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新春の4匹

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公陳丸,復調して以来体重増加。筋肉量は若い頃と比べるとかなり落ちて,ナッチ&ユッチの方が体も大きく見えます。実際,体重で1,2割は彼女らの方が重いです。
 毛艶やフケなど,体調悪化前,気になっていた部分のネガも消えました。とりあえず,でかい声で,いつもどおり要求を主張します。明け方ワイフの胸の上に乗って眠るのが最近は定番ですが,気が付くと私の側にいたりもします。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8
 この光線状態で,チョコチップのような公陳丸の鼻鏡の質感が写っているのに,結構驚きました。ソニーさん,やるじゃん。公陳丸,11歳の肖像。正装で写ってくれました。

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微妙にぶれてました。被写体ブレです。このすっとぼけた落ち着いた顔を見ると,何やらホッとします。チコとは絶妙の距離。猫嫌いのチコが唯一,甘える猫であることには変わりません。外に出掛けて戻るまでの時間は短くなりました。が,頻度は結構頻繁です。余り遠出はしていないようです。この辺りは,体力に見合った形でホームレンジを縮小してきているようです。哺乳類では,体重を対数軸に落としたものと最大レンジ長(ホームレンジにおける長径)やホームレンジの面積は相関を示しますが,当然,大きな体重は,肥満を示すというわけではなく,体躯の大きさを示すわけで,それに見合った餌資源確保の必要性と逆に,歩幅などの運動能力,体力の高さを示すわけです。飼い猫の♂の場合,去勢により別の探索対象となるべき雌は既に資源の意味を失っていますし,餌資源は飼い主がコア・エリアの中心一点で供給していますから,資源獲得要求によるというよりは,単純に体力の有る個体は,広く遠征して冒険が出来ているだけということなのかも知れません。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8


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チコは,何となく正月モードというわけではなく,早朝から昼まで爆睡していて,餌が貰えると判断すると,階下に降りてきて餌を食べて出掛けていきます。
 ワイフが「上げ膳下げ膳」といって笑ってます。はい,突き出し〜。生,着けますか?
SONY α700, α AF 24/1:2.8


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一緒に幼児期から育ったAkiraに対しては,今でも寛容で,私がやると直ぐ逃げるブラッシングも,一時やることがないと,なんとなく許してます。
ユッチとは相変わらず犬猿の仲ですが,ぼーっとしているときは,まだ反応は鈍く,余り威嚇はしません。でも夜のパトロールからも取ったときは殺気立っているので,私が抱き上げても腕の中から,ユッチに「哈〜っ」をやってます。この距離だと,通常はユッチの存在を許さないのですが,何となくぼーっとしてくれていました。しかし,表情が刻々と変わって,写真を撮っていて飽きない耳の尖った息子です。
SONY α700, α AF 24/1:2.8


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お重の上が,丁度良い高さになって,正月気分?のチコ。マーケットお休みなので,鳥刺しぐらいしか,普段のキャットフード以外に出てこないのが,少し不満。でも,運動量の多い,大きな体の彼は黙々と食べる。
SONY α700, α AF 24/1:2.8



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ユッチは,王女様気質に磨きが掛かり,鰹節のみ要求とブラッシング要求頻度が上がりました。相変わらず運動神経は高くカーテン登りはしますが,再びBMIが増加したので,ちょっと大変そうです。双子の姉妹のナッチと比べると胃腸系が強いみたいで,確実にずんずんと太りますが,採餌量は減りました。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8

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ユッチも公陳丸やチコに対して,攻撃的ではありませんが,遊んでいる最中に直ぐに前肢が出るので,このルールで遊べるナッチ以外は,遊び相手になりません。ナッチはポカポカパンチがあたっても平然と遊んでくれますが,義理兄ちゃんたちはナイーブなので,動きが止まります。チコは怒ってそこで終わりますが,公陳丸は怒ることはしないのは流石です。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8


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ワイフにべったりのナッチは,同じくワイフにべったりの公陳丸と上手くシフトを組んで甘えてます。実際,一つ屋根の下で暮らす場合,干渉的な行動はコストがかかるので,猫は案外余計なバトルは避けるものですが,実際に攻撃していつも上手く排除できるなどの学習機会が生じたりすると,個体によっては,いつも優位な個体が独占するという状況も出てきます。でも彼らはお互い,ワイフの側に張り付くという状況を上手く時間的に棲み分けています。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8


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ナッチは,比較的アプローチを気むずかしいチコにも許されています。ユッチのように前肢のパンチが出ないからだけではなく,彼女の性格によるものだと思いますが,猫の個体同士の相性というのも,非常に興味深いものです。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8



