猫ほどの男がいればねぇ・・・
2008年 07月 19日
一応,目利きをして,新鮮なハガツオなど,用意した。
刺身をとった残りの部分を焼き物にしたのだが,それがもの凄く美味しくて,ライスペーパーの具としても最高だった。半分は公陳丸とチコが食べた
お昼は,ココナッツミルクのチキン・カレーを使ったスパゲッティ。バジルなど,ちょっと合わないかと入れたが結構好評。写真撮り忘れ。
これ以上焼くとパン屋になってしまう。N君もしっかり食べてくれた。彼は前回,お土産にと渡した分のベーグルが忘れられないと,嬉しいことを言ってくれた。どんな料理でも,そんなに難しいものを作らなくても,普通にちゃんと作って,作りたてを食べられるならば美味しいものだ。ただ,今回は,ワイフが海外から取り寄せた「天然酵母」を使った。
通常酵母は,化学物質などを管理された工場プラントで培養される。培養時における窒素やリンの添加物は,食品から直接酵母菌に供給されるわけではなく,化学プラントで処理,生成されたもので,こいつがくせ者だと云うことになっているようだが,「天然酵母」なんて定義が曖昧のトンデモ,違いなんか無いと言い切る方々もおいで。
それでも,天然酵母パンは,美味ということで広がりを見せた。自然食品原理主義の方の中には,今の工場で作られる方のパンは,冗談抜きでウンコみたいなもの,「ウンコパン」だと,もの凄いことを言う郡司 篤孝氏などもいる。
男の子らしくN君はウンコパンを作った。Aさんが,男の子ですねぇ。と笑っていた。このウンコパンは,勿論最高に美味しいウンコパンです。
ワイフは,今回のベーグルは,冷えた後に残る変な匂いが皆無だと寸評。それは,私も感じましたが,非天然酵母に起因するものかどうかは分かりません。
ともかく美味しいのが沢山出来て,皆夕食前にばくばく食べてくれた。設宴担当としてはとても嬉しい。
安全な食品1000種―これだけは知っておきたい
郡司 篤孝 / / ナショナル出版
ISBN : 4930703026
追記ー最近トンデモ追求系のテキストが増えたけれど,旧日本軍の天才科学者が,古代カタカナム文字解読により,アメリカが原爆投下後の対抗策として既に原爆投下を予見して,その対抗策として放射能除去装置を作ろうとして,その結果間違って作ってしまったという(あ,寝ないでね。話に付いてきてます? そこのあなた?),壮大なトンデモ世界の「電子水」を用いたパンを,その本部営業所で食べたことがある。
私の最初の武術師匠は,武技の技は達人級であったが,そっち系の危うい世界を綱渡りしていて,長○○雄後援会や山○組のトップの治療師としてそれなりに売り出し中であった。そして私の通っていたその師の道場は,とある雑居ビルの奥深く,電子水からピラミッドパワー特別室,サイババのビブーティまでが並べられ,およそトンデモ免疫をつけるにはある意味,最高の道場であった。後年,私がそういったものを一つ一つ検証するまでもなく,トンデモと決着をつけるには十分な原体験となった。もちろん,道場の朱雀の方向には,あの碍子がどっかんと取り付けられた「電子水」発生装置が鎮座ましましていたのであった。そして,私の当時のバイトといえば,カイロプラクティックの英文テキストの和訳なんちゅうものであって,私があっちの世界に引きずり込まれないようにバランスを保てたのは,武術と生態学と当時の愛猫と,そして結構強烈な失恋の御陰だったかも知れない。いや,普通,行かないか。
追記ーそれと瞑想トレーニーングをくみあわせた日には,あっちの人になっちゃってもおかしくなかった。20人に一人ぐらいは,瞑想中変な動きが出てきて、自分は神に近い,特殊な納涼があると言い出すのが居たりする。禅で言うところの一種の魔境だが,出会ったことの無いストレスからの回避により,脳が幻想を見せたりすることの結果だと思う。一度その道筋ができると,夜間森をうろついたりするストレスに出会ってもいろいろな物を見たりする。
