Tokina α用単焦点試し撮り

Distagon 18mmはなかなか手に入らない。値段は跳ね上がったままですし。EOSでヤシコン18mmクラスを使うよりも，このレンズが目を引きました。　ズーム全盛時代ですが，αシステムについては，レンズシステムの薄さは致し方なく，旧MINOLTAの単焦点の多くはフォローされておらず，中古を探すしかありません。元々αの広角側でも，魚眼を除くと20mmが最も広角でした。私は，使える超広角の単焦点が欲しいかったので，この安価なレンズを使ってみようと思いました。このレンズはAPS-Cサイズ・デジとしては25mmをカバーします。
Sony α700, Tokina AT-X PRO AF 17 ASPHERICAL 17mm 1:3.5

Webでも滅多に画像を見ませんが，Nikon用のものはこちらに評があります。
　発色も，一昔前のレンズ専門メーカーの何か引っかかる発色ではなく，デジタルのAWBによる補正が効いているにしても，非常に素直なものです。
Tokina AT-X PRO AF 17 ASPHERICAL 17mm 1:3.5

自分で使って撮った見た感じ，悪く無いどころか，開放でこの描写なら，結構まとも。本来のフルサイズで使えば，相当強力なパースの画も撮れるでしょう。αSweet IIに着けて，フルサイズの画も撮ってみたくなりました。
Sony α700, Tokina AT-X PRO AF 17 ASPHERICAL 17mm 1:3.5

確かに今のズームレンズは高性能で，単焦点と遜色ない写りが楽しめます。風景などでのフレーミングには，ズームの自由度はありがたいのですが，小さく安い単焦点が使いやすい場面が多いことは，AFレンズシステムでも同じでしょう。
Tokina AT-X AF 17 ASPHERICAL 17mm 1:3.5

フィールドに持ち出してみます。
Sony α700, Tokina AT-X PRO AF 17 ASPHERICAL 17mm 1:3.5