サンパチェンス

企業体が園芸植物製品として宣伝するのは何も問題はない。どうやら開発元企業では,この植物がCO2固体量が多いからと云う話を大々的にやるつもりはないようで,ヒートアイランドでも強い花壇向けの花ということのよう。電波系マスコミの勇み足のようにも見えるが,まさか,株価を上げるべくというわけではなだろうが,変な話をやってしまっているのを小耳に挟んだのでエントリー。株価関連の書き込みがトップで検索(「サンバチェンス」と‘パ’を‘バ’に取り違えて入れるとヒットします)されるのを見ても,そういう世界にしか寄与しないだろう。「ケナフ問題」の時に,国やまともな自治体も学んだから,よほど落ち目で学習能力・情報収集能力がないセクション以外は,草本でCO2削減とか云いだしてもやばいのは分かっているだろう。当時ビリーバーは強力でしたが,今,ケナフの悪口をいっても,流石に反撃する人もいない。今は昔の物語になっちゃってる。ビリーバーを更に信じた善意の人たちもあきれているだろう。



草本の場合,短期的にCO2を光合成で固定しても,遺骸は何年も残らない。そうやって,ケナフによる温暖化対策のウソを教えてあげたら,収穫したケナフを全部炭にして持ってきた親父さんが居ました。本人たちが必死なのは分かるけど,その炭にするのに,又どのくらい燃料使ったかという話ですわ。
 森林をちゃんと保全する施策に比べれば,泡沫の夢だろう。何もやらないよりは良いかって? スミにしちゃった親父さんのお話と同じで,ちゃんとライフタイム・アセスメントして,製品としての本種の株を作って売るため,それを商品として流通させるため,その他諸々どのくらいのCO2が排出されているか,トータルで考えないと意味無いのよ〜。いい加減に分かってね〜。だから,他の草を植えるくらいなら,多少はましかどうか(本当はそれすら危うい)という論議なら成り立つけど,温暖化対策で,ばんばん北京とか東京の沿道に植えようとか,そういう引き合いを社長さんが待っているならば,意味が違ってくる。実際そんなことは無いと思う。まともな場所で話したら,嗤われるだけだよ。TV局とか大丈夫かもしれないけど。
 そもそも,短期的なCO2固定であれば,C4植物が一番効率が良くて,それは,コメやサトウキビなどの禾本科植物が該当する訳なのですが,そういうことも,わかんないで他の植物の○倍とか云う話をするのを聞いていて,腰を抜かした。
 夢の技術がある,それを使えば,問題は全部解決というのを必死で探しているのでしょうけど,そういう現場で戦っている人たちに対するちゃんとした取材をすれば,いかに都合の良い考え方か,何が間違っているのか,分かりそうなものなのですが。
 花は,そのまま愛でましょう。白いタイプなど,庭に植えて良いなと思いました。私は,園芸の才能は皆無ですがこの方のものなど見事です。お客さんなどは,喜ばれるだろう。我が家は,ほとんど,香辛料,食材と野草しか生き残っていませんが,たまには花も欲しいものです。
 画像なしのエントリーはアップしたことがないので,後付ですが,画はそのうち追加します。
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by complex_cat | 2008-04-03 13:29 | Oracle of Cat King | Trackback | Comments(0)

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