り,一瞬の間合いが重要な形で狩りをするタイプの肉食獣や木の実などを正確に掴むことが必要な果実食者・樹上利用者は,前面に眼が着いて,三角測量がより正確である必然から,前面に眼が並ぶ顔をもつに至ったと考えられます。同時に,眼や顔全体でサインを送ったりそれを読み取ったりする能力にも長けていると言えるでしょうか。
チコベエは,今回はお休みです。冷えてきたので,朝,私に張り付いて寝ていました。数ヶ月ぶりです。
仕事ミスッた時の私、威嚇猿のような顔しているような気がします。
野生動物ぱっと出てきても,シャッター簡単には切れませんよ。助手席で構えていてもなかなか難しいですね。