猫の目アングル
2004年 11月 09日

旧Complex Catで末弟となった経緯をご報告したチコは,我が家の三男坊AKIRAと一緒に育てられました。同じ猫皿の餌を食べ(叱っても叱ってもシーバをよくカリカリやってました),同じベッドを共にしたAKIRAは,チコと目で会話が出来ます。
家の中では腹が減ったときと眠いとき以外はともて素っ気ないチコも,何故か外に出るとべたべたに家族につきまといます。これは何でだろうと観察していると,外界に適応するために兄弟と巣穴の廻りを遊び回る,そのような成長段階に特有の行動のように見えます。去勢で幼児性の属性が維持されて,私ー親,AKIRAー兄弟と疑似家族関係の中にいるのかも知れません。まぁ疑似家族ですが,家族も同様なので,チコの認識で正しいのですけど。一緒に,虫を捕ったりしたがりますし,こちらが移動する場所移動する場所に鳴きながら着いてきますし,自分の行きたいところに先導しようとします。
ただでさえ比較行動学上,非常に難しい問題をはらむペットの行動学で,この部分の行動解析を行った仕事はあまりありませんね。かなり経験を積んだ研究者でないと,この手のテーマは空中分解する危険性がありますけど。
画像は親戚に配りまくったもので,「長靴の貴公子」とAKIRAが呼ばれる所以です。幼児には長靴は履きやすく,それこそ万能靴ですね。
デジカメは比較的安いモデルでも,二眼レフのようにローアングルで像の確認が出来るのは,メリットですね。子供や猫をカメラで追うのに都合の良い場合が多いです。
ちなみにAKIRAのTシャツにあるプラレールの宣伝をしようと云うわけではありません。話の逸れついでに,あの精密感のないレールのつなぎも合わせて,苦言を書いちゃいます。
あの造型は,海外の木製等機関車トイのそれに比べて,日本の子供のデザイン感覚にプラスになっていると思えないと私は評価しているのです。息子三人とも引き継がれて愛用しており,丈夫で壊れない,まま良いトイだと思いますが,プラレールの造型をもう少し工夫すれば,日本の自動車のデザインも,もう少しましになっているのではと,そこまで思います。
同じような理由でトミカについても一言ありますが,また別の機会に。

画像を追加しました。こちらは,尻尾を上げて,「僕はここにいるよ,着いてくるよね!」と信号を送っているチコとその後を着いてくるAkiraです。上の画像でも,チコの尻尾がAkiraにくっついていて,ボディタッチでメッセージを送ってます。「いつもいっしょ」
MINOLTA A1, GT 2.8-3.5/7.2-50.8(28-200)
A1は,拡大表示にしてDVF(デジタルビューファインダー)でマニュアルフォーカスが出来るという機能を喧伝しておりましたが,こいつよりも数倍情報量が多い(92万画素)DVFを持つA2でも,マニュアルフォーカスは今一歩と云うところです。でも結構MFを試したりしております。被写体によっては全く歯が立ちませんが,マクロ撮影などでMFを試す気にはなる機種なのです。

