f2クラス古典的標準系レンズーXenon & Summicron
2007年 11月 18日
Canon EOS Kiss Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9/50mm
おこしが艶々と写っています。
Canon EOS Kiss Digital X, LEICA SUMMICRON-R 1:2/50
このレンズ,キスデジクラスのファインダーでは,ピントのヤマは,全く分かりません。マウントアダプターで使う場合,合焦シグナルが出るタイプの電子マウントアダプターで使われることをお奨めします。かといって,開放からレンズのピントが甘いというわけではないのです。発色は,ZEISSのこってりとも異なる絵画的こってり。
Canon EOS Kiss Digital X, LEICA SUMMICRON-R 1:2/50
Canon EOS Kiss Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9/50mm
Schneider様のレンズらしく,他のRetina用レンズ同様,嫌味のないコントラスト強調と,つやつや発色。
Canon EOS Kiss Digital X, LEICA SUMMICRON-R 1:2/50
Canon EOS Kiss Digital X, LEICA SUMMICRON-R 1:2/50
マウントについては,雄の順位確認行動,去勢すれば消える。しないように躾が必要etc.…まぁ,ペット産業でお金儲けしている人たちの表層的な解釈が巷に溢れてますね。いきなり自分の犬が余所の雄犬にマウントされたりすると,混乱する飼い主も多そうです。
この子の場合,去勢済みの雌ですから,どんな解釈をするのか,その場その場で同じ行動でも意味が異なります。チビの場合も,小父さんには服従ですので,順位関係の混乱でもありません。家畜行動学は,結構,難しいのです。祖先系の適応的な何万年も続いてきた行動パターンから何が欠損しているのか,何を引き継いできているのか,その辺りの見極めの必要性が理解できていない人の話は,関わらない方が得策です。
この行動については,雌でありしかも去勢済みですので,性的な意味はなく,順位確認ではなく,遊びへの誘導に,この行動のパターンを使っていると云うことだと思います。高等動物は,特定の行動パターンを別の意味の行動に利用したりします。儀式化された行動というほど定式的なものでないものもあります。高等動物の求愛行動は,多くの場合,攻撃行動からパターンをモジュール化して利用していたりします。
ざっと見て,ここのコメントは,割とまともでした。あとは,及第点無し。最近は,ペットの分野もちゃんと勉強てまともなことを書いている方もおいでです。その意味で,数十年前の古典的動物行動学以前のレベルの方との差が大きくなってます。
動物の行動や生態の解釈に,人の勝手な倫理観や擬人化を持ち込むと,こういう場合,混乱を助長します。思考停止になって,犬の場合,躾で止めさせればいいと云う話になります。
Canon EOS Kiss Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9/50mm
爆睡モード。その後,長男のベッドに移動して,昼までというのが,最近のパターンです。
Canon EOS Kiss Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9/50mm
Canon EOS Kiss Digital X, LEICA SUMMICRON-R 1:2/50
飼い犬の♀が飼い主に仕掛ける状況においては,上下関係の混乱が生じてなければ,やはり遊びの成分が多いと思います。そういう意味で,きつく叱って躾けたりするのも,飼い主が遊びでも絶対に上という厳しい群社会を教えるという意味では,無意味ではないかと思います。
昨日は近所で牛くんたちのを見ちゃいました。
ウシのマウント,なるほど。