我が師の名誉のために書くと,そういった輩はすぐに見抜いて後ろからひっぱたいていた。師はリアリティの明確な武技を使う人だったので,こういう部分、バランス間隔に優れていて、禅宗のシステムをちゃんと導入していたが、そういうケアをせずに素人集団で瞑想組ませていたオウムなど噴飯物の所行だと私は思っている。もちろん弟子ながら、危ういなぁと思ったことは彼の実験には随分あったが、そのおかげで知見が広がったことも確かだった。私が経験した魔境は,目の前で大地が割れるというものだった。勿論ドラッグなどなしで脳はそういう演出をする。そのことに何か真実があると思い込ませるのが,危ない新興宗教の常套手段で、通常は,そういった「神秘体験」はすぐに忘れるように真っ当なグルなら指導する。
さて,ちなみに,その電子水で捏ねたパンは,少し危ないことを書けば,何を食っても美味いと云われる当時の大食いの私にあっては多少差し引く必要はあるものの,やっぱり,口当たりよく強烈に美味しい部類のパンだったのだが,当時の私はパンなど焼けないから,電子水を貰っても普通の水との違いなど検証のしようもなかった。恐らく,今パンを作って遊んでいる感を持って考えるに,べらぼうに砂糖を入れて,べらぼうに発酵を進めて膨らませていたことだけは想像できる。口当たりの良いパンを作るのはそんなに難しくないのだ。
何にしろ,水を売るにもパンを焼く,その辺りの周到さは見事だと思う。恐らくフルスペックの「電子水」創生ストーリーを聞かされて知っている人は,あんまり居ないのじゃないかな。師の要望で,そこの営業の大将を車で300km以上乗っけて送ることになったこともあって,フリーメーソンや山田長政まで絡む,明治時代の日本のSF竹内文書もかくやというほどの壮大なSFであった。彼らは,そういったストーリーは,相当楽しんで一生懸命作っていると思う。底の浅い催眠商法などと比べると,本気になるとはこういうことなんだと実感する。
あの毒を知っていると,野本氏すら小物に見える。要はその手のリーグの方は,世の中,しかも上の方に沢山おいでであると云うことである。
「猫に匹敵するような良い男は,滅多にいない,居れば直ぐに一緒になっているだろう」の意。
Aさんは,彼氏(直接お会いしたことはないけど,もの凄くいい男だと思う)のことでいろいろ感じることがある模様。この台詞を語った二人の女性は,二人とも確かに猫好きだが,これは猫好き女性に限ったわけではない真理のつもりで,彼女たちが語ったことを理解いただけるだろうか。
確かに公陳丸やチコみたいな人間の男性がいたら,彼らはきっと女性からモテモテだろう。その辺り,私も含めて人類の男は深く反省しよう。
チコの首を抱きながら,Aさんが言った。「良い匂いがする。」
珍しく,第三者にハグされるのをチコは許した。やはり,タイトルの通りなのだと思った。
夜中にもかかわらずベーグルが食べたくなってしまいました。
自分たちが作ったものを頂く…とても普通で大事な事ですね。
チコちゃん、美女のハグにまんざらでもない様子ですこと。
チコは,妙にツボにはまるというか,お酒飲んでいたらお客さんのところにやってきて挨拶してくれました。
この、うんこでパンを作るととてもよく膨らむし、独特のパン酵母くささがなくなってゆきます。
顆粒で使う、酵母には匂いの原因になる何かが入っているかも。
でも確かにうんこだと思う。
酵母のウンコ,一種のバイオフィルムみたいなものだろうか。水溶液中の単一コロニーを形成させる培地として,グレープジュース培地は使えるのね。イースト・フードがくせ者というのは,多分正しいのだろうね。
Aさんは,森伊蔵と魔王の二本の一升瓶,送った日に一挙に飲み尽くす貴君の酒の相手になる,数少ない女性だと思う。こっちに遊びに来て貰える機会が有れば,一緒に飲もう。
件のお父さんも娘さんも,そういう会話が普通に出来ていれば,あのような悲劇など無縁だったでしょうに。お父さんが大嫌いで不可思議な「生き物」になっちゃったんでしょうかね。
