暖かい冬の朝〜朝帰りの顔

少し暖かい夜になるとこれだ。どこ行ってたの？　気温が下がらないと一晩出掛ける場所と言うことは，人様の家の中ではないね。何か捕れたかい？　面白いものあるの？
　今年の冬は，どうだい？　「朝帰りで腹減った，飯」の顔。
SONY α700, α AF MACRO 50/1:2.8
ISO3200で撮影。このノイズ感は立派。なるほど，α700のノイズの少なさは，ある程度の照度下では，EOS系のそれを凌ぐことは間違いないようです。

コガタスズメバチは12月24日にコロニーの完全消滅を確認。既に次世代女王は，巣の上空で交尾を済ませ，あちこちに散っていったのだろう。このボロボロの生家を越冬場所に選んだのかと思ったが，年末まで暖かい日が続いたので残存していたワーカーがうろうろしていただけの模様。
α AF MACRO 24-85/1:3.5-4.6
　大家であるc_C家と店子であるコガタスズメバチとの平和なる共生関係は，無事に終了したことをご報告。




　チデジで割を食った生態屋の発信器のFM電波帯使用については，野生鳥獣研究用には，規制が緩和されるらしい，というか見切り発車で現在，某鳥獣使用については，コンプライアンスなど言ってられないということみたい。この話をしていたら，衛星使ったGPSや携帯電話使った発信器以外を知らない某考古学系の研究者が不思議そうに聞いてきた。そんなの必要なのか？って。市街地ならそれでよいだろうし，藪の中に入り込んだり，遮へい物の下に入り込むことがほとんどない動物なら良いのだけれど。第一，衛星使うやつは，データをリアルタイムで入手するには別の衛星経由じゃないと出来ないから，システムが更に面倒になるので，小さな動物には使えないのよ。
　まぁ，今いる場所なら，チコに付けられる小型の携帯電話が有れば，解決するけど，それでもアクトグラムなど細かいデータを取ろうと思ったら，個人の扱えるシステムでは無理だよ。
　コンプライアンス不況は，いろいろな分野にあるけど，基本，この国は「偉い者勝ち」なので上の方はそのあたりが理解できない。