α700〜希望改良点
2008年 09月 11日

SONY α700, MINOLTA α AF MACRO 100mm 1:2.8 (ISO400)
クリックすると,丁度等倍トリミング画像となります。

二世代前のKissデジN/XがISO800までと感じていたのに比べると,若干残念なところですがプリント出力ではモニタで見るほどは感じません。色の分離感,「抜け」についてももEOS系に比べて今一なのですが,単体で見た限りにおいては,瑕疵があると感じる描写ではありません。十分な光量下での撮影ならば,等倍画像で見て,ああ,と思うような差です。
SONY α700, MINOLTA α AF MACRO 100mm 1:2.8 (ISO1600)
クリックすると,丁度等倍トリミング画像となります。

SONY α700, MINOLTA α AF MACRO 100mm 1:2.8 (ISO1600)
ルリシジミの仲間と云うことは分かりますが,これ以上は,私には捕まえないと分かりません。

この辺りはαシステムの進化としては,少々後回しになってきそうなので,とりあえず,書いておきます。この高感度で撮れるだけでなく,素の性能として,もう少しノイズが乗らない方向に進化して貰えれば,もっと嬉しいのですが。
SONY α700, MINOLTA α AF MACRO 100mm 1:2.8 (ISO6400)
他は,中央部のクロスセンサーがピンポイントになっていないので,草の向こうのチコを狙ったりするとフォーカスがずれやすいということがあるようですが,この瑕疵については改良が進んでいると思います。
以上,マイナーチェンジでこのあたりは,メーカーも詰めてくるかなと思います。このメーカーのジレンマは,銀塩カメラの価値観,資産を生かすと,ペンタプリズムが必要になるのでこのメーカーお得意のクイックタイム・ライブ・ビューが使えない,ビデオメーカーお得意のライブ・ビューやHD動画を使えるようとすると,根本的にファインダーシステムと干渉しない他のメーカーと同じライブビューをやらざるを得なくなる,というところかと思います。
現状,SONYについては,ミラー式のファインダーで割り切れるエントリーモデルでしか,ライブビューはやらず,上級機には搭載しないという流れでしょうね。実際,ビデオカメラが壊れたので,一眼レフの動画機構にちょっと興味が出てきました。子供の運動会などで,二台持って行くのは面倒な気もするので。

