醸して食わすぞ〜
2008年 01月 12日

本日は,子供たちと約束していたベーグルパン作り。昼から公園で,力入れて遊んできた彼らと一緒に,500gの強力粉を捏ねました。ベーグルは,一次発酵無し,協力に暖かい日で室温も高かったので,室温発酵の後,ボイルしてピースのオーブンで,200℃5分,180℃10分。
子供たちが好きに形にしたので見てくれはともかく・・・見事,モッチリのベーグル・パンが出来たのです。
α700, Minolta α AF 50mm 1:1.4

長男は,最初からそれを作るつもりだったようなのですが,今度は,もやしもんのキャラであるセレビシエ君(出芽酵母Saccharomyces cerevisiae)のパンを作っていました。ドーナツ型にするとお湯でボイルするのによいのでしょうけれど,別に異形でも問題なく美味しくできました。
パンを自宅で焼くときの問題は,500gの強力粉を使って結構沢山焼いたつもりでしたが,あっという間に息子たちが食べ尽くしてしまうことです。翌日分を残すというのは,相当量焼かないと無理です。プロの技でなくても,自分たちで作って,しかも作りたてなら,かなり美味しいパンなのですから。
α700, Minolta α AF 50mm 1:1.4

Canon EOS Digital N, Canon EF Lens 50mm 1:1.8 II

Canon EOS Digital N, Canon EF Lens 50mm 1:1.8 II


友よ,有り難う。
Canon EOS Digital N, Canon EF Lens 50mm 1:1.8 II
追記ー過去エントリー「蘇鉄」で,g-hopさんが,このフグの卵巣の粕漬けの話をされていて,無毒化のプロセスが分かっていないという話を書かれていました。糟の中身として,未知の微生物群が居るわけでもないでしょうから。オリゼー,ラクティスの眷属が仕事をしているのでしょうか。タイトル通り,醸してくれた御陰でヒトはフグの卵巣ですら食べることができます。科学的には解明されていない事象について,料理したぐらいで,何らかの知見が得られるはずもありませんが,食べて美味しいことだけは確かです(それだけかよ)。
高塩分濃度は,生醤油同様,腐敗防止の結果であって,分解過程で塩自体が何らかの材料になっているとは考えにくいです。江戸天保年間の日本人の知恵と努力の結果だと思いますが,恐るべし!
以上,無毒化についてはQ.E.D.ー証明終了

小麦粉をCuocaでドカッと買ってもすぐになくなりますが
じわじわ値上がりが続いているのが気がかりです。
フグ子はお茶漬けにするものだと思っていました。
なんにしても、ふぐの卵巣を食べても死なない一家だと証明されたのでおめでとう。
http://complexcat.exblog.jp/7553637/
とりあえず,作用機作は不明なるも,無毒化は確かに達成されておりました。青酸カリの850倍の毒は,タンパク毒でないので,簡単には変性しないはずです。不思議です。同じ毒素を溜め込んでいるスベスベマンジュウガニのアルコール標本は,そのまま浸出液を垂らせば,数人をあの世に送ることが出来ます。
美味しかったので,これからフグの卵巣を見る目が変わりました。あー棄てないで〜って。
オリゼーの親戚だか,なんだか分かりませんが,良い仕事してます。御陰で食っても大丈夫。