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I live in a White submarine 〜ミニミニ潜水艦による渓流探査

本格的防水カメラでもあるSayo Xacti DMX-CA65は,1.5mという半端な耐水仕様であっても,渓流などでの小動物を追うには,魅力的なアイテム。まるで,自分が小さな探査用潜水艦に乗り込んだような気分にさせてくれます。

 
それでは・・・・バラストタンク注水! ダウン・トリム30° 潜行開始!


 しかし,本機のホールドの自由度が少ないデザインは,きっちり握らないとシャッターを押すには苦しいです。かなり横着にカメラを握って動かせる指で押しても手ぶれをしない多くのコンデジと違って,スティルのレリーズボタンの節度の問題もあり,およそ無理な話なのです。ヤマトヌマエビが横歩きしながら,デトライタスの味見でもしているのかな。奄美の渓流は,冬でも豊かです。
 途中から,空気が抜けて綺麗に録音されていますが,渓流の中の音が良いですね。水中録音という分野もついでにこのカメラは手に入れることが出来ます。
 彼らは,この音を聴きながら,生きて餌を食べ,恋をして死ぬのですね。

 Xacti DMX-CA65の開発者に,フィールド・ワークの生態屋として心から感謝です。

 
メイン・タンク・ブロー! アップ・トリム30°  浮上!


 いつまで経っても,子供ですな。楽しいったりゃありゃしない。また,何か撮れたらアップします。





地球の危機
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B000XIIB9G



「原潜シービュー号〜海底科学作戦」の原案となった,古典的潜水艦SF。TVシリーズ化された方は,今考えると,わざわざ「原潜」と着けて,原題に「原潜」なんてのが入っていなかった「スティングレイ」と同じく,原発政策を進めようという電力会社が,戦略的に原子力の平和利用アピールに使ったのかなぁ。○○大作戦のタイトルは,スパイ大作戦〜MIからで,Star Trekも日本放映時,「宇宙大作戦」でしたものね。
 そして,今時の「24」と同じく,余計なものを作った御陰で,毎回トラブルに巻き込まれる群像劇。CTUもシービュー号も,作らなければ,トラブルに巻き込まれることもなかったのにという意味では,アメリカのこの手の番組はずっと同じことの繰り返しかも。
 ああ,でも,フライングサブは,間違いなくスカイ・ダイバーのご先祖様だ。流石に水中から発進できるジェット機とか潜水艦空母というアイディアは,余り戦略的に意味がないのか,コストに見合わないのか,現物は無さそうですね。
再来 ! 謎の円盤UFO 初回限定版
/ SEGA
ISBN : B00078WK0S



秘密探偵JA (1)
望月 三起也 / / ホーム社
ISBN : 483427151X



 J機関と呼ばれる裏で日本と世界の平和を守る秘密組織の旗艦がシー・アルプス号という,水中から30秒でジェット機を3機飛ばす能力のある潜水艦空母でした。恐らく当時のOO7の第一次ブームを受け,北極の氷をぶち抜き悪者を追い詰める主人公の登場の仕方など,その時代にあってかなりスペクタクルな,スパイ・アクション・コミックでした。
 世界平和のために戦う秘密機関などというものは誰もロマンを感じてくれないであろう現代にあっては,サンダーバードやスパイ・キッズのような子供向けは別にして,このままのフォーマットでは映画化などしても使えないでしょうけれど,あのころからコミックは,資本のない日本にあって,ハリウッドに対抗できる唯一の表現手法としての可能性を見せていたんだなぁ(みつを風)。

 おっと,時代はくだりますが,潜水艦の操船についてだけでも,これほど興奮したコミックは,他にはないでしょう。
沈黙の艦隊 (1) (講談社漫画文庫)
かわぐち かいじ / / 講談社



 残念ながら,生物調査船ではなく,国家の行く末を変えてしまうほどのバトルシップでしたが。

 そういうのって,日本には無いなぁ。海外のTVドラマでは秀作があって,邦題「エンデバー号の冒険」“Barr Reef”。古びた帆船ですが,内部は最新のコンピュータシステムで電脳化された海洋調査船。主人公たちがスキューバダイビング装束で乗り込む「ミニサブ」は,メカながら名脇役でした。
 今,不幸なことに捕鯨で揉めているオーストラリアにも,日本の水産学部関係者にも,このタイトル曲と「クストーのドキュメンタリーフィルム」シリーズのタイトル曲が流れると,今でも,血が熱くなる方はおいでにならないかな。私そうなんだけど。
 高濃度水銀汚染肉が含まれる鯨肉消費の復活に関わる,利権がらみの調査捕鯨の戦略の無さに加えて,在豪州中国関係者の思惑と白豪主義の復活,牛肉の輸出国としての立場,南極の資源を巡る水面下の闘争など,捩れまくっておりますが,あのTVドラマを作ってくれたことを感謝した少年期を送った私には辛いものがあります。

 まぁ,個人としてはずっと「白い潜水艦」に乗っていられるわけでも無し,イルカと戯れて生きていけるわけでもないのですが,それが真実じゃないという意味でもないのです。

 今,そろそろネタが尽きそうな?「もやしもん」の原作者が目の前に居たら,そっと分析結果が出そうな某海底の細菌の話を吹き込むのですがね。変なつての多い樹教授にミニサブ借りてもらって,ただやす君海へ。
 長谷川嬢のダイビングスーツ姿が見られるぞ。行政にタイアップを図るか,オタク一杯,溢れて村おこし。。。。無理か。

I live in a White submarine 〜ミニミニ潜水艦による渓流探査_b0060239_20582115.jpg

Commented by kyoko_fiddler at 2008-01-29 22:59
ををを、さ、寒いっ! と思わず潜水時に思ってしまいました。
たのしー(^^)
Commented by yutakarlson at 2008-01-30 11:37 x
ピザテンフォーのyutakarlsonです。反捕鯨に関して水産庁の人などが説明した動画などがYouTubeに掲載されています。しかし、この問題にはもっと大きくて、深い背景があると思います。その背景に関して、ここでは短いコメントしかできませんので、私のブログで解説しました。是非ご覧になってください。
Commented by kojiro-net at 2008-01-30 20:00
動画撮れる防水コンデジは、防水ビデオでもあるわけですね!
こりゃ面白い!
Commented by jinsei-rarara at 2008-01-30 20:23
うはー
えびさんの横歩き面白いですねー
Commented by complex_cat at 2008-01-30 23:58
kyoko_fiddlerさん,有り難うございます。後で画像を見ながら,そういう臨場感を楽しんでしまいました。
Commented by complex_cat at 2008-01-31 00:00
yutakarlsonさん,捕鯨繋がりでコメントいただいたようですね。
力作のエントリー拝見しました。コメントのご返事そちらに書いたのですが,キャンセルされましたでしょうか?
Commented by complex_cat at 2008-01-31 00:02
kojiro-netさん,この防水型MP3ムービーカメラはかなりユニークです。スティル画撮影は付加的な機能みたいです。通常ハウジングに入れて使うコンデジと違って,水中ステレオマイクの音がかなり臨場感に溢れていて,楽しいです。
Commented by complex_cat at 2008-01-31 00:03
jinsei-rararaさん,見入ってしまいますね。とても小さな海老さんです。
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by complex_cat | 2008-01-29 20:59 | My Tool | Trackback | Comments(8)

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