謎の指令
2008年 05月 13日
なんやら,長男の謎かけが,テーブルの上に置いてありました。dojouさんからいただいたデジカメは,子供たち専用にしてあるのですが,それに何かが写っているということね。なんだろう。
推理ものは好きだぜ。コミックの話をすれば,悪いが金田一君もコナン君も目じゃない。前者は横溝テイストが私にはウザイ。横溝さんが東洋のJohn Dickson Carrと言われたけど,同じように作品世界に教養をあんまり感じないのよ。知り合いの女性にストーカー行為をした青年が,画に描いたようにあのコミックに填っていて,なるほどねって,幼さを暴露した感じがしたのも確かです。
コナン君は子供向けだから,あれはそれなりのニッチェで私が同行言う世界じゃないけど,おっさん眠らせてマイクで話して,毎回ばれないという荒い設定世界が,緻密な推理世界を作ろうという努力と合わないのよ。駄目なおじさん探偵を隠れ蓑にするところは,往年の竜の子アニメ,「破裏拳ポリマー」を思い出してしまう(あれ,新シリーズOVAまで出てる。人気あるんだな〜)。
破裏拳ポリマー DVD-BOX
/ パイオニアLDC
ISBN : B00005HM51
大人は面倒くさいって? いや,こちとら あかね書房の少年少女世界推理文学全集で,育った口だから,推理ものとして決定的に物足りないのですよ。
好みもあるでしょうけど,現代の推理コミックとなれば,加藤 元浩氏の三部作で決まりだ! 作品世界の幅や,トリックの仕掛けなど,圧倒的です。オカルトエッセンスや荒唐無稽なだけでは,世界は広くならない。
Q.E.D.-証明終了- 29 (29) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩 / / 講談社
ISBN : 4063711315
ロケットマン 10 (10) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩 / / 講談社
C.M.B.森羅博物館の事件目録 7 (7) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩 / / 講談社
前のログでも書きましたが,長男は,今年度になってから明るいのです。夜魘されて叫んだりしなくなりました。相当なプレッシャーと戦っていたようです。
ジャイアンっぽい女の子につけねらわれていた次男も,とりあえず,向こうの親御さんに彼女のしていたことが伝わって,それから,本人にもちゃんと謝って貰ったようです。実は,次男が注意を聞かずに髪の毛を引っ張ったなど,彼のせいにしようとしていのがばれて,向こうのお母さんは二度びっくり。あ,でも,先生には嘘つけなかったところは,本当に悪い子では無さそう。というか,幼さにこちらの気持ちが救われる。
彼女に謝って貰って,あまりに素直な次男はもう虐められないと思ってその日は嬉しくてテンション上がった状態で帰宅したようですが,しばらく様子見。次男への虐め方や他の子との衝突の状況を効いていると,かなりSOSを出しているのだと思いました。相手のお母さんと電話でお話して,ともかくお嬢さんの話をよく聞いてあげて下さいね。彼女は,かなりピンチなんだと伝えたけれど,とりあえず,お話の出来るお母さんでホットして,思わず,いろいろ連絡していただいたお礼を申し上げました。仲良くなれたらいいのですが。小学校中学年は一番微妙な年代で(なんて言えば全部微妙な世代だけど),ここをしくると,後は,簡単でなくなると思います。
まぁ,何があっても,今のところはテンションの高い兄ちゃんと弟が彼の心を守ってくれるでしょう。
というわけで,今日は,いつも通り,この絵を見て3人で大騒ぎ,馬鹿笑いしながら息子たちは眠ったんだろうなぁと推理。
いや照れるなぁ。
私は ぼのぼの幽霊風美男子。