只の日記
2008年 08月 25日
帰宅すると,全員が大嫌いな獣医さんの匂いをまき散らして,いつもは寛容なチコからも,いつも外から帰ってくるとナッチが威嚇している実の妹のユッチからもシャー,ハーを食らって,ちょっと堪えたみたい。公陳丸は流石に紳士なので,余り怒らなかった模様。
SONY α700, E. Ludwig Meritar 1:2.9/50
シェルは,フォトジェニックな被写体なので,そのうちちゃんと撮影したい。
人様に,愚息達の宿題を手伝って貰っている間に,ワイフと夕飯を作る。彼女はご飯と肉じゃがその他,私が大量のニョッキ(強力粉を足してジャガイモはいつもどおり,ナチュラルチーズを大目)とトマトベースのカレー・ソース。なんだか変な組み合わせだけれど,とりあえず満足して貰えた。御陰で,今年は随分楽をこいた。
SONY α700, E. Ludwig Meritar 1:2.9/50
低照度では,α700の高感度でのノイズ処理や質感再現性の出来がいまいちと云うこともあって,特に描写がどうのこうのという話にはならないけど。昼間の屋外で試したい。
SONY α700, E. Ludwig Meritar 1:2.9/50
個人的にはα700の満足度は高い方だと思う。ライブビューはローアングルで便利だと思うけれど,無ければ無いで良いかと思う。ただ,一応ISO6400まで付いていながら,低照度時の高感度ノイズは二世代前のEOS Kiss Nと比べても誇れたものではなく,4/3ほど酷くないにしてもこの辺りはかなり頑張らないと駄目だろう。実質的に使えるなと思うのはISO400までで,モノクロにして一昔前のTry X的な画を楽しむには良いけれど,デジタルの使い方としては少々情けない。カメラ誌でも,「液晶モニターが美しい」とか,「ダイナミックレンジオプチマイザーの使い勝手」など,本質的な画質性能とは無縁なところばかり褒めているが,残念ながら,基本性能的には,他社を凌駕する部分はほとんどないから致し方ないのだろう。確かにファインダーや操作感,インターフェイスなどはそれぞれ良くできていて,このモデルから他社のモデルに変わると苛々する人もいるというのも分かる。質感描写も,ノイズフィルターのチューニングを頑張りすぎて,最新機のα350/300などに比べるとイマイチだという方もお出でだ。あえて否定はしない。屋外で使うには,夕暮れ時の森林などを除き,特に破綻が生じるようなレベルの画質ではないし。
もちろん,低照度でなければ,各種レビューの数値データ通り,高感度ノイズは気にならず,かなり良いのだけれど。この辺りは,2Gを越えると噂されるαシステムのフルサイズ機において改善されていると良いのだけれど,あのメーカーなので,高画素子といった部分に力を入れざるを得ないだろう。低照度時での高感度ノイズがパラメトリックにカタログで扱われるようなことはないから。