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Biological Diversity

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ツチトリモチの仲閒。種名は後で。かなり暗い林床なので,高感度に強いコンデジとはいえ,ストロボを炊かない状態で,試したりしますがキツイものがあります。三脚を持ち運ぶ余裕も時間もありませんので,証拠写真的に撮影するために,結局炊きます。
Fujifilm Finepix F31fd

Biological Diversity_b0060239_213104.jpg
カミキリムシが羽化してハッチした結果なのか,この球形の木屑が吹き出した木の穴,結構よく見るのですが,正体について確認していません。
Fujifilm Finepix F31fd

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そんな具合に,カミキリムシのハッチした穴だと思います。その数に驚きます。
Fujifilm Finepix F31fd

Biological Diversity_b0060239_2134044.jpg
今回は,結構天気が悪かったので,水中ハウジングに入れて仕様。撮影はメインではありません。いつもそうなのですが,実は,カメラや撮影より大切なものがあって,データを記したフィールドノート。
Fujifilm Finepix F31fd

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非常に綺麗な金色のハブの変異。かなり痩せていてアクティビティは,落ちていました。手元に望遠レンズ付きの一眼レフがなかったため,半端な距離で,目の虹彩にピントを合わすのは難しく,勿論コンデジAFでは博打です。極小CCDの被写界深度に期待しての撮影。
Sanyo Xacti DMX-CA65




 しかし,僅か数日の滞在で,いろいろ目にします。といっても,普通の動き方では無理なので,くれぐれも島を訪れたら,こういったものがさっさと見られて当たり前だと思われると少し困ります。この行程はエコツアーとは一切無縁ですが,エコツアーは,商売優先だと,そういう勘違いを助長する危険性があって,そのために返って,自然を荒らしたり,希少種のポイントを潰したりすることもあるので,十分,監視する必要があります。
 また,日本は,温暖化だけなぜかべらぼうに予算が付いて,わけも分からず,偏重しているような批判が,反温暖化問題関係者から出されていますが,そりゃ,そうでしょう。戦略に関わる上の方は,ほとんどマクロ生物に関しては音痴ですよ。なんかしろと言われたら,温暖化偏重になります。温暖化ならお勉強で何とかなりますから。
 生物多様性保護がEUではもう一つの柱になっています。EUから派生してISO14001でも生物多様性保護は両輪の片輪に近い扱いで扱われておりますが,ISO研修プログラム会社もそこに突っ込んだ質問すると,怒り出します。わかんないから。
 企業分野の環境学習アドバイザーも99.9%が温暖化。生物多様性保護の意味からして,お役所から企業までわかんないから。単なるお勉強ではマクロ生物系に関しては,フォローできません。高校の教科書でマクロ生物系について,整理が出来ていないどころか,中途半端に扱っていたものすらどんどん外されているのと同じ理由です。
 かくて,ねじれは酷くなっていきます。シロクマさえ生き延びれば,北極は消滅しても問題ないという理屈は,そもそも,多様性保護の意味を理解していません。この論法を,ウンコに金メッキ論法といいます。要するに生態系が破壊されても,注目されている生物種が生き延びればよい。その生態系で生息できなくても,ともかく個体が生きていれば,OKと言う考え方で,生態系が消滅してもシロクマ(or ホタル,ツル,カタクリいろいろだったりしますが・・・)が生きていれば,あたかも何ら問題がないというような考え方を確信犯的に書いたりします。パラメーターの維持が目的化するということです。勿論,フィールドで保護に尽力されているまともな関係者は,そんな勘違いをしていませんが,生態系保護のパラメータとなるメインの生物の動向を扱うマスコミの報道の仕方から,ねじれは大きくなっていきます。消滅した氷の下で起きてしまったこと,そのシロクマ以外の結果に想像力を使えるような情報の整理や取り上げ方をしないと拙いのです。
 どうせ,今度は,シロクマブームが一時続くと思います。そういう取り上げ方だと,関心を持って貰っても,花火にしかならず,情報が消費されるだけだったりしますので,気になっています。
Commented by kyoko_fiddler at 2008-01-23 22:13
わー へびが萎れてますね…。
Commented by complex_cat at 2008-01-23 22:48
kyoko_fiddlerさん,ハブは,強力な化学兵器を持っているので,筋力は弱いので頭の毒腺のふくらみと対照的にやたらにスリムに見えますが,この個体は痩せすぎでした。アカマタという,ハブを補食するヘビの話を以前書きましたが,筋力と反応速度が勝れば,ハブなど問題にもならないようです。こいつも見つけられたら,何の抵抗も出来ないでしょう。まあ一番怖いのは,ハブ棒をいつも手元に持っていて,保健所で換金しようとチャンスを待っているハブ撮り名人のタクシーの運転手さんですが。
Commented by akiko-gf at 2008-01-24 20:10
アキコです。お邪魔します。こちらは今お昼休みです。こちらのブログは見ること読むこと盛りだくさんですね~。いつかしっかり時間を取って読みに来ます。ところで、私の呼び名、別に気にしませんので、お気になさらずまた遊びに来てくださいまし。今後ともよろしくお願いします。
Commented by complex_cat at 2008-01-24 22:15
アキコさま,酔っぱらったり寝不足で書いていることが多いので,最近ミスが酷いのです。失礼しました。
 ともかくごった煮のような(しかも大盛り)ブログですので,適当に読み飛ばしてください。
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by complex_cat | 2008-01-23 21:17 | Nature Islands | Trackback | Comments(4)

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