Light is beautiful....
2008年 01月 15日
X), XI)は私の所有しないシステムです。ボディの重さやレンズの重さ単体だと,今,デシケータに入っている状態そのままなので,組み合わせはバラバラです。ボディ単体だと見当が付けやすいのですが,レンズの重さを加えると,一寸わかりにくくなりますね。
I) α700, α AF 50mm / 1:1.4
II) EOS Digital N, EF 50mm /1:1.8
III) EOS Digital N, Schneider-Kreuznach Retina-Curtagon 28mm/ 1:4
IV) CONTAX 167MT, Carl Zeiss Planar 50mm/ 1:1.7
V) Canon EOS RT, EF 24mm/1:2.8
VI) Nikon F2 Photomic Finder (DP-1), Micro-Nikkor-P.C. Auto 55mm /1:3.5
VII) Minolta SR505, MD ROKKOR 50mm /1:1.7
VIII) Olympus OM-4, Zuiko Macro 50mm/ 1:3.5
IX) CONTAX 139Quartz, Carl Zeiss Macro-Planar 60mm /1:2.8
X) Olympus E-410, Zuiko Digital Macro 35mm/1:3.5
XI) Nikon D40X, Ai AF Nikkor 50mm F1.8D
答えはMore以下にありますが,こうやってみると,E-410の重さは別格ですが,明るい標準単焦点レンズがレンズ,システムにないというのが,逆にモッタイナイですね。コンデジからのユーザーを拾わねばなりませんから,ズームが中心になるのは分かりますが,OMシステム消滅後,AFレンズシステムを持つフィルムカメラを作らず,断絶しているので,わざわざゼロから作らないと用意できないというのが,その理由ですね。
EOS Digital N, EF 50mm /1:1.8の組み合わせは,私にとっては,もの凄い軽量と相当な描写力を得られるという意味で,α700購入後も大きな魅力があります。
α700とF1.4標準レンズの組み合わせは,モーターを内蔵しないレンズ・システムの軽さもあって,かなり健闘しておりますし,ホールディングがよいので,本当にミニマムのシステムと言って良いのですが,OMシステムが「重い!」と,当時,仮想敵としたNikon F2 Photomic Finder (DP-1)に Micro-Nikkor-P.C. Auto 55mm /1:3.5を填めたものと良い勝負ということになります。実際金属の塊のような機械式フィルム一眼レフは,機械の持つ密度が違うし,グリップなどがないので,手に持つと重さが分散されないので,本当にずっしり来ます。
レンズ専門メーカーはSigmaさんのように30mm/f1.4とAPSサイズデジイチ向けの大光量標準画角レンズを出すなどの技を見せていますが,フルサイズ・デジイチを持つカメラメーカーは,単焦点でそこまでのスペックのものは,出せずにおります。このレンズ,重さに拘るようですが,APSサイズ用なのに,気合いの入った高画質設計のため400gもあるのが私には一寸なぁ,と思ってしまいます。だって,文句の着けようのない,EF50mm F1.4 USMですら290gなんですから。
重さについては,デジタル時代になってこっち,インフレが酷くなったと思えたのですが,そうでもありません。4/3のE-410や KissデジキラーのD40Xは言うに及ばず,3年前のEOS Digital Nに EF 50mm /1:1.8の組み合わせは,当時小型軽量でぶいぶい言わしていたOM-4を軸にした組み合わせに対しても,圧倒的なアドバンティジがあります。フルサイズフォーマットを考えれば,インフレの度合いは歴然です。Canon 5Dのボディのみ810gというのは,ずいぶん頑張っているとは思いますが,現状でフルサイズを基本に考えると,小型軽量を諦めるのと同じことになりますので,もう少し待ちたいところです。α900はフルサイズでボディ内手ぶれが実現されているというもっぱらの噂ですが,さて,どのくらいの重さに仕立て上げられているか,興味のあるところです。
フルサイズがでかくて重いのは,それに引き合うだけの高性能が具現化されているという言い分なのでしょうけれど,私の使用状況では,相対重量ではなく,絶対重量が重要になる場合が圧倒的なのです。だから,軽く仕立て上げて貰えたボディとレンズは,実際の所,かなり貴重なのです。
Light is beautiful....標準50mm/f2クラスレンズの描写と小型軽量に相応しいボディを。

Canon EOS Kiss Digital N, Canon EF 50mm /1:1.8

Canon EOS Kiss Digital N, LEICA SUMMICRON R 1:2/50

Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Planar 1:1.7/50

Canon EOS Kiss Digital N, Canon EF 50mm /1:1.8

Canon EOS Kiss Digital N, LEICA SUMMICRON R 1:2/50

Canon EOS Kiss Digital N, Carl Zeiss Planar 1:1.7/50
チコの,低照度ではわかりにくくなる縞紋様の描写については,EF最安価の単焦点レンズも健闘しておりますが,やはり, SUMMICRONと Planarは圧倒的です。
光条件はZeissでとったときだけが微妙に違いますが,デジイチ側で同じ設定でも,発色などが微妙に違うのが分かりますね。
開放ではなく,f4.0(ISO800)にての撮影です。αでこういうことは出来ませんし,EFレンズは,それなりに選べば素晴らしいはずなので,EOS系との縁が切れることも無さそうです。
重さの答え(測定条件が微妙に違いますので,飽くまで参考値です)
I) 1,040g*
II) 684g*
III) 955g*
IV) 870g*
V) 985g*
VI) 1,107g*
VII) 940g*
VIII) 860g*
IX) 1,080g*
X) 540g†
XI) 650g†
*, 実測;バッテリー,メモリーカード,フィルター等を含む使用時に近い重さ。
†,カタログ値から;バッテリー,メモリーカード等を含まない。
軽いというのは,いつでもシャッターチャンスに巡り会うことが出来るように持ち歩けるという,得難い性能だと思います。

でも体を鍛え直して、重い機材で写真を撮り歩きたいです。
体力有ると良いな〜と思いました。
「プロレスラーの67は,私の35mmと同じ。」
鉄アレイ持って頑張りましょう。