奇跡の猫族4
2008年 09月 02日
本日はネタがないので、久しぶりの「奇跡の猫族」ニュース。
■有名な図書館猫Library Catsの話。図書館ネコ「デューイ」Deweyの伝記、125万ドルで出版契約。
デューイはスペンサー公共図書館の正式なスタッフとして,「人々のストレスを癒す」「利用者の送迎」「図書館主催催しに参加」「全米および世界規模広報活動」など8つの職務を担当。2006/11永眠した。
追記すると,この話を見て地域猫的な利用を考えている人もお出でのようだし,つぶれかけた東京都のどっかの図書館などのてこ入れに猫頼みみたいな話が本当に出てきそうなのだが,お祭り化して肝心なところは進まないのと,猫を図書館周辺に捨てに来る人が頻発すると考えています。現状,地域猫個体群は必死に里親と避妊を進める努力があっても平行状態に達しません。また本書で日本のTVクルーがどれくらい身勝手な価値観で,図書館側とデューイに取材して日本の幼い動物馬鹿番組の伝統通りの幼い稚拙な画を撮ろうとして迷惑をかけていったか,その恥さらしと日本のマスコミの酷さが,淡々と書かれていることも追記しておきます。
■4つの耳を持つ猫,ヨーダ Yoda。可愛いけれど,欧米圏では風貌が悪魔的にもみえるので騒ぎになったみたいです。ちょっとSFチックな宇宙猫みたいに見えます。
ダーティペアの大帝国 (ダーティペア・シリーズ 7)
高千穂 遙 / / 早川書房
■ドイツの飼いネコ、浴槽の下に7週間閉じ込められるも「生還」。
ロイターのオリジナルが見つかったらそっちを貼ります。日本のニュースサイトのエントリはすぐに消される。どうしようもない。
水だけで,だと思うけれど,よく生きていたし,救出後,飼い主があきらめなかったのにはあっぱれ。
チコは,事故で人の家のガレージに閉じ込められて三日がんばった。
■猫にラジオを聞かせていた夫婦、著作権侵害として罰則金を要求されたそうです。オリジナルはこっち。
どうやら,猫は,営業目的とした不特定多数のオーディエンス扱いとなったようです。
■ノネコとの競合と闘争による猫エイズの蔓延,森林伐採リゾート開発,度重なるロード・キル,それでも絶滅せずに残っている奇跡のRDBイリオモテヤマネコ。
伊沢さんがテレメつけて追跡しているグーグーも車にはねられて,墜ちた。
大島由美子の件の作品からの命名。土木工事製品であるエコロードの山猫による利用は,やはり難しいもよう。
英文元。
私が観察、撮影していたこの子の子孫も,息災だとは残念ながら思えない。人や人の経済活動との共存は難しい。
■最後にシロクマ並みに巨大な,ライオンとトラのハイブリッド。ライガー。人工交配で、飼育個体なのもあって、ややメタボ体形。ペット的な穏やかな表情。
やっぱり猫ぐらいの大きさで良いや。
グーグーだって猫である(4)
大島 弓子 / / 角川グループパブリッシング
ISBN : 4048541862
しかし,ニュース系は特に国内ではすぐにリング先が消滅するな。
グーグーだって猫である・・ 今度、小泉今日子さんで映画化と聞きましたよ。
その映画,私も興味があります。