親を自分と同じ,弱さも好きなものへの思いも同じように持っているただの人間だと理解してそのまま愛せるようになる,そのことがある意味,親を卒業する絶対条件だと思います。
ややオカルトっぽい話もネットでは出回ってますが,彼女は,親を卒業し損ねちゃったのか,真実は分かりませんが。
ウンチは我が家では使わないなぁ。ウンチ酒,また飲ませてね。
確かに聡明な女性で、このようなニュアンスのコトバを言うひとがいますね。(しかも似合っている)
それに対して、バカな人間の男(私)は、かわいい雌猫を見かけるたびに「自分がもし猫だったらこんなコをお嫁さんにしたい、、、」なんて、くだらないことしか言えません。深く反省します。
>「良い匂いがする。」
猫って、住んでいる(飼われている)家によって「におい」が違いますよね。
以前、我家に迷い込んできた猫(首輪付)のにおいをかいだら、どこかで嗅いだようなにおいが、、、
で、記憶をたどっていくと、数年前によく遊びに来ていた近所の家の猫とにおいが似ている。
うーむ、と思ってたずねてみたらビンゴ!でした。それ以来、猫を抱けるチャンスがあると必ずにおいを嗅ぐ癖がついてしまいました。
面白いのは「その家の匂い」と「そこの猫の匂い」が似ているわけではないということです。なのに、同じ家で数匹飼われている場合、その猫たちは似ている匂いがするのですよ。単純に家の匂いが毛に染み付いているのではなさそう、、、
(まぁ匂いも混ざるとまったく別の匂いになるといいますが)
>確かに聡明な女性で、このようなニュアンスのコトバを言うひとがいますね。(しかも似合っている)
ご賛同有り難うございます。良い女性との付き合いをされておられますね。
嗅覚の凄すぎるお話。特殊技能ですね。調香師とか・・・ひょっとして,前世は猫だったのじゃぁ・・・さぞかし猫のままだったらおもてになったのかと思いまして・・・
私も,人の個体識別にはかすかな体臭を使っておりまして余り外れません。それと前世,ヨーロッパの貴族とかじゃなくて,そもそも人間だった気がしてません。
オーラの番組がギャグとしても面白くないのも,あの笑みを浮かべた太ったおじさんの想像力が平凡すぎるので。
私も過去、猫と暮らしていた時期がありましたが、その時はまったく気がつきませんでした。
*自分の体臭に気付き難いのと同様で、一緒に暮らしている猫の匂いには比較的鈍感になる筈です。
子供の頃、親戚の家に数日間連泊したときに、そこの猫と一緒に寝るチャンスを得まして、その時「あっ違う!」と感じてから興味を持って、いろいろリサーチしてみたのです。
その結果、
1)「猫は住む家により、固有の匂いになる」
2)「ただし、猫の匂いと住宅の匂いは似ていない」
3)「同一家庭で複数の猫がいる場合、猫達の匂いは似ている」
という結論がでました。
これは私が発見(大げさ!)して以来、従兄弟の間では当たり前の事として通っています。(猫のいる家庭にお邪魔すると猫のにおいを嗅ぐという変な一族)
ただ、(3)については、生活環境や食生活の影響もありそうなので、「刺身を食べ、野原を駆け巡る、公陳丸/チコ組」と「キャットフード以外はあまり食べず、室内生活の、ユッチ/ナッチ組」で嗅ぎ比べてみたいと思っています。
(猫ちゃんたちの)敬称略
確認してみます。
ものすごくワイフと受けてます。
多分食べ物によるのでしょうけど,もう一つ,匂いで一つの家の一群がにて来るというのは,疑似家族として折り合いをつけるのに寄与しているかも知れませんね。
以前、我が家の猫達を無理やり捕まえてニオイをクンクン嗅ぐおじいさんがいました。(近所からの苦情があるので昼間は庭にリードでつないでいます。)夕方になるとウチにやってきて猫のニオイを嗅ぎ、何故か我が家の庭に水撒きをしていくおじいさんでした。(見ず知らずのおじいさん。笑)自分の家の猫とニオイ比べをしていたんですね~♪
天然酵母の酵母作りが面倒でドライ・イーストを使用しています。ドライ・イーストとジュースを使って美味しいパンが焼けるんですね。分量は適当でいいのかな?ジュースを買って来よう!やってみます!楽しみ~♪