 ようやく硝子ペンタプリズムと旧ミノルタカメラ部門の誇るスフェリカルアキュートによるまともな一眼レフファインダーのデジイチを手に入れて,マニュアルフォーカスで当たり前のように合焦させて撮ることができるようになりました。困ったことには,もうこれ以前には戻れないということです。フランジの設計の御陰でEOS系はヤシコンZeissレンズを使う唯一の選択肢ですが,キスデジのミニマムでタフ,十分に使い物になるAFは評価するとして,実際,使用頻度は落ちました。
  標準焦点距離以下のマクロレンズをAFで使えるありがたみは,悲惨なファインダーでも中距離以上でもフォーカスを大きく外すことが無くなるということだと思います。キスデジのファインダーでマクロキラー40mmなど使うと,フォーカスは本当に博打です。
 αの24mmは,SONY APSサイズデジイチで約35mm。まま良く撮れますが,24mmと超広角レンジにあるにもかかわらず,オークションでもタマがだぶついているようで,最廉価レンズと言っても良いレンズです。
 しかし,なぜ旧MINOLTAカメラ部門は名門ROKKORの名前を一眼レンズの銘から棄ててしまったのか。レンズ名を記載していて面白くないこと。一つにはAF一眼レフシステムを最初に作ったメーカーとして,以前のMD/MC ROKKORレンズとマウントで断絶してしまったネガを,むしろ,新型レンズと印象づけるために,古くからのレンズ銘を着けなかったのかなと思います。
 Rokkorの銘を止めた後の旧ミノルタαシステムでは,オートフォーカスが当たり前の今では意味のないAFというのがレンズ銘に入っていました。SONYのシステムとして復活した今は,デジタルAPS-Cサイズ専用レンズにはDTが着くレンズ以外はさらに,なんにもなしの,素っ気ないレンズになってしまいました。旧MINOLTAはM型LEICA用では,ROKKORブランドを継続させていたのに,この辺り,商品ブランド戦略としてももったいなかったなと思います。実体はOEMだかなんだか,ややこしいのでしょうけれど,SONYは光学レンズのブランドにはなりえないのですから。まぁだからこそ,ZEISS(コシナ製?)をラインナップに入れ込んできたのでしょうけれど,現在フルサイズに対応したレンズは,2本のみ。沢山あっても買えませんが,手がなんとか出そうな価格の単焦点などは影も形もないのはとても残念です。旧ミノルタαレンズの性能が良かったこともあるのですが,私にいわせれば,Rokkor銘を復活させていた方が(そのまま頭にプリントするだけ),よほど熱狂的な思い入れのある旧ミノルタ・マニアには訴求したと思うのですが。そして,かつてのOEM戦略が酷かった頃のなんちゃってZeissやなんちゃってLEICAよりもよほど,ちゃんとした血脈が現在のSONYという素っ気ない刻印が入ったαシステムのレンズには保たれていると思うのですが。
 DRO(ダイナミック・レンジ・オプチマイザー)を使ってみました。かなり極端な輝度差でも,多少の補正すれば何とかなっています。オートで標準の露光ではネガフィルム並みというわけにはいきませんが。
 50mmマクロは,マクロレンズにあって,暈けに癖が無く,うっかりすると普通の標準と間違えそうです。75mmマクロと同等。公陳やナッチの画は開放です。SONYのAPS-CサイズCMOSは23.5×15.6mmあって,真性のAPS-Cサイズ(23.4×16.7mm)と言って良い値です。これは,Kiss Digital N/Xが22.2×14.8mmで焦点距離に1.62倍を乗ずるのに対して1.53倍を乗ずることになるので,広角域ではかなり違ってきます。魚眼を除く広角単焦点は20mm止まりですが,Distagonと比べて余り高額ではないので,そのうち手に入れてテストしたいと思っております。
Commented by Peninsula at 2008-01-03 08:10 x
C_C様、あけましておめでとうございます。
新年の和やかな写真、拝見しているこちらまで幸せな気分になりました。
ブラッシングしているAkiraくん、たくましい男の子ー!!な体型になっていてびっくりしました。つい先日までもっと幼児体型な印象だったのに。
長男くん、次男くんののびのび書道も、かきぞめに「空を飛ぶ」なんていう言葉の出てくる発想のかろやかさも、あやかりたいことばかりです。
2008年がC_Cさんとご家族の皆様にとって健やかな1年でありますように。
Commented by martini_glass at 2008-01-03 09:03
内容に不服でも猫ご膳がお正月っぽい雰囲気をかもし出しています。笑。
それぞれに、にゃんずの新年を迎えた様子がほのぼのします。
今年も可愛い写真で私達を楽しませてください。
Commented by complex_cat at 2008-01-03 09:54
Peninsulaさん,明けましておめでとうございます。今年一年,Peninsulaに良い年でありますように。
末っ子は画像のサムネイルだと一瞬長男に見えてしまうことがあります。確かに幼年期の終わりです。
Commented by complex_cat at 2008-01-03 10:10
martini_glass さん,猫御前,ぎっしり美味いものが詰まっていてもおかしくないチコの食生活です。一度やってみるかな(笑)。
 休み中,息子たちがかなり創作をやってます。また,ご紹介しますね。
Commented by hologon_zeiss at 2008-01-03 22:10
あけましておめでとうございます◎
昨年は途中で更新がストップしてしまいましたが今年はぼちぼち更新していくのが目標です。猫が大好きな私ですが、独身一人暮らし&ペット禁止のマンションですので飼えないのが現状です。。そんな中いつも猫ちゃんたちのいきいきとした写真で楽しませてもらっています◎今後も期待しております☆
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by complex_cat | 2008-01-02 20:27 | Cat Family | Trackback | Comments(5